Grokで貨幣の成り立ちを調べても、商品貨幣論という憶測の説明しか出てこなかった。
税と財政、貨幣の関係についても、「ザイム真理教」とかそれらしき書籍は見つかったが、かみ砕いた説明はされていないし、根拠になる文献も紹介されていない。
私は何となくでは無く、正しい知識が欲しかった。
そこで紀伊國屋書店の紀伊國屋BookWeb(Kinoppy)で時間を掛けて貨幣、通貨、財政、税について検索していかの書籍を探し当てた。
「どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み(URL⇒ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1456648 )」だ。
現在も読んでいる途中だが、政府や財務省の増税の理由が出鱈目であることが、ハッキリと、そして理論立てて理解できてきた。
先ず、貨幣の起源についてだが、
商品貨幣論⇒金などのそれ自体に価値のある物を交換手段としたものとする考え。
は誤りだと言うこと。
※貨幣は商品貨幣論から生まれた物では無い。
信用貨幣論⇒貨幣とは、負債の一形式であり、経済に於いて交換手段として受け入れられた特殊な負債。(イングランド銀行)
※貨幣は負債。
貨幣として流通する負債⇒現行通貨(中央銀行券と硬貨)、銀行預金。
貨幣は現金という考え方が完全に払拭された。
信用貨幣論での貨幣:信用と負債の関係を記録する媒体が貴金属でも、紙でも、電子信号でも信用と負債の関係を記録を確認できれば問題ない。
※貨幣は言うならば記号なのだ。
通過は政府系と民間系の「貨幣創造」がある。
一つは政府の需要に応えて日銀(日本銀行)が国債を発行する。
もう一つは民間銀行が貸し出し審査を経て企業の預金口座に記帳する。
どちらも返済されれば、貨幣は破壊される。
※民間銀行では返済、政府では納税で貨幣を破壊する。
※貨幣は常に政府や企業などが負債を負っていないと存在することは出来ない。
この貨幣というモノを理解すると、日本という国の財政政策の嘘と矛盾がハッキリとしてくる。
タグ: 財政政策の嘘
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