青森県八戸市の食品加工会社で製造した「ぶりの加工食品」を食べた人が、
「口の回りがしびれる」
などの食中毒の症状を訴え、青森県はこの会社を5日間の営業停 止処分にしました。
同時に、およそ1万7000個の商品の回収をするよう命じまし た。
青森県によりますと、今月2日〜3日にかけて東京都内の飲食店で、青森県 八戸市の食品加工会社、
「株式会社八戸フーズ」 で作られた 「ブリのいしる漬け干し焼き」
を食べた少なくとも5人が、口の回りにしびれや発疹の症状を訴えました。
症状はいずれも軽いということですが、青森県の調べですと、この会社が保管していた加工食品から、食中毒の原因となる 高濃度のヒスタミン が検出され たということです。
ヒスタミンは、魚を常温で放置するなどした際に増殖する細菌。
頭痛やじんましんなどのアレルギーに似た食中毒を引き起こすとされています。
青森県は「八戸フーズ」へを営業停止処分にするとともに、ブ リを原料にして作られた1万7750個の商品を回収するよう命じました。
回収の対象となる商品は
賞味期限 2015年12月13日
までのものとなります。
これまでに東北6県のほか、東京や神奈川など24の都道府県に出荷されているということです。
八戸フーズは震災以降、地元の水産加工メーカーとして業務再開以降、復興に向けて立ち上がる沿岸工場の代替えとなり多くの受注を受けつけ、食の供給力を見せていた。
一時は生産待ち状態になるほどの忙しさのなか業績を上げ続けていた中での食中毒。
学校給食や病院食など数年で増やし続けた顧客からの反応が気になるところです。
業務ルートからの情報が入りましたら更新します
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