並べるだけ!「四天王」の覚え方
https://fanblogs.jp/huun/archive/170/0
「多聞天」
について掘り下げてみましょう。
噂では、「ある有名な仏教の神」と
同一人物だというのですが‥‥。
あ、いらっしゃいました。
多聞天さんです!
多聞天「ヴァイシュラヴァ〜ナ!」
筆者「おお、いきなり変な挨拶から‥‥?」
多聞天「ヴァイシュラヴ‥‥いてっ、舌噛んだ!」
筆者「落ち着いて。ヴァイシュラ何とかがどうしたんですか」
多聞天「名前なんだよ、俺の。本名なの」
筆者「ああ、インドではそう呼ばれてるんですね」
多聞天「うん。ヴァイシュラヴァナ。言いにくいだろ」
筆者「確かに‥‥。どういう意味なんですか?」
多聞天「サンスクリット語で、" 多くを聞く者 " 」
筆者「おお、まさに多聞天!!」
多聞天「そう。ユニットメンバーとしては、多聞天」
筆者「ユニット?」
多聞天「SHITEN-NOってユニット、知らない?」
筆者「四天王‥‥ですよね‥‥」
多聞天「そう。KO-MOK、J-KOK、ZO-CHO、そして俺TA-MON」
筆者「広目天、持国天、増長天に多聞天‥‥」
多聞天「で俺、ソロ活動もすんの。その時は名前変えてさ」
筆者「堂本剛さんみたいな‥‥で、その名前とは?」
多聞天「BISHA-MON !!」
Wikipedia
「えっ!毘沙門!」
「そ!ユニットの時は、多聞天。ソロの時は、毘沙門天」
「でもいきなりあの毘沙門天と言われても」
「最初に言ったじゃん、ヴァイシュラヴァナって」
「だから、"多くを聞く者" でしょ」
「意訳としてはそうだね。音訳としては?」
「ヴァイシュ‥‥毘沙門!」
「そ!意味と音で、二役引き受けちゃってるわけよ」
「でも毘沙門天って、別格のイメージあります」
「そうね、多聞天はもともと北を守る仏神だからね」
「北だと何か‥‥?」
「中国ではさ、北からの侵掠が歴史的に多いわけよ」
「匈奴とか、蒙古とか」
「そうそう。北を守るってことはさ、強いってことなの」
「日本でも、戦国最強といわれる上杉謙信が」
「あ、謙ちゃんね!いつも最前列で拝んでくれたよ!」
「謙信も北陸の雄、ですもんね」
「じゃ俺、そろそろ行くね!KO-MOKが監視してんだよ!」
「ははあ、広目天さんが。全てお見通しというあの」
「じゃあね〜、ヴァイヴァ〜イ」
「‥‥今の、ヴァイシュラヴァナと掛けてるのかな‥‥」
多聞天、またの名を毘沙門天。
夜叉、羅刹などの鬼神を統率する武神ですが、
インドでは「財産を守る神」でした。
しかし中国や日本では
「北方を守る神様は強くなくては困る」
という地政学的な理由から、武神信仰が一般化したのです。
‥‥ということで、
「 北方 」
「 多聞 天」
「 毘沙 門天」
で語呂合わせしておきましょう。
「 放ぽ っ たもん 、 ビシャ 」
車外へ飲み残しを捨ててはいけません!!
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〈参考〉
「四天王」目が細いのになぜ広目天?
https://fanblogs.jp/huun/archive/148/0
「四天王」持国天は〇〇をかき鳴らす?
https://fanblogs.jp/huun/archive/193/0