2014年12月30日
☆鹿児島市制施行125周年…起点はレトロな建物
今年は、鹿児島市制施行125周年にあたります。
そこで、最初に鹿児島市の仮事務所として使用された建物を紹介
したいと思います。
その建物は鹿児島市山下町にあります。
鹿児島県立博物館の後ろの敷地、照国神社の前方にあります。
長い歴史がありますが、現在は玄関は封鎖されて使用されていません。
50年前までは鹿児島県立博物館として使われており、自分も何度か
見学に行った思い出があります。
それだけの由緒ある建物であれば、ただ荒れるにまかせておくのはあまりにも
勿体ないと思います。
クラシックでレトロなデザインも物凄く魅力的です。
史と景で県外にアピールしている観光立県としての鹿児島県であれば、こういう
二度と建築できない貴重な歴史的遺産は活かしておくべきではないでしょうか。
ぜひ、この建物が再び生かされますように切に願いたいと思います。
以下に、案内版の内容を紹介しておきます。
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建物の由来
明治16年9月 県立興業館として建設された。壁や床は本県産の石材
(溶結ギョーカイ岩)を用い、イギリス人かあるいはフランス技師の設計
によったものといわれている。本願寺の大谷氏より1万5千円の建設
資金寄付を受けた。
明治22年4月 鹿児島市制の施行と同時に、市役所の仮事務所となり、
明治25年4月現在の市立美術館(旧市役所)が竣工するまで使用された。
明治27年7月 県物産陳列場と改称 委託販売も取り扱った。
大正10年4月 鹿児島商品陳列所と改称された。
昭和7年4月 県商工奨励館と改称された。
昭和20年6月 戦災のため内部は焼失し、石造部分のみ残った。
昭和26年11月 工費250万円で博物館として再建された。
昭和28年3月 県立図書館の郷土博物資料をこの建物に移し鹿児島
県立博物館として発足した。
昭和56年1月 新館整備に伴って県立博物館考古資料館として使用する
こととなった。
鹿児島県立博物館
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2014年12月30日
☆年の瀬に 靄に霞んだ 桜島
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今日は靄に包まれてあんまりよく見えません。
街や市場は、買い物客でごった返していますが、
空はなんだか静かです。
「笑顔には、人の心を明るく、柔和で好意的にさせてくれる
偉大な力があります。従って常に笑顔を心がける人の未来は、
ポジティブに飛躍するようになるのです。」
ジョセフ・マーフィー
今日もよき一日を!
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