「雪の中で車が停まっていて少し離れたところに人が倒れていた。
実はその車の持ち主で父親と子供だった。
父親は子供に被さるように倒れており、子供はあの寒さのなか無事。
しかし父親は亡くなっていた」
ガス欠だったのか、故障なのかちゃんと見ていなかったがなんか胸が苦しくなる事故だと思った。
切なかった。
ZIP でやっていたので詳しく知りたければ調べるとよい。
そんなニュースを俺はネクタイを締めながら、妻と娘は朝食を取りながらみていた。
（去年も似たような事起きたよなぁ・・・）
そのまま俺はリビングを出ようとしたとき彼女達の会話が聞こえた。
妻「ほんと立派な父親だねぇ」
娘「うちはどうだろうね」
妻「勝手に死ねばいい」
娘「キャハハハ(爆)」
心で俺「本能でそのような行動がとれる男こそ生きていて欲しかった」
心で俺「平和を保つため黙っているから君達のキャハハがあるのだ」
全く違う悔しさが同時に押し寄せてきました。
ほんと不謹慎で申し訳ないです。
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