事務局の前庭の 皇帝ダリア
が、ようやく開花したと写真が届きました。
威勢良く伸びていた皇帝ダリアですが、先頃接近した台風十八・十九号の余波で横倒しになり、傍の柿の木に結わえ直したところ勢いを挽回したとの事です。写真は柿の木に寄り添って咲いた皇帝ダリアの姿です。
皇帝ダリアは、キク科、ダリア属(テンジクボタン属)の多年草で、原産地はメキシコ〜中米ですね。メキシコから中央アメリカ、コロンビア、ボリビアに分布しています。高さは2〜6メートルにもなります。短日性で11月から12月ごろ、10〜15センチの大きなピンク色の花を咲かせます。
学名がDahlia imperialis 、英名がTree dahlia と言うこともあってか、木立ダリア、コダチダリア、帝王ダリア、ツリーダリア、インペリアルダリアなどの別名をもっています。
*因みに、「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者で、リンネの弟子・アンデシュ・ダール(Anders Dahl )にちなむものですね。(参考:『季節の花300』『Wikipedia』)
では、短歌を二首あげておきます。
碇 千奈美(『姫由理』2011)
ベランダの飼猫(ねこ)の視線に仰ぐ空皇帝ダリアの高々と咲く
碇 千奈美(『姫由理』2012)
冬空の高みに赤と紫の綾なす皇帝ダリア咲き初む
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posted by fanblog
2014年11月15日
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