今日の試合、何よりも失点した時間帯が問題でしたよね。
皆川の前線からの守備でかっさらい匠が冷静に決める。流れとしては最高の先制点だったと思います。
ただし、その5分後にコーナーキックの流れから失点。特に裕馬が良く触って弾いただけにもったいなかったです。
さらにAT突入直前にはシマオの軽率なファールからPK献上し失点。
3失点目は、後半仕切り直して勢いよく入ろうとし、前がかりになったところを2人で決めきられて失点。
4失点目も完全にサイドを崩されて失点。
ただ、得点差程押されていたという印象は受けませんでした。
特に、攻撃面では外 → 中 → 外とワンタッチプレーで展開したりと修正してきた部分も見えました。
守備面では前半、フォワードとサイドハーフの前4人が相手のディフェンスラインにマンマーク気味につくようなシーンがありました。
外されれば相手にスペースを与えることになりましたが、しっかりと守れていました。
それを可能としていたのはフォギーニョと富田の守備力があったからこそです。
この2枚のバランスは非常に良かったと思います。
それだけに富田の負傷交代は痛かったですね...
チームとして何よりの収穫はマリノス戦と違い、 最後までしっかりとファイティングポーズを取れていたことは次に繋がるはずです!
個人に目を向けると、彰吾は6分のスルーパスや17分のプレスのかけかた、85分には立ち位置の良い取り方等、今日も攻撃の中心をになっていました。
今日はサイドハーフからスタートしてボランチから再びサイドハーフとポジションが変わっていましたが、サイドハーフの方があっているのではと感じました。
ボランチで守備のバランスを取りながらよりも攻撃に集中させた方がより輝くと思いました。
フォギーニョは活動範囲がホントに広いと感じました。常にパスをもらえる立ち位置を探して動きなおし、25分にはクリアボールをつなげたり、66分にはパンチ力のあるシュートも見せました。
また、前半は富田がいたため、前に出ていくことが多かったですが、彰吾、力也と組むと後ろでバランスをとるようになる等能力は間違いないはずです。
これからさらにコンディションを上げればホントにキーマンになると思います。
匠はやっぱり立ち位置の取り方が上手いですね。センターバックとサイドバックの間で受けたりし、攻撃のアクセントにもなっていたと思います。
なによりも、ベクトルの方向がゴールに向かうようになってきたと感じました。
足元は上手いし、ドリブルのリズムもいい、そういう選手がゴールに向かってプレーをすれば相手も嫌がります。
今年こそ一皮剥けてほしいです!
氣田と崇兆の左サイドのコンビも非常にバランスが取れるようになってきたと感じました。
氣田が中に入って崇兆のスペースを開けたり、入れ替わってみたりと連携が取れてきたのは今後プラスになりますね。
裕馬も相変わらずいいキック精度でしたね。
ビッグセーブもありましたし、2年目とは思えない非常に頼もしい存在だと思いました。
長倉もプレースピードに徐々に慣れてきたのではないかと思います。89分には股抜きで相手をかわしてクロスを上げるなどいいプレーもありました。
あとは、プレーの精度を高めることで貴重な戦力になってくれると思います。
アピは持っているものが物凄いだけにもったいないと感じます。
特に、ルヴァンカップの広島戦では集中しきれていると思いましたが、時折集中が切れたようなプレーがちょくちょく見られます。
それを改善できれば代表も狙えると思うので、頑張って欲しいです。
ルーキーだけど、それくらいのことを求めていいくらい素材です。
シマオはどこからしくないなと感じます。
身体が重そうにプレーしているのが気がかりです。
特にヴァウドに対してのファウルの場面等冷静さを欠いていたように映りました。
その前のコーナーキックの際にヴァウドとやりあったことでヒートアップし過ぎたのかな?と思いました。
PKの際もよく退場にならなかった...と思うくらいだったので、未然に防ぐ意味で前半のみでの交代になったのかなと思います。
収穫があった選手もいれば、課題が出た選手もいたという試合だったと思いました。
もう一つ気になったのは、エンドを変えた意味です。
前の試合で勝った流れを続けようとするゲン担ぎか、それとも風なのか、はたまた相手の応援を嫌ってなのか...
どれによるかで選手のメンタル面にも影響がある気がしました。
とにかくリーグ戦に集中できる環境になりました。
しっかりとリーグで盛り返していきたいですね!
次は9日にアウェイで浦和レッズ戦です。
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