「ヒティミティムン」
沖縄の言葉で、
「朝ごはん」
のこと。
おいおい、全くの異言語だろこれ!
と思ったあなた。
一分後、考えを改めます。
(キリッ!!)
まず、
「ヒティミティムン」を「ヒティミティ」と「ムン」に分けます。
沖縄での発音「UN」は、本土の「ON」に相当するので、
「ムン (MUN)」を「もん (MON)」に変換します。
「ヒティミテイムン」=「 ヒティミティ 」+「 もん 」
ここで、
清少納言の「枕草子」から
「春はあけぼの‥」の一節を借ります。
「冬は つとめて 。雪の降りたるは言ふべきにもあらず」
★口語訳
「冬は 早朝 (が良い)。雪が降った朝は言うまでもなく」
つまり昔の日本では朝早いことを
「ツトメテ」
と呼んでいた、ということがわかります。
話を戻して、
「ヒティミテイムン」=「 ヒティミティ 」+「 もん 」
「ヒティミティ」 ? = 「ツトメテ」
「ヒティミテイムン」=「 ツトメテ 」+「 もん 」
「 早朝の もの 」=「朝ごはん」
‥‥というわけで、
「ヒティミティムン」=「朝ごはん」
の完成です!
こうして見ると、沖縄の言葉は
いま我々が使っている日本語と比較して
「変わっている」
のではなく、むしろ
古典の時代の日本人が使っていた言語から
「変わらなかった」
ということがよくわかります。
(画像引用:Wikipedia)
‥‥というわけで、今回は
「 枕 草子」
「 早朝 」
「 つとめて 」
で語呂合わせです。
「 真っ暗 な 早朝 まで 勤めて 」
ブ、ブラック企業!!!
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感想(257件)
<参考>
「ジーマーミ豆腐」を推理せよ!
https://fanblogs.jp/huun/archive/150/0