これは既定の事実である。
だから、宗教指導者であるハメネイ氏は、安倍さんに会ったのだ。
トランプ氏もそのことをここで吐露している。
トランプ氏、安倍氏のイラン訪問の舞台裏を明かす「イランが米国との取引きについて安倍氏にアプローチ」
飯塚真紀子 | 在米ジャーナリスト
6/24(月) 15:17 Yahooニュースより
安倍首相は結果的にイランとアメリカに振り回されてしまったのか?(写真:つのだよしお/アフロ)
先日のイラン訪問の際、緊張関係が続くアメリカとイランの“仲介役”として、トランプ氏のメッセージを伝えたという安倍首相。 安倍首相がトランプ氏のメッセージをイラン側に伝えるまでにはどんな過程があったのか?
トランプ氏はNBCテレビの政治番組「ミート・ザ・プレス」 (米国時間6月23日放送)で司会を務めるチャック・トッド氏のインタビューを受けたが、下記の未編集インタビュー動画の中で、その過程について触れている。なお、そのくだりはテレビで実際に放送された映像では削除されている。
イランは何を目的に、安倍さんを招待したのか?
日本の今現在の姿勢を知ることと、トランプと仲が良い安倍さんの
口から、トランプの考え方を聞くのが目的ではなかったか?
ハメネイ氏は「アメリカと交渉しない」と断言したが、口ではそういうが
ペルシャ商人である。 額面どうりではないだろう。
アメリカの「本気度」を計ったはずである。
そしてこうも言った「我々は、核兵器を持つ気は無い」と。
宗教的に「核兵器には反対」の立場であることを表明したのだ。
これまでイランは、十数回も国連視察団を受け入れてきた。
それでもアメリカは、核兵器開発を疑ってきた。
実際に核兵器を持ってしまった北朝鮮とは、明らかに態度が違う。
それは、イスラエルがいるからだ。
だから、絶対にイランに核兵器を持たせるわけにはいかない。
その為に、いろいろと難癖をつけてイランをけん制しているのだ。
今回、欧州や日本も、アメリカとは違う認識を出しているために
アメリカも攻撃に踏み切れないでいる。
だからトランプは「タンカーは自国で守れ」と、突き放してきた。
「タンカーを守ってほしかったら、協力しろ」と言いたいのだ。
この先、再度、タンカー攻撃がされれば、各国も対応せざるを得ない。
イランは、その状況を見極めようとしているのではないか?
タイミングを計っていると思われる。
状況によっては、参院選後に再度イラン訪問はありえるのか?
それともG20で、何らかの「裏取引」がなされるのか?
この一週間が山場かもしれない。
BY いいとこどり
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