うちの会社もそうですが、低温倉庫のほか、缶詰や粉モノなどを保管する常温倉庫があるのですが、夏場は暑い!熱い!
現場で働く人たちも音を上げています・・・。「屋根にスプリンクラーを設置して室内温度を下げる」という方法なんかを実践している企業さんもあるようですが最近見かけた「リボリューションファン」をサクリと紹介。
製造するのは、大手自動車メーカーにマテハン機器やシステムを導入するなど現場環境改善のプロフェッショナル
な企業さまです。
最近では、超人気の某大手アパレル通販の物流センターをお客様のご要望で全て黒色の棚で統一させたり、大手雑貨通販の物流センターをオレンジ色の棚で統一するなど、「見せる現場」づくりをオーダーメイド対応しています。もともと「縁の下」的な業界ですが、攻めているところにかっこ良さをかんじました。
しかし『リボリューションファン』とは?「ファン」です。扇風機!
高温多湿の日本の倉庫では、夏場に扇風機やスポットクーラーを使う機会が多いのですが、最近は、夏場の熱中症が問題になっていますよね。
冷房は空気を冷やすことで、体から熱を移し快適環境を作りますが、女性の冷房病など冷え過ぎも問題です。毎年、何か倉庫内の温度を快適に保てるものはないかなぁと、暑くなるといつも考えていました。
その解決策として、この『リボリューションファン(HVLSファン)』が有効ではないか思いつきました。この商品は、簡単に言うと天井につける巨大な扇風機のようなものです。
庫内の空気をかき回して、汗が蒸発する際に熱を奪う気化熱効果により「体感温度」を下げ、快適環境を作れるそうです。
消費電力が少なく、人間がもつ体温調整機能を最大限生かすため、健康・環境・コスト面と三拍子揃った優れた商品です。
高温多湿環境下、エアコンが無くても、十分快適に過ごせ、数値的には体感温度を最大5.5度も下げるすぐれものだそうです。
床に、業務用の扇風機やスポットクーラーを置くより便利で効果的なんですね。
また、冬には、倉庫内の上下の温度差をなくし、暖房コストが30%も良くなるケースもあり、投資コストも3年もあれば回収できるそうです。
今年の夏は天井にリボリューションファンを取り付けて快適な物流現場環境を作るのもいいなと私は思いました。