2025年01月22日

六十代にもなって経済学を学ぶのは面白い

六十代にもなって経済学を学ぶのは面白い。
これを40年前に知っていたら、人生は大きく変わっただろうか?
否である。
私はお金儲けに向いていないからだ。
と言うより、お金に興味が無い。
理由は簡単だ。
人生を一人で生きると決めているからだ。
お金は自分以外の人間に使う物だと判っていたらしい。
本能的に。
自分一人で生き、死んで行くことを決めている者にお金は不要だ。
食べていけるだけ稼げば良いのだ。
また、食えなくなったら死ぬだけだから。
妻を娶り、子を授かる事を夢見る輩はそうは行かない。
妻子を食わせて行かなければならない。
済むところも必要だ。
子供の養育もお金が掛かる。
つまり、家庭という物、子孫を遺すという欲求の有る者は、お金が必要なのだ。
「資本論」を読んでいて、この世の中の人間は実に欲深く、そして愚かだと言わざるを得ない。
資本主義経済は必ず経済恐慌という破綻から逃れられない事が判った。
利潤追求の果てに過剰な生産と市場の食い尽くし。
資本家が生き残るために、余力を残して従業員を減らす。
恐らく、30年周期でそういった産業の波が起こるのだと思われる。
否、現在はもっと短い周期で起こるのかも知れない。
資本主義はイギリスで誕生したようだ。
とんでもないことはイギリスが常に発祥のようだ。


Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: