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posted by fanblog

2018年01月06日

「ヒティミティムン」を解読せよ!


「ヒティミティムン」

沖縄の言葉で、

「朝ごはん」

のこと。

おいおい、全くの異言語だろこれ!

と思ったあなた。

一分後、考えを改めます。
(キリッ!!)

まず、
「ヒティミティムン」を「ヒティミティ」と「ムン」に分けます。

沖縄での発音「UN」は、本土の「ON」に相当するので、
「ムン (MUN)」を「もん (MON)」に変換します。


「ヒティミテイムン」=「 ヒティミティ 」+「 もん


ここで、
清少納言の「枕草子」から
「春はあけぼの‥」の一節を借ります。

「冬は つとめて 。雪の降りたるは言ふべきにもあらず」

★口語訳
「冬は 早朝 (が良い)。雪が降った朝は言うまでもなく」

つまり昔の日本では朝早いことを

「ツトメテ」

と呼んでいた、ということがわかります。

話を戻して、


「ヒティミテイムン」=「 ヒティミティ 」+「 もん


「ヒティミティ」 ? 「ツトメテ」


「ヒティミテイムン」=「 ツトメテ 」+「 もん


早朝の もの 」=「朝ごはん」


‥‥というわけで、

「ヒティミティムン」=「朝ごはん」

の完成です!


こうして見ると、沖縄の言葉は
いま我々が使っている日本語と比較して

「変わっている」

のではなく、むしろ
古典の時代の日本人が使っていた言語から

「変わらなかった」

ということがよくわかります。


BC12C5DF-DBC8-46FE-916A-0692B8F81654.jpeg
(画像引用:Wikipedia)

‥‥というわけで、今回は

草子」
早朝
つとめて


で語呂合わせです。

真っ暗 早朝 まで 勤めて

ブ、ブラック企業!!!




<参考>
「ジーマーミ豆腐」を推理せよ!
https://fanblogs.jp/huun/archive/150/0

posted by nessy at 01:02| 言葉
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