それは主演の香取慎吾が事実無根の悪質なネットメディアを訪れた所、ニュースメディアの責任者(編集長)が、記事の責任はライターにあると言い逃れたのだ。
そして、今度はライターに会いに行くと、検索関連ワードで「ブス」「整形」と出ていたから書いただけ。俺が言ったんじゃなくて、皆がネットで書いている。ファクトチェックなんてしていない。一記事200円、仲介手数料とられて160円だからそんなことは出来ませんよと編集長もライターも記事への責任をとらなかった。
実はこの問題を『Abema』も昨年末に「取材を一切することないニュース記事」と問題視していた。
「主婦の方など、経験のないアマチュアが内職としてやっていることが多く、文章力や引用の仕方などで記事の質に差が出る。そのためか、とにかく“大反響”や“大炎上”といったフレーズをタイトルに使うといい、といった指示が(編集部)来ることもある」
「問題は、フェイクやヘイト、名誉毀損、あるいは著作権侵害などが含まれている記事だ。その場合、依頼し、掲載したメディアにも責任はあるが、一義的には執筆したライターが責任を問われることになる。そこを軽く見て努力をせず、間違えても謝ればいい、儲かればいい思っている人たちが多いと思う」
ということで、実際に「ライター募集」をネットで見てみると…
金額は明示されていないが、『ランサーズ』を見ると、確かに1,000円代の募集もある。さらに深堀すると、とあるネットメディアが一記事2,500円で募集をしていた。
確かに2,500円で取材をするライターがいるとは思えないが、取材源の秘匿を盾にすれば、執筆者も言い逃れが出来る。実際に、松本人志氏にTwitterで指摘されたネットメディアは、記事の訂正で逃げ切っている。
そんなことを『アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜』(テレビ東京)を見て思っていると、
『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)が「長瀬智也、ドラマ『俺の家の話』撮影中にプロレス技でADを負傷させていた」と題した記事を配信したが、
「こんなことあるわけない!!スタッフをリングにあげて技をかけることなんて絶対ない!そのために現場にガンプロやDDTからレスラーが何人も行ってるんだし。こんなウソの記事書いて誰が得するの?」(勝村周一朗氏)
「絶対にありえません。なぜなら長瀬さんが初めてやる技は必ず自分が最初に受けています。テストも必ずレスラーが技を受けています。そして本番はどのプロレスシーンもスタントなしで全部本人達が演じています」(渡瀬瑞基氏)
ネットニュースは、どのメディアが配信しているというよりも、誰が書いたかを見なければいけない時代になりそうだ。
PS:HIP HOP JOURNALさん、信頼していますからねw
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