少し前からいろいろな商品が値上がりしている事もお気づきかと思います。
そんな中既に水面下ではなく動き出しているカテゴリがあります。
「業務用食品業界」
大手食品メーカーが価格改定をプレスリリースし、それに牽引されて
各メーカーがこぞって価格改定の交渉を始めています。
交渉というよりも今回の価格改定は
「 こうなりますのでよろしくお願いいたします。
受けて頂けなければ販売できません 」
こんな勢いなんです。
食品業界ではコスト的な部分や原料調達の面で海外からの輸入に依存して
いることはご承知のところ。さらに、物流費(メーカーから問屋、
お店に届ける為のコスト)も2割、3割とアップしています。
更に運送業者も仕事は取りたくても、人がいない・・・ という状況が発生。
ますます運ばれる食品へのコスト転嫁がさけられない状況になっています。
メーカーとお店(スーパーや外食店など)の間に存在する「問屋・卸売業」では
この価格改定により1000品〜2000品という膨大な価格改定をお客様にご案内
しなければならない状態となり、もちろん上げ切れなければ先の経営にも大きな
打撃を与える 危機 として考えています。
その危機を機会と捉えて、適正な価格での商売に戻そうという企業もあります。
「 ピンチはチャンス 」
便乗値上げ という言葉もありますが、粗利改善の為お客様が納得してくれる
価格まで改定をするというのは悪いことではありません。
突然、破綻などして供給が出来なくなってしまう事のほうがよっぽど「悪」です。
そんなこんなの様々な動きにより 2月 または 3月 が大きな転換期と
考えています。
わたしたち一般消費者へ、値上げへの理解を浸透させていく働きとして、
大手がプレスを発表したのです。
気を使ってくれているのだと理解は出来ますが・・・・
なんでもかんでも上がる一方・・・。ほんと厳しいですよ。
でも、先ほど書いた「 ピンチはチャンス 」
だからこそ、賢く節約・小ビジネスへの転換といった思考にもなっていくのだと思います。
これから全国的にみれば30年、生産労働人口は細くなっていきます。
一人二役、三役という働き方になってしまうのか?
効率化し、スリムな仕事で3人分の成果を上げてしまうのか?
どれだけやれるか、思い立ったときに動き出してみる事が何事も自分の為になると思います。
守らなければならないもの、一つや二つじゃないですよね。。。
着地がとんでもなくなりましたが、つたないコメントお付き合い下さりありがとうございました。
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