アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、なんとなく聞いたことがある名作映画を実際に見ることも多いのですが、
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その18:スキャナーズ リストア版
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/540/0
前回はこれです。
アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群
このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。
4年くらいやってなかったんだなこの名作系列・・・
映画ジャンル自体の直接の前回は、
アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その17 パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件
https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/802/0
となります。
書いてて思い出したのですが、これアマプラじゃなくてWOWOWで録画したやつでした・・・
新ジャンル作るのも面倒なので、今回だけ番外編という感じで。
・サタデー・ナイト・フィーバー(原題:Saturday Night Fever) 1977
昔から名前とトラボルタが出てるということだけは知ってて、なんかダンスバトルするんでしょ?的な先入観がありました。
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アマプラだと400円支払う必要があるようです。
上のタイトル画像の、手書き文字のFeverのとこだけが消えたり出たりで点滅するような感じになっていて、ちょっとネオンサインぽかったな。
夜のディスコでは顔役のダンサーでモテモテなんだけど、家に帰ったら失業中の親父に頭が上がらず、母親も彼の現状をあんまり評価してなくて、ケンカしても後で母親にきっちり謝罪し、仕事はペンキ屋の販売員というトニー君(トラボルタ)が主人公です。
ダンスバトルでスポーツものっぽいのかなという先入観は、速攻で打ち砕かれました。
若者の鬱屈した感情とか、未来への不安とかそういう感じの路線だったとは・・・
グイグイ来る地元の同級生っぽい女の子(そこそこかわいいけど洗練されてはいない)がダンスのパートナーでしたが、地元のダンススタジオで見かけた都会的なステファニーに一目ぼれし、ガンガンアクションかけていくトニーだったが・・・という感じの話です。
ステファニーさんは地元の女の子とは違い、踊るときには新体操的なレオタードを着てるんですよね。
浅倉南とか、元ネタはこのへんから来てるかも。
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でも、口を開くと、マンハッタンにいる人間はここらの人間とは一味違うとか、オフィスで働いて肉体労働を見下す感じの発言が多く・・・
浅倉南にはそういう要素はなかったような気がします。タッチ多分全巻は読んでませんが。
今時だと意識高い系と言われるような害悪女が、割とステファニーさんに当てはまるような・・・
まあマイルドヤンキーのトニーさんが、意識高い系のステファニーさんに影響されて大人になる、みたいなストーリー仕立てになっていますが、今ならトニーさん地元を大事にしてそのままでいいじゃん、みたいな結論になりそうな気がします。
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ダンスバトルを期待してた私には、彼女を妊娠させてしまって中絶禁止のカトリックなので結婚しないといけないのかと悩む友人、トニーさんに相手にされなくてトニーさんが運転中に後部座席でトニーさんの友人にやらせる前出の地元の女の子、友人がやられたと勘違いして違うグループを襲撃するなど、そのへんのよくある青春映画的なあんまり頭のよくない事件が起こりまくります。
女の子は割と覚悟を決めてお付き合いなどする傾向がありますが、若い男は割とその辺考えてない、覚悟が決まってない、やりたいだけの比率が高いんですよね・・・
本当にすみませんでした。
で、モテモテだけどDTっぽいトニー君は、そういうしょうもない地元の連中に見切りをつけ、ステファニーさんと町を出ていくラストになるんですが・・・
個人的には明らかにアホだけど地元の女の子のほうにかわいげを感じてしまいました。
ステファニーさんにしても、なんか以前は全部金出してくれるオッサンと住んでた過去があったり・・・
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一応後悔はしてるようですが、有名人がオフィスに来てどうこう会話したとかの変な自慢が鼻につく感じとかもその辺のコンプレックスの裏返しなんですかね。
今見ると、あんまり同意できない部分がかなりあるような気がします。
あと、期待してたダンスバトル、あるにはあるんですが・・・
さんざん地元の女の子を泣かせながら稽古しまくったはずのステファニーさんとのコンビで出るのですが。
明らかに自分たちよりレベルが上のコンビがいて、地元びいきのみで自分たちに優勝が与えられ・・・
トニーさんはキレて賞品を全部そのコンビに渡して帰る、という結果になります。
地元民の癒着もまあ悪ではあるんでしょうけど・・・
なんかこう、ダサい地元は全部悪、みたいな極端な感じはあるような気がします。
これが70年代後半あたりの空気だったんでしょうかね。
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今はそれが裏返ってる感じもあります。
個人的に一番の衝撃だったのは・・・
タイトル曲のハッハッハッハッステインアライブってやつ、絶対黒人のファンクの人がやってるもんだと思って何十年も生きてきましたが・・・
白人のビージーズがやってました・・・
絶対に黒人のセンスだと思っていたものが、白人だったなんて・・・
私のセンスが大事故を起こしていました。
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ダンスバトルを過剰に期待せず、普通の青春若者風俗ものとして見れば、失望もしないし当時はこんな感じだったのかな、と楽しめると思います。
それなりに知られてる・聞いたことがあるタイトルには、それなりの理由があるんだなという感じです。
古い映画は、既に淘汰されて、ある程度良いものしか残っていないというのもあるんでしょうが・・・
どうしてもハズレ映画を掴みたくない、良いもの見ないと死ぬ、というときには、こういう名作リストから選ぶのもいいですね。
アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その9:極道大戦争 に続きます。
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