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    2024年04月07日

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その51 ロードハウス 孤独の街




    アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、特に名作映画でもなく、無料で見れる期間が終了するわけでもない映画群があるんですけど、そういうくくりが今までなかったので、アマゾンプライムビデオで見た映画群 ということでまとめてみます。

    個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その50 ニューオーダー
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/849/0

    前回はこれです。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。









    _1712317498485.JPG


    ・ロードハウス 孤独の街(原題:Road House) 2024


    s-_1712317498471.jpg









    予告編はこれです。







    原題そのままです。

    確かおすすめのところに出ていて、見てみることにしたんじゃなかったかな。

    最初は分かってませんでしたが、89年の同名映画のリメイクのようです。

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    今回の主人公はジェイク・ギレンホールがやってますが、前のやつの主人公は パトリック・スウェイジ だったんだ・・・

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その26 ドニー・ダーコ

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/357/0


    ここで書いたドニー・ダーコで、パトリック・スウェイジはインチキ宗教家役で、ジェイク・ギレンホールがドニー・ダーコ役でした。

    妙な縁がある二人なのかな・・・

    単に所属プロダクションとかマネージメントが同じ可能性もあるのか。


    あと見たことある感じなのは、敵の用心棒役の、コナー・マクレガーくらいだったような。

    ちょっとマンガチックな、死ぬような目に遭っても死なない人、という感じの ブラックエンジェルズ の松田刑事みたいなキャラクターでした。

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    松田のフィギュアらしいですけど、こんなカッコでしたっけ・・・?

    小学生くらいで読んでた気がするので、記憶があいまいではありますが・・・





    話としては・・・UFCのファイターだった男のところに、ライブハウス+バーみたいな店の女店主が、用心棒やってくれと頼みに来る、というものです。

    最初はバイカーの小物っぽいボスが店にイヤガラセに来ますが・・・

    元々いた男の従業員に戦い方を教えたりしながら、撃退していきます。

    最終的には、バイカーの小物っぽいボスを使ってたもっと悪い人との直接対決になって・・・という感じの話です。



    この話で個人的にはどうなんだと思ってしまう点がいくつかありまして・・・




    ・店主のおじのユーモア

    なんといいますか、アメリカンジョークの暗黒面といいますか・・・

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    全てが受け入れたくない感じのやつなんです。

    かわいげがないというか、突き抜け方が足りないというか・・・

    中途半端なんですよね。

    あんまり説明してもアレなので、これは見て確認してもらうしかないかも。







    ・バイカーの小物っぽいボスが主人公を車で轢き殺しに来る

    なんかこう、好敵手感が一切無いといいますか・・・

    明らかに実力的に負けてるんですよね。

    メインの敵ではないとはいえ・・・

    同じくらいの実力のある敵じゃないと、盛り上がらないと思うんですが。

    バイカーの小物っぽいボスで引っ張らないといけない理由があるんでしょうか?

    無駄なシークエンスを見させられている感が強かったです。

    全編が1時間14分で、バイカーの小物っぽいボスが死ぬまで50分弱かかります。

    対等じゃない(主人公の方が明らかに強い)状態が全体の3分の2くらいを占めているということになります。

    それがそのまま、今一つ盛り上がらない原因になってるんじゃないでしょうか。

    バイカーの小物っぽいボスは最終的にはワニに食われて死にますが・・・



    敵を間抜けな死に方でサゲても、主人公の価値は上がらないような気がしました。




    話の終わり方は、ちょっと七人の侍っぽかったような気がします。

    農民(店主)は敵を撃退でき、雇われた侍(用心棒)は用無しになって去る的な。

    侍は何人も死んだので、怪我しただけの用心棒の方がかなりマシな感はありますが。

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    おすすめ度(10点中):6

    何も考えずに見れば、もっと面白いのかもしれませんが、それを阻むものがかなりあったような気がします。

    無料だし、金返せ感まではないかな。

    でもジェイク・ギレンホール使ってこれか、というのはかなりあるような。

    最初は明かされてない、元UFCファイターとなってしまった原因、みたいなのも、大して印象に残らない、割とありがちな理由で、それ隠すようなこと?的な驚きがありました。









    次回に続きます。











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    posted by hotrod at 00:33 | Comment(0) | 映画

    2024年04月03日

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その50 ニューオーダー




    アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、特に名作映画でもなく、無料で見れる期間が終了するわけでもない映画群があるんですけど、そういうくくりが今までなかったので、アマゾンプライムビデオで見た映画群 ということでまとめてみます。

    個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その49 ベイビーわるきゅーれ
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/812/0

    前回はこれです。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。


    映画ジャンル全体での前回としては、

    見放題が終了するらしいので見てみた映画群 20231231 バグダッド・カフェ

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/822/0


    となります。










    _1711318516573.JPG


    ・ニューオーダー(原題:Nuevo orden) 2020


    _s-1711318516592.JPG












    予告編はこれです。



    ニューオーダー(字幕版)

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    原題そのままです。

    何だか面白いらしい、程度の雑な評判を聞きつけ、見てみることにしました。

    最初どこの国の話か分かってませんでしたが、監督のミシェル・フランコさんがメキシコ人ということで、舞台はメキシコなのかな、程度の認識でした。

    話としては・・・使用人のいる、お金持ちそうな家の娘が主人公で、いきなりその主人公の結婚式から始まります。

    同時に治安の悪そうな地域では反政府デモが激化しているようですが、金持ちエリアは別世界のようで・・・

    家で披露宴やってるところに、昔の使用人が、嫁の病気の治療費を工面してくれないかとやってきます。




    主人公の親とか兄に冷たくあしらわれ、帰ってしまった昔の使用人に、優しい主人公は直接金を渡しに、治安の悪そうな地域に現在の使用人に道案内させながら、(自分の)披露宴を抜け出して行くが反政府デモは暴動化して・・・という感じの話です。

    まあそもそも自分の披露宴抜け出すなよというのはありますが・・・


    この映画、良心のある人も、ない人も、だいたい酷い目に遭うんですよね。

    序盤から、緑の水が水道から出たり、不穏な空気を漂わせながら・・・

    そういや群衆に、車にぶっかけられるペンキも緑だったな。

    メキシコ国旗の緑は 「民族の運命における国民の希望」 とのことです。





    明確に示されたわけではないですが、軍部がクーデター起こして、実権握りきるまでの権力の空白で、こういうことが起こるのはまあありますよね、という感想でした。

    革命起こすといっても、革命起こして権力をいずれかの勢力が握り切るまでの権力の空白は絶対に生まれるし、体制が安定してるという有難味は確実に存在するな、革命起こしたい勢力にはこういう権力の空白につけ込みたい連中は確実に存在するだろうな、という認識を新たにせざるを得ない、なんだかそういうことを考えさせられるものでした。


    個人的には、ああまあそうですよね、っていう判断が繰り返されるだけに見える話なんですが、一般的には胸糞悪いとかの感想言われてることが多い気がします。





    私がどうかしてるのかな・・・

    現場を見てる奴を生きて返すわけないじゃん、とか、使用人が誘拐組織に主人を売った、と見せかけるほうが都合いいじゃんとか思ってしまうんですよね。







    おすすめ度(10点中):9

    革命を夢見てる人に、冷水をぶっかける感じが素晴らしいと思いました。

    体制はすぐには切り替わらない、という現実が存在することがよくわかります。


    s-_1711318128647.jpg

    終了時に出るロゴです。


    ”ニュー・オーダー”と、・を入れてしまうと、マンチェスターのバンドの方になってしまうのが辛いところかな。

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    ミシェル・フランコさん、要チェックや!






    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その51 ロードハウス 孤独の街  に続きます。











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    posted by hotrod at 22:17 | Comment(0) | 映画

    2023年12月31日

    見放題が終了するらしいので見てみた映画群 20231231 バグダッド・カフェ



    見放題が終了するらしい007シリーズ一気見

    というシリーズが既にあるのですが、たくさんある007だけ別にしようと思います。


    見放題が終了するらしいので見てみた映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。


    ある日プライムビデオのトップページを見ていると・・・
    見放題が終了する映画、というジャンルが目に留まり、これは見れるうちに見とかないといけないのでは、という気になってきました。

    そんな状況で、急いで見た映画群なので、あまり選択の余地はなく、ジャンルもバラバラです。

    見放題が終了するらしいので見てみた映画群 20170331 遊星からの物体X、ミッドナイト・ラン
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/219/0

    前回はこれです。



    _1704017384305.JPG


    ・バグダッド・カフェ(原題:Out of Rosenheim) 1987

    _1704017361249.JPG





    今回はこのツイート見て、そうなのかと思い、急いで見て書いています。








    タイトルと、面白いらしいという話は聞いてた気がするので、アマゾンプライムにあるのを見かけて、ウォッチリストに入れてはいましたが、未見でした。

    今日はヒマだったので、早速見てみました。

    話としては、ドイツ白人の太めのおばちゃんが、ラスベガスに向かう車中で旦那とケンカし、車を降りて歩き出し、旦那が探してるのをやり過ごして近くのモーテルに宿泊すると、そこの黒人の女主人もケンカして旦那を追い出したところで・・・という感じの話です。

    太めのドイツおばちゃんは車を降りるときに取り違えて、旦那のスーツケースを持ってきていて、ほぼ着替えがない状態で、怪しまれたりしながら・・・

    旦那を追い出してから常にキレ気味の黒人の女主人が、割と早く立ち直って、宿泊客なのに店を掃除したりする太めのドイツおばちゃんとだんだん仲良くなっていき、最終的には旦那の荷物に入ってた手品セットをマスターした太めのドイツおばちゃんのマジックが、カフェの目玉イベントとなってトラック運ちゃんで大にぎわい、って感じの終わり方でしたね。






    引っかかる点がいくつかありまして・・・

    ・追い出された黒人の旦那が、遠くからモーテルを双眼鏡で監視してて、かなりのストーカー気質を感じた

    昔の海外アニメでは(トムとジェリーとか)割とある情景ですけど、現代的にはけっこう許されなくなってきてる感覚なような・・・





    で、この旦那と、ラストで黒人の女主人はヨリを戻すっぽいのですが・・・

    本当にいいのかな?と思ってしまいました。



    ・ラストのミュージカルっぽいシーンでは、踊るだけでマジックはやらないドイツ白人の太めのおばちゃん

    いやいや、マジックがウリでしたよね??????????????と言いそうになってしまいました。

    歌い踊るのは黒人の女主人ならわかるんですけど、白人のおばちゃんは違うだろ・・・

    ブルースブラザーズのときもケチつけましたが、こういうみんなで盛り上がる、みたいなのが個人的に苦手なのかも。

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その14:ブルース・ブラザース、俺たちに明日はない、サンセット大通り

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/253/0


    ここで書きました。



    ・日本人はたぶん普通にいい話ですね、という感覚だが、もしかしたら黒人と白人が仲のよろしくない地域は、一段か二段くらいおとぎ話感がアップしてるのかも

    黒人も白人も外人、という雑な括りの日本人は特に何も思わないけど、荒んだ黒人女が同様な状況でもめげない白人女のやさしさで、笑顔を取り戻す・・・みたいなのが、微妙に鼻につかなくもないかな・・・というのがあります。

    日本人にとっての、太平洋戦争に勝った世界線、みたいな感じで、黒人女と白人女の真の友情、っていうのにはそこはかとなくおとぎ話感があるんじゃなかろうか、というのは邪推ですかね。





    ラストで求婚された白人おばちゃんの返事が、黒人の女主人に相談するわ、だったのが、これぞ真の友人関係でっせ〜〜〜と強調されてるようで、ちょっとウェッとなったかな・・・

    desse.jpg


    イメージはこんな感じです。




    ・白人おばちゃんのビーチク出し

    無言の抗議をしておきます。

    AI熟女: 歳は取っても中身は乙女

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    見放題が終了する前に見ろ度(10点中):7


    基本的にいい話だとは思うし、たぶん歴史の1ページであるとは思うんですが・・・

    なんかこう、評価にゲタ履かされてる感があるような・・・



    ほぼこれしかなかった気がする劇中歌のI'm Calling Youは良かったです。

    Bagdad Cafe

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    今回は以上です。




    次回に続きます。









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    posted by hotrod at 20:21 | Comment(0) | 映画

    2023年10月01日

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その49 ベイビーわるきゅーれ




    アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、特に名作映画でもなく、無料で見れる期間が終了するわけでもない映画群があるんですけど、そういうくくりが今までなかったので、アマゾンプライムビデオで見た映画群 ということでまとめてみます。

    個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その48 マザーレス・ブルックリン
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/807/0

    前回はこれです。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。









    _1696110240420.JPG

    ・ベイビーわるきゅーれ 2021

    _1696110240408.JPG









    予告編はこれです。



    当時ツイッター(現X)で割と評判になってて、へーそうなんだと思ってたらいつの間にかプライム入りしてたので見てみた、という感じです。


    話としては、女子高生の殺し屋二人組が、高校を卒業するにあたって社会経験を積むよう普通の生活をやらされるが・・・という感じですかね。

    ちょっとザ・ファブルっぽい話かな、と感じました。

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    マンガの方は未読ですが、映画の方は見ました。そういや書いてはないな。

    ザ・ファブル のほうは、男と女で兄妹として普通の生活しますが、ベイビーわるきゅーれは女二人なのが少しひねってあるのかな?



    で、この映画にも、日本映画に何とかしてほしい点が当然のようにありまして・・・

    ・ボソボソ喋って何言ってんのか聞き取りにくい

    冒頭の面接シーンからこれですよ・・・


    ・会話が面白くない

    聞き取りづらいのをボリューム上げて必死で聴きとったと思ったら、そこまで苦労して聞いた内容が全然面白くないというのは、徒労感を感じました。

    〜の名言を引用してるけど間違ってる、とか言われても・・・

    女の人はこういうのが面白いと感じるんですかね。

    男にはわからんな・・・

    理想的な女友達の関係、というのがこれだとも思えないし・・・


    で、あまり好きになれない殺し屋の女二人組に、もう一人ヒステリックというか基地外というか・・・表現が難しい女が絡んできて、なんだかいたたまれない気持ちにさせられます。

    悪目立ちする悪役といいますか・・・

    悪役を頑張りすぎた藤原竜也といいますか・・・

    ゆるキャンとかで複数の女の子がキャッキャウフフしてるのの逆で、ここでは気が触れた側の複数の女の子が喚き散らしてる感じになっています。




    確かに女の子ってこういう一面があるのは知ってますけど・・・

    それを30分近く見せられるのは勘弁してもらいたいです。



    ザ・ファブルにはあった、お金かかってそうな、足場がガラガラ崩れていくアクションシーンみたいなのも一切なく、どちらかというとザ・レイドみたいな狭い場所での格闘が多い印象でした。

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その2:殺人の追憶、ザ・レイド

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/169/0


    ここで書きましたがもう7年前か・・・

    格闘やるのは、二人のうちだいたい髪の短い人の方だった気がします。

    スタントも女優もやる人のようで・・・

    ゾーイ・ベル みたいな感じですかね。



    キャラクター的にあまり好きになれない感じの主人公二人、同じ空間に居たくない敵の女、もうお腹いっぱいなメイド喫茶ネタ、と全てが私には向かい風な状況で・・・

    なんでこれがツイッター(現X)で持ち上げられてたのか教えてほしい。



    これの2作目があって、アクションが減って日常系になってるというのを見かけましたが、この二人にぐでたまとかたれぱんだみたいな魅力がありますかね・・・??????








    おすすめ度(10点中):4

    私らオッサンがウゲーって顔してるのを見て、若い女の人たちがガッツポーズする、みたいなノリなんですかね?

    女エクスプロイテーション的な感じなのかな。

    ヤクザとかが女子高生にボコボコにされたり殺されたりしてるところを見て、スッキリする層を狙ってる部分もあるような気がします。

    まあそれで喜ぶマゾの男層もいるか・・・

    ロジャー・コーマンの 残酷女刑務所 は好きですが、なんかコレジャナイって方向からサービスされてる感覚があったな。

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    あと、殺し屋組織の担当者みたいな役で、三谷幸喜出てるんだと思ったら別人でした。





    _1695718953608.JPG

    タイトル出る場面は、鍋やってるとこでした。






    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その50 ニューオーダー  に続きます。











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    posted by hotrod at 10:12 | Comment(0) | 映画

    2023年09月02日

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その48 マザーレス・ブルックリン




    アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、特に名作映画でもなく、無料で見れる期間が終了するわけでもない映画群があるんですけど、そういうくくりが今までなかったので、アマゾンプライムビデオで見た映画群 ということでまとめてみます。

    個人的な当たり外れがありますので、書くことが多かったり少なかったり、幅があると思います。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その47 エンド・オブ・ウォッチ、ディック・ロングはなぜ死んだのか?
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/797/0

    前回はこれです。

    アマゾンプライムビデオで見た映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。



    映画ジャンル全体での前回は、

    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その19 ザ・ウォーカー

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/806/0


    となります。






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    ・マザーレス・ブルックリン(原題:Motherless Brooklyn) 2019

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    原題ままです。母親のいないブルックリン、というのはブルース・ウィリス演じるフランクが主人公を呼ぶ昔の呼び名となっています。









    予告編はこれです。



    確か引退したブルース・ウィリスの引退間際の映画が見たいなと思って、ブルース・ウィリスの出演作品から見てたら、アマゾンプライムで無料で見られそうなのがこれくらいしかなかったんだったかな。

    あといつもは字幕版を見ていますが、これはどうやっても吹き替え版しか見つからなかったので、しょうがなく吹替え版を見ています。


    役者の エドワード・ノートン が主役かつ監督までやってました。

    アメリカン・ヒストリーXで主役のネオナチの人とかやってる、極端な役をやる名優という印象です。

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    ファイトクラブでは、自信がないほうの主人公でしたね。




    ここでは、フランクの部下で、脳に欠陥があって、聞いた単語に下ネタを混ぜた暴言みたいなのが口をついて出てくる変な人、という役をやっています。

    小学校時代に、知恵遅れの子が同じクラスに居て、よくわからない単語を叫んでいたので、ああいう感じなのかな、と感じました。

    その代わり異常に記憶力が良くて、論理的な思考もできるという役です。

    吹替え版を見たので、もし!と叫ぶ場面がかなりありましたが、上の予告編見ると字幕版なので、if!って言うてますね。




    探偵と配車ともう一個なにかやってる感じの会社のボスのフランク役を、 ブルース・ウィリス がやっています。

    2時間ある映画で、最初の30分でもう出て来なくなるので、正直2019年でかなり衰えてたのかな、という印象です。

    でも、この映画の後、まだ20本以上の映画に出演しているようなので・・・

    酷使されてるのかな・・・

    ダイハードの頃のような、ランニング1枚で逃げ回るようなエネルギーは既にない感じです。

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    悪のラスボス的なモーゼス・ランドルフ役を、 アレック・ボールドウィン がやっています。

    ボールドウィン4兄弟全員役者という家柄で有名ですかね。

    ドラマのチャックで、ケイシー役で出てた アダム・ボールドウィン は、血のつながりは無いようです。




    これだと中央がアダム・ボールドウィンです。

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その10:レッド・オクトーバーを追え!、マイノリティ・リポート

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/216/0



    アレック・ボールドウィンは書いた中では、レッド・オクトーバーを追え!でジャック・ライアン(情報分析官)役で出てたようですね。

    原作がトム・クランシーなので、今アマゾンプライムオリジナルでファイナルシーズンになってしまった、ジャック・ライアンと同一人物っぽいです。







    話としては、ヤバそうな連中と会うフランクの護衛をしてた主人公が、フランクがどこかに連れ去られるのを追尾するが、橋の料金所でちょっと離してしまい、人気のない場所でフランクは撃たれ死亡、その敵を討とうと、会っていた連中を調べ始めるが・・・というものです。


    主人公は割とフランクに恩を感じてるようですが、フランクの嫁は別の部下と不倫してて死をあまり悲しんでない、また別の部下は真相究明を簡単にあきらめる、など人間の薄情な部分も、こういうもんなのかなと思うところもあり・・・

    孤児院から拾ってもらったのは主人公だけではないはずなのですが、恩義に個人差があるようで・・・




    主人公がどこかを訪れると、何かしら新要素が見つかり、少しずつフランクが探っていた何かがわかっていくのですが、フランク自身もそこまで善人ではないというのもわかってくるのは、主人公にとっても辛いのでは。

    主人公の変な行動・言動に好意的なのはトランペットのジャズミュージシャンと、フランクが調べてた黒人女性だけ、というのも、主人公の今までの人生を想像できて厳しいものがあります。

    悪役のモーゼス・ランドルフと対立してるのが、ドラマの24で女性大統領役やってた チェリー・ジョーンズ なのはちょっとだけ違和感がありました。

    ドラマの24で女性大統領役やってた頃から10年が経ち、ちょい老け込んでる感じはあったかな。




    謎解きはまあそこまで難解でもない、アクションもそこまで派手ではない、という中で、主人公に肩入れする感じは結構あるという、情緒方面の映画なのかな、と感じました。


    ブルース・ウィリスが好きな人には、出演時間短くて不満かも。

    フランク役、ブルース・ウィリスじゃなくてもいい気はします。






    おすすめ度(10点中):8

    個人的には、主人公の素っ頓狂すぎる言動で、どうなるんだコレと開始30分は思っていたものですが・・・

    まあまあいいところに着地したのではないでしょうか。

    割とジャズが流れてる時間が長いので、ジャズ好きにもいいかも。






    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その49 ベイビーわるきゅーれ  に続きます。











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    posted by hotrod at 20:41 | Comment(0) | 映画

    2023年08月27日

    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その19 ザ・ウォーカー



    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その18 未来世紀ブラジル
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/803/0

    前回はこれです。



    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画



    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。







    WOWOWの契約があった頃に撮りだめてたやつです。





    _1692936331608.JPG


    ・ザ・ウォーカー(原題:The Book of Eli) 2010


    原題は イーライ の本となっています。








    予告編はこれです。

    全く何の前情報もなく、誰が監督やってるかとかも知らないままに見始めました。

    一応見終わっていろいろ調べた後なので書いていきますが・・・

    監督はヒューズ兄弟とのことですが、他の作品は見たことがなく・・・

    コーエン兄弟といい、兄弟で映画監督やるのってアリなんですかね。たまに見かけますけど。


    主役のイーライは デンゼル・ワシントン で、黒人で主役級は数えるくらいしかいないうちの一人ですかね。

    個人的にはトレーニング・デイとインサイド・マンで見たかな。

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    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その35 イコライザー

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/544/0



    書いた中では、ホームセンター活用マクガイバーみたいなヒーローのイコライザーもこの人が主役でした。



    悪役のボスは ゲイリー・オールドマン なんですが、世間的には大俳優的な扱いのようですが、個人的にはシド&ナンシーでシド役やってたな程度の認識です。






    この映画、背景の色調がいじってあって、押井さんのアヴァロンとか思い出したかな。

    アヴァロン [Blu-ray]

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    話としては、核戦争後しばらくして、地下に潜った人たちが地上に出てきた世界で(北斗の拳っぽい)、啓示を受け、最後の一つの書物(たぶん聖書)を持ってひたすら西に向かっている男がいる、という感じです。


    北斗神拳は使えないものの、イーライさんは戦闘能力がメチャメチャ高く・・・

    あとで発覚しますが、イーライさんは盲目ということで・・・

    北斗の拳の シュウ 的なキャラクターなのかな・・・

    北斗の拳 究極版 1巻

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    あとこの話、基本聖書ネタっぽいので、キリスト教徒以外にはなんだかよくわからない話なのでは。

    かくいう私もイマイチよくわからない部分があります。

    まず聖書の過大評価といいますか・・・

    ゲイリー・オールドマンがやってる悪のボスのカーネギーが、民衆を支配するために、イーライさんが持ってる聖書を欲しがるのですが・・・





    正直そんな効果あるんですか?と思ってしまいました。

    奴隷国家に対する宣教師ムーヴかますとかですかね?

    まあそういう使い方もあるのかもしれませんが、それが効果的と思うのは、キリスト教圏だけなんじゃないかな・・・

    なんだかこう、聖書に対する過大評価みたいなものを感じてしまいました。




    もうひとつ、別に実話でも実話ベースでもない話にどうこう言うのは野暮かもしれませんが・・・

    盲目の人が、西に向かって歩き続けるって不可能なのでは?というのがあります。

    陽の出や沈む方角とかで方角がわかるんじゃないかと思うんですが・・・

    見えてないとどうなんでしょうか。

    人に聞くとかもアリだとは思いますが、人に関わるな、を信条にしてるっぽいんですよね・・・


    なんかヘンだな、と思う要素が多くなってくると、話に入って行けなくなる感覚があります。



    あともう一つ、人気のない場所に、銃器弾薬ため込んだ物騒な老夫婦が住んでる、という設定ですが・・・

    いかにもアメリカ人の創作の典型という気がして、ちょっとオエッとなる瞬間がありました。

    都合よすぎません?というのと、ありがちすぎません?という感情が同時にやってきて、ちょっと引いてしまいました。

    この老夫婦の旦那のほうを、マイケル・ガンボンというアイルランドの役者さんがやってますが・・・

    BBCの番組のトップギアで、 スティグ さんが走るテストコースのコーナーで、ガンボン・コーナーと名付けられたカーブがありましたが、たぶんこのマイケル・ガンボンさんがら取ってると思います。







    イーライさんも不死かと思ったらそうでもないし、このさいもう不死でも驚かないくらいの作為感じまくりで、作為感が飽和している気もしました。


    書き忘れてましたが、聖書的な”約束の地”が、刑務所のあるアルカトラズ島なのかよ!!!!!!!!!!!!!!というのもありました。

    ALCATRAZ/アルカトラズ(1~13話収録・2枚組) [DVD]

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    おすすめ度(10点中):5

    単純に、話としてもそこまで面白くはないし、アクションも言及するほどのものもなかったし、笑わされるような会話もなかったし、意外な展開もないし(本が点字というのは多少意外ではありましたが)で、凡庸な印象を受けました。

    あと、クリスチャンの自己評価の高さとか、アメリカ人の宣教師的な傲慢さが見えたような気がします。

    聖書は悪用もできるんですよ、とか言われても、ハア?という感想しかないかな・・・





    校長のお話
    2011/09/14

    「ザ・ウォーカー」(ルカによる福音書10章33~37節)

    https://www.keiwa-h.jp/?p=13606


    キリスト教系の校長先生が見ると、こういう感想になるようです。






    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その48 マザーレス・ブルックリン  に続きます。











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    posted by hotrod at 07:12 | Comment(0) | 映画

    2023年08月19日

    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その18 未来世紀ブラジル



    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その17 パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/802/0

    前回はこれです。


    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画



    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。




    映画ジャンル自体の直接の前回は、

    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その9:極道大戦争

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/803/0


    となります。


    WOWOWの契約があった頃に撮りだめてたやつです。











    _1692088665874.JPG

    ・未来世紀ブラジル(原題:Brazil) 1985








    予告編はこれです。

    全く何の前情報もなく、誰が監督やってるかとかも知らないままに見始めました。

    どちらかというと、変わった人たちが褒めてる気がする、いつか見ないと、くらいの薄い印象はあったかな。

    一応見終わっていろいろ調べた後なので書いていきますが・・・

    監督はテリー・ギリアムで、個人的には12モンキーズ(これもいつか見ようと思ってますが未見)の人、モンティ・パイソンとかやってたらしい、程度の薄い印象です。

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    ブルース・ウィリスが出てるらしいというのもあります。




    主役は ジョナサン・プライス です。

    ここでは気弱な小男、と言った感じのルックスです。

    ちょっと調べると、ゲーム・オブ・スローンズの後半で、女領主サーセイさんの右腕にのし上がるインチキ臭い魔術師もしくは黒魔術研究者みたいな、 ハイ・スパロウ がこの人でした。

    現在の気難しそうな感じは、1985年にはまだないような気がします。





    一応 ロバート・デ・ニーロ も無免許の配管工のタトルさんとして出てきますが、出演時間的にはかなりのチョイ役と言っていい気がするな・・・


    主人公のサムの母親役の キャサリン・ヘルモンド さんですが、この映画の時点で結構なお年なのでどうかなと思ったら、やはり2019年に亡くなっているようです。



















    ーーーーーーーーーーここからネタバレあるかも線ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
















    この映画のストーリーはといいますと・・・

    ある程度未来の話で、システムが出来上がった社会で、タイプライターにゴキブリが落ちて、タトルさんを逮捕しろという文書が、バトルさんを逮捕しろとなり、そのまま実行され、間違いに気付いた職員が正そうとするが・・・という感じですかね。

    ディストピア映画と言われているこの映画のディストピア感とは・・・


    ・いちいちオエッという感じのリアクションをさせられる

    まずタイプライターにゴキブリが落ちて、という時点で既にオエッとなります。

    老いた母親が、若返りを目的に皮膚を伸ばしたり、顔に包帯巻いて治療がどうとか言ってたり・・・

    主人公は自分が甲冑来て空を飛び、美女とキスする夢を毎晩見てたり・・・



    吐くまで行かなくても、上司のカーツマンさんがこっちを見てなければ即古い映画を大音量で見始める情報管理局の同僚全員(4,50人くらい?)とか。

    よく引き合わされる母親の友人の娘が気味悪めとか。


    極めつけは、今までこの映画のヒロインだと思ってた人が、サムの母親の若返り治療が成功した顔そのものだったこと・・・ですかね。

    マザコン過ぎて怖いです。

    自分にも無いとは言い切れませんが、恐怖を感じました。



    とにかくこんな感じでイヤな映像を見せつけられます。



    名前を間違えられ逮捕されたバトルさんの上の階から穴をあけて制圧部隊が降下してきて、その上の階の住人がヒロインなんですが、上記の通り、主人公のサムにそう見えてるだけかなという感じです。




    ・公式の配管工二人組はかなりの無能で全然仕事が終わらないが、無免許の配管工は有能

    公式の免許を持ってるらしいが部屋をムチャクチャにされ、書類の書式にやたらうるさい



    ・何百年先の話かわからないが、人間がバカアホマヌケしかいない

    この映画が始まって終わるまで2時間半、ずっとかみ合ってない、ボンヤリした感じの会話が続きます。

    相手の意をくんだ会話は、タトルさんが多少と、カーツマンさんの悩みをサムが解決するとこくらいじゃないかな?

    友人だという剥奪局のリントさんとの会話も、あんまりかみ合ってない感じだし・・・

    主人公とヒロインの会話もそんな感じです。

    ほとんどがズレた会話をしていて、正直こちらが不安になってきます。



    何百年経とうと社会がシステマチックになっても結局しょうもない感じに終始する、というガッカリ感の強い世界です。





    あと、この映画、ちょっと未来感がレトロな感じがありまして・・・

    一昔前の未来感といいますか・・・

    人が狭い場所にうじゃうじゃいたり(仕事が人海戦術)とか、連絡は紙で、各所につながってるダクトで発射するとか。

    その辺が気になることはあったかな。



    あと主人公の夢のシーンですが、監督は一本まるまる流す気だったが、細切れにして小出しにするように提案され、それに従ったようです。

    なんだこれ・・・と思わざるを得ない変なシーン(巨大な鎧を着た侍が現れたり・・・黒澤監督へのリスペクト表現だとのことですが)が小間切れに出てきて、わけわからなさが3倍増しくらいになっています。



    このやたら暗い背景の現実と、主人公の空を飛ぶ夢、最初に貼った画像のタイトルのピンクネオン、イってしまった主人公の脳内で流れる、



    ブラジルの海辺で寝っ転がってる的なこの曲、の対比がすごいっすねという感じです。

    主人公とヒロインが寝るときは、もうちょっと早回しみたいなテンポでこの曲が流れます。なんだそれ。

    未来世紀ブラジルってなんだよ、とずっと思ってましたが、原題はBrazilのみで、出演者のネーミングにブラジルっぽさも特にないので、この曲のイメージ一発でタイトルにしたんだな、という気がします。

    やたら暗い現実と対比して、一番引き立つのはこの曲の南国感かもしれません。

    未来世紀ブラジル オリジナル・サウンドトラック

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    おすすめ度(10点中):9

    正直、序盤で見るの止めそうになりましたが、最後まで見てよかったです。

    ラストは最近では割とあるものですが、まあそれはそれで。

    こののんびりした、Brazilという曲が無ければ成り立たない気もするので、音楽映画と言ってもいいのかも。

    イヤガラセみたいな要素がかなりあるので、それに負けず最後まで見てもらえたらと思います。








    「未来世紀ブラジル」は映画ではない

    https://comic0.com/2018/04/14/post-1303/index.html


    書いてから読みましたが、あんまりかみ合わない会話は、コントだと思えば割と納得いくかも。

    笑えるかどうかはアレですが、モンティ・パイソンに関わってたテリー・ギリアムなら有り得るのかも、と思ってしまいました。

    そういや無駄にやたら爆発してたな・・・

    s-_1691847674777.jpg

    トイレであわててこのラクガキ消してたヘルプマンさんの、サムを助ける役でヘルプマン、というベタなネーミングにもその匂いを感じたかな・・・

    Jeremiah(ジェレミアさん・ジェレマイアさん)のもじりなんですが、サムの親父がジェレマイアという名前のようで、映像には一切出てきません。

    変な名前のヘルプマンさんが、ジェレマイアさんをモジったパスワード使ってるということは、ヘルプマンさんが親父の可能性もあるのかな?






    ※20230827












    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その19 ザ・ウォーカー  に続きます。











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    posted by hotrod at 06:29 | Comment(0) | 映画

    2023年08月10日

    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その9:極道大戦争



    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その8:忍者大戦(原題:NINJA THE FINAL DUEL)
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/271/0

    前回はこれです。

    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。


    6年くらいやってなかったんだなこのヘンな映画系列・・・


    映画ジャンル自体の直接の前回は、

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その19:サタデー・ナイト・フィーバー(よく考えたらアマプラではなくWOWOWだった)

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/803/0


    となります。


    書いてて思い出したのですが、これアマプラじゃなくてWOWOWで録画したやつでした・・・

    まあアマプラでも現在無料で見られるようなのでOKとします。

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    _1691602407674.JPG

    ・極道大戦争 2015






    予告編はこれです。

    全く何の前情報もなく、誰が監督やってるかとかも知らないままに見始めました。

    一応見終わっていろいろ調べた後なので書いていきますが・・・

    監督は 三池崇史 で、個人的には2000年の オーディション が印象に残っています。

    ビデオ会社の社長が、自分の嫁候補を、劇のオーディションするテイで募集したら、とんでもないサディスト女性が来てえらい目に遭う、というホラーだったな。

    イーライ・ロスのホステル(2005年)にも本人役で出てたりもしました。女の子を嬲り殺しにするような場所の客役でしたが・・・

    バイオレンスモノからホラー・ヤクザ、さらに普通の映画まで幅広くやる人、という印象です。

    脚本は三池組の別の人がやっているようです。



    主役は 市原隼人 です。

    しばらく存在を忘れていましたが・・・

    何で見たのかもう思い出せませんが、坊主頭が異常に似合ういい男やなというイメージで、この時も変わらずいい男でした。

    池内博之 も同系統だと思いますが、こちらはちょっとプリズンをブレイクしそうな雰囲気があるかな。


    他に 高島礼子 とか 成海璃子 とか出てます。

    割とお金がかかってそうな感じかな。



    あと、以前書いた、

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その2:殺人の追憶、ザ・レイド

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/169/0


    のザ・レイドに出てたマッドドッグさんがそのままマッドドッグさん役で出てます。

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    敵のボスの手下の、頭脳派ではないほうの強い奴だった人です。

    ザ・レイドが2011年、これが2015年なので、ザ・レイド公開の衝撃がまだ強い頃なんでしょうね。

    ヤヤン・ルヒアンという人のようです。







    ーーーーーーーーーーここからネタバレあるかも線ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
















    この映画のストーリーはといいますと・・・

    ヤクザ・ヴァンパイアに血を吸われるとヤクザ・ヴァンパイアになり、ヤクザ・ヴァンパイアはカタギの血はおいしく、ヤクザの血はマズく感じるので、なるべくカタギの血を吸いたいヤクザ・ヴァンパイアと、カタギを食い物にしてシノギをしたいヤクザとの間で戦争が起こるというものです。

    ヤクザに雇われた殺し屋集団に自分のヤクザ・ヴァンパイアのオヤジ(リリー・フランキー)を殺され、死に際に噛まれた市原隼人がヤクザ・ヴァンパイアになって、殺し屋集団に復讐するという話でもあるかな。

    吸血鬼ものとヤクザものを混ぜた感じと言いますか・・・

    まああんまり真剣になったら負けという感じの、ナンセンス(死語?)モノなのかな。






    この映画の悪いところは・・・

    ・面白いでしょ?という感じの要素をただ並べてるだけで、特に面白くなっていない

    高島礼子の女組長役とか、ただひたすら奇人なだけで笑いまで持っていけてない

    今までの高島礼子のイメージを壊しまくるのみで、やらされてる感が強い

    手本引きやってるとこにヤクザが来た場面で、不動産屋やってますけどね、こういう女子高生が好きなんですよ、のあとに天丼で、こういう看護婦さんが好きなんですよ、にはゲラな方なので笑ってしまったんですが。

    こういう天丼の前の前フリ、下準備みたいなのが無さ過ぎるのかなと感じました。



    ・リリーフランキー・ピエール瀧の悪役はもう飽きた

    最初の2,3作は良かった気がしますが、もう賞味期限切れなのでは。

    リリーフランキーに人の格みたいなものを全く感じないので、ヤクザの親分役は全く入って来ないものがありました。

    ピエール瀧は最初のシーンだけだったような気がしますので、あまり印象にも残ってないな・・・



    ・着ぐるみ戦士を倒すとさらにデカい怪獣級のサイズの着ぐるみ戦士が出てくるのは、キョーダインとかの特撮ものを想起させるが、ただそれだけ

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    宇宙鉄人キョーダイン って、確か普通サイズの怪人がやられそうになると、地中に眠ってた巨大なサイズの怪人が、「弟よ」とか言いながら起き上がってくる、みたいな(怪人も兄弟、ヒーローも兄弟)話だったような・・・(うろ覚え)

    まあアレをやってるんですが、ただ思い出すだけで、現代でやるならなにか少しひねったりがあってもいいんじゃないかと・・・

    ああキョーダインとかの昔の特撮ヒーローものっぽいですね、以上の感想がありません。



    ・殺し屋軍団が微妙

    efea6f9f.jpg

    ネタ元不明ですが、ネットミームっぽいこの画像に負けています。

    棺桶背負ってる奴はベタ過ぎてちょっと好きかも。



    ・でんでんがところどころで無関係に出てきて、これからどうなるんだ、的なことを大声で言うやつ必要?

    でんでんはヤクザ・ヴァンパイア・マスターみたいな感じで主人公にヤクザ・ヴァンパイアはこうだ、みたいなことを教えますが・・・

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    なんか観客に説明している感じがあって、ついてこれない危機感はあるのかなという感じです。

    昔のアニメで、話の切り替わりで、毛虫が出てきて、それからどうした?的なことを言う、みたいなやつを思い出したかな。

    何のアニメでしたっけ・・・





    ハクション大魔王だったようです。

    毛虫じゃなくておじさんだったとは・・・







    この映画には良いところもあって・・・

    ・市原隼人がかっこよく撮れている


    以上です。




    なんでもありな映画を撮って、面白ければそれでいいんですけど・・・

    すべってる要素が多すぎて、けっこう辛い映画になってしまっています。

    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その1:KAMIKAZE(リュック・ベッソン制作)

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/135/0


    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画の一発目のKAMIKAZE的な要素もあるような・・・

    自分とこの若いのに脚本やらせてみたら、ダメなとこ指摘しきれなくてこんなのになってしまった、みたいな要素も感じます。



    まあアマプラで無料で見られるようなので、見てみては。






    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その18 未来世紀ブラジル に続きます。











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    posted by hotrod at 06:50 | Comment(0) | 映画

    2023年07月28日

    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その19:サタデー・ナイト・フィーバー(よく考えたらアマプラではなくWOWOWだった)



    アマゾンプライムビデオで、プライム会員は無料で見られる映画群で、なんとなく聞いたことがある名作映画を実際に見ることも多いのですが、 名作だけにいくらでも感想が見つかり、迷作珍作群よりは簡潔に複数まとめてやることにしました。


    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その18:スキャナーズ リストア版
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/540/0

    前回はこれです。



    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。


    4年くらいやってなかったんだなこの名作系列・・・


    映画ジャンル自体の直接の前回は、

    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その17 パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件

    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/802/0


    となります。


    書いてて思い出したのですが、これアマプラじゃなくてWOWOWで録画したやつでした・・・

    新ジャンル作るのも面倒なので、今回だけ番外編という感じで。






    _1689400910195.JPG



    ・サタデー・ナイト・フィーバー(原題:Saturday Night Fever) 1977





    昔から名前とトラボルタが出てるということだけは知ってて、なんかダンスバトルするんでしょ?的な先入観がありました。

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    アマプラだと400円支払う必要があるようです。


    上のタイトル画像の、手書き文字のFeverのとこだけが消えたり出たりで点滅するような感じになっていて、ちょっとネオンサインぽかったな。


    夜のディスコでは顔役のダンサーでモテモテなんだけど、家に帰ったら失業中の親父に頭が上がらず、母親も彼の現状をあんまり評価してなくて、ケンカしても後で母親にきっちり謝罪し、仕事はペンキ屋の販売員というトニー君(トラボルタ)が主人公です。

    ダンスバトルでスポーツものっぽいのかなという先入観は、速攻で打ち砕かれました。

    若者の鬱屈した感情とか、未来への不安とかそういう感じの路線だったとは・・・

    グイグイ来る地元の同級生っぽい女の子(そこそこかわいいけど洗練されてはいない)がダンスのパートナーでしたが、地元のダンススタジオで見かけた都会的なステファニーに一目ぼれし、ガンガンアクションかけていくトニーだったが・・・という感じの話です。


    ステファニーさんは地元の女の子とは違い、踊るときには新体操的なレオタードを着てるんですよね。

    浅倉南とか、元ネタはこのへんから来てるかも。



    でも、口を開くと、マンハッタンにいる人間はここらの人間とは一味違うとか、オフィスで働いて肉体労働を見下す感じの発言が多く・・・

    浅倉南にはそういう要素はなかったような気がします。タッチ多分全巻は読んでませんが。



    今時だと意識高い系と言われるような害悪女が、割とステファニーさんに当てはまるような・・・

    まあマイルドヤンキーのトニーさんが、意識高い系のステファニーさんに影響されて大人になる、みたいなストーリー仕立てになっていますが、今ならトニーさん地元を大事にしてそのままでいいじゃん、みたいな結論になりそうな気がします。




    ダンスバトルを期待してた私には、彼女を妊娠させてしまって中絶禁止のカトリックなので結婚しないといけないのかと悩む友人、トニーさんに相手にされなくてトニーさんが運転中に後部座席でトニーさんの友人にやらせる前出の地元の女の子、友人がやられたと勘違いして違うグループを襲撃するなど、そのへんのよくある青春映画的なあんまり頭のよくない事件が起こりまくります。

    女の子は割と覚悟を決めてお付き合いなどする傾向がありますが、若い男は割とその辺考えてない、覚悟が決まってない、やりたいだけの比率が高いんですよね・・・

    本当にすみませんでした。

    で、モテモテだけどDTっぽいトニー君は、そういうしょうもない地元の連中に見切りをつけ、ステファニーさんと町を出ていくラストになるんですが・・・

    個人的には明らかにアホだけど地元の女の子のほうにかわいげを感じてしまいました。

    ステファニーさんにしても、なんか以前は全部金出してくれるオッサンと住んでた過去があったり・・・

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    一応後悔はしてるようですが、有名人がオフィスに来てどうこう会話したとかの変な自慢が鼻につく感じとかもその辺のコンプレックスの裏返しなんですかね。


    今見ると、あんまり同意できない部分がかなりあるような気がします。




    あと、期待してたダンスバトル、あるにはあるんですが・・・

    さんざん地元の女の子を泣かせながら稽古しまくったはずのステファニーさんとのコンビで出るのですが。

    明らかに自分たちよりレベルが上のコンビがいて、地元びいきのみで自分たちに優勝が与えられ・・・

    トニーさんはキレて賞品を全部そのコンビに渡して帰る、という結果になります。

    地元民の癒着もまあ悪ではあるんでしょうけど・・・

    なんかこう、ダサい地元は全部悪、みたいな極端な感じはあるような気がします。

    これが70年代後半あたりの空気だったんでしょうかね。

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    今はそれが裏返ってる感じもあります。


    _1689400910165.JPG

    個人的に一番の衝撃だったのは・・・

    タイトル曲のハッハッハッハッステインアライブってやつ、絶対黒人のファンクの人がやってるもんだと思って何十年も生きてきましたが・・・

    白人のビージーズがやってました・・・

    絶対に黒人のセンスだと思っていたものが、白人だったなんて・・・

    私のセンスが大事故を起こしていました。

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    ダンスバトルを過剰に期待せず、普通の青春若者風俗ものとして見れば、失望もしないし当時はこんな感じだったのかな、と楽しめると思います。





    それなりに知られてる・聞いたことがあるタイトルには、それなりの理由があるんだなという感じです。
    古い映画は、既に淘汰されて、ある程度良いものしか残っていないというのもあるんでしょうが・・・
    どうしてもハズレ映画を掴みたくない、良いもの見ないと死ぬ、というときには、こういう名作リストから選ぶのもいいですね。





    アマゾンプライムビデオで見つけたヘンな映画その9:極道大戦争  に続きます。









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    posted by hotrod at 12:58 | Comment(0) | 映画

    2023年07月15日

    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その17 パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件




    映画ジャンル全体での前回は、

    アマゾンプライムビデオで見た映画群 その47 エンド・オブ・ウォッチ、ディック・ロングはなぜ死んだのか?
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/797/0

    これです。



    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画 その16 四匹の蠅、終戦のエンペラー
    https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/758/0

    直接の前回はこれです。







    アマゾンプライムビデオにないor有料な映画

    このタグで、このシリーズが一覧できるようになっています。



    今回は、昔WOWOWを契約していた頃に、録画していたものです。








    ・パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件(原題:Poslednee ispytanie) 2018

    _1689400910207.JPG









    全く読めないですが、おそらくこれがタイトル画面ではないかと思います。

    アルファベットの原題と比べると、eはどっちも同じっぽいということくらいしかわからないな・・・






    話としては、役者になった卒業生が、元教師の誕生日に自分が出るロミオとジュリエットのチケットを渡し、他の同級生も大勢呼んだところにテロリストの襲撃がある、というものです。

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    実際にあったモスクワ劇場占拠テロ事件をベースにしてはいるものの、モスクワ劇場占拠テロ事件が起こった、という事実のみ使い、残り8割くらいの創作のほうがメインの話になっている感じです。

    事件当日の冒頭で、あんまり綺麗とも思えない赤毛のロシア人の女の子が、チェチェン人二人組に言い寄られて揉めるというシーンがあるのですが・・・

    基本的にロシア人とチェチェン人の揉め事が煮詰まってモスクワ劇場占拠テロ事件が起きたわけですが、取ってつけた感のあるこのシーン、一体なんなんだろうと思いましたが、最後でやっと分かりました。


    まあそれは置いておいて、劇場がテロリストに占拠され、特に誰も殺されない感じの時間が過ぎていき・・・

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    何が起こるのかと思うと、元教師とテロリストのイスラム教についての議論バトルです。

    なんで??????????????

    と、頭の中がはてなマークだらけになります。

    まあテロリストの現場責任者みたいなやつが、妙にマジメ感のあるやつとはいえ・・・

    テロリストなんだから言い返してくる教師など即射殺、な血の気の多い野郎じゃないの?と思ってしまいます。

    元生徒に銃を向けるなど、脅しをかけてきてもいいような・・・

    プロ意識(?)に欠けすぎたテロリストで、何故かこっちがガッカリしてしまいました。

    即射殺で見せしめで吊るすくらいの気概があってほしいものです。

    議論バトルといいましたが、まあもちろん元教師の言ってることに感服しました、私が悪うございましたと言い出すテロリストはおらず、テロリストの主張を繰り返すだけではあります。




    占拠時に、何が起きてるか知らない演者でオンドリの着ぐるみ着た役者が、今日でやめるとか言い出し、劇場を出ようとしたら引き留めた同僚が撃たれ、そのまま劇場外に逃げ出し、偶然遭遇した非番の警官(校長の夫でもある)に通った非常口を教え、非番の警官が劇場内に忍び込む、というのもなんだか話が出来すぎている気がして・・・

    ダイハードとかみたいに、奇襲したり隠れたりするんですが、イマイチ乗り切れなかったな・・・

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    招待された元教師は二人いて、妙に険悪なんですが、その険悪になった原因の不良がテロリストにいたりで、そんな都合のいいことあります??????????????????と思ってしまいました。


    最終的に、まじめイスラム教徒チェチェン人は金儲けチェチェン人に騙されてました、みたいな話になり・・・

    チェチェン人テロリストでもいい人はいる、みたいな配慮が感じられ、なんだかなという気になりました。


    そして!!!!!

    冒頭で赤毛のロシア人の女の子に言い寄ってたチェチェン人二人組が、解放後の元生徒(ロシア人)と握手やハグしてたりして・・・

    チェチェン人でもいい人はいる、みたいな配慮が強く感じられて気持ち悪くなりました。


    チェチェン人はおしなべて極悪、とかって感じに描くと、まあまた揉めそうというのはわかりますが、なんだか配慮が行き届きすぎてて吐きそうになりました。


    話としてもテンポ悪いし、なんかボンヤリした大団円を見せられてる感じがしてしまいまして・・・






    おすすめ度(10点中):4

    見て損した感じはかろうじてありませんが・・・

    もうちょっと説教臭さをなくしてほしいとは思いました。






    _s-1689400910219.JPG

    モスクワ劇場の外観ですが、MNPとあって(Nは逆向きとはいえ)、モバイルナンバーポータブルのほうのMNPが頭に浮かんでしまって混乱しました。

    MNPして3万円くらいもらえたあの頃を思い出してしまいまして・・・

    いい時代でしたね。

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    アマゾンプライムビデオで見つけた名作映画群その19:サタデー・ナイト・フィーバー(よく考えたらアマプラではなくWOWOWだった)  に続きます。









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    posted by hotrod at 16:34 | Comment(0) | 映画
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