事務局の登志雄書斎に面する北庭の岩陰に夏から秋にかけての風物詩のように、毎年、 みずひき(水引・水引草)
が姿を見せます。今年も綺麗なみずひきが……、と写真が届きました。
タデ科ミズヒキ属の多年生草本。 【夏から秋にかけ、細長い花序をのばし紅色の小花をまばらにつける。これを進物用につける水引に見立てたもの。白花のものを「銀水引」、紅白混じりのものを「御所水引」という】
(参考『広辞苑』)と出ています。
また、実(果実)も紅色の美しい色です。
水引草を詠んだ短歌を三首上げます。
金子 薫園
(『山河』)
風吹けば水引草のうちそよぐ垣根をもるゝ灯のながれかな
土屋 文明
(『自流泉』)
草の葉に風は吹かねどなよなよと紅ゆるる水引のはな
碇 弘毅
(『ちごゆり?B』1984)
真夏日の庭辺を占めて揺れやまずみづひき草もほの赤き花
(左が花で、右が実。実にくっついている白い舌のようなのは花柱。)
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2014年09月10日
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