ズーマー、グランドアクシス100エンジンスワップ電装編
ズーアクを作るのに肝心なのは、エンジンハンガー、負圧ポンプ、負圧ニップル、そしてハーネスの加工。
電装やバッテリーがフロントカウル内のズーマー、シート下にあるグランドアクシス。
ハーネスの電線延長短縮加工が必要ですが、そんなに難しくない?です。
おすすめはハンドルスイッチもスワップするエンジンの車体の物です、コネクター加工が必要無くメインハーネスにカプラーオンなので。
そして、グランドアクシスのメインハーネス
荷札に繋がる先を書いておいて、ハーネステープを剥がしてバラしていけば間違いないです。
前期SB01の配線図ですが、後期のSB06でも大きくは違わないので参考になります。
ズーマーにスワップするために、テール、ウインカー、イグニッションコイル、スターティングモーター、ACマグネト、オートチョーク、後期は電気式オイルポンプ、これらに繋がる配線以外をフロントボックスまで移動または延長します。
ここで不要になる配線も処理しておきます、オイルレベルゲージ、フューエルゼンダ、グランドアクシスのメーターに繋がるメーターランプ以外の配線は分岐箇所のテープを剥がして切り取り、再度テーピングします。
配線の移動、延長は車体に合わせて長さを見ながらの作業になります。
スタータリレーからスターティングモーターのバッテリー+の赤線
レギュレーター、CDIからACマグネトへの配線
CDIからイグニッションコイルのオレンジ線
バッテリーの−線
これらを延長します、熱収縮チューブを通しておいて半田で接続します。
ギボシではかさばったり、後々接触不良など面倒な事になるので半田にしましょう。
車体の長さによって配線延長は変わりますが、グランドアクシスのハーネスはわりと長いので少ない延長で大丈夫でした。
フロントボックス内で、CDIからスタータリレーや電源+など余る配線は短縮加工するとスッキリします。
ウインカー、ヘッドライト、テールランプは使う物に合わせてカプラーを外して加工して下さい。
注意点として、最近のLEDテールランプを使う場合…
グランドアクシスのテールはACが流れてるので点灯しません、ACマグネト(ジェネレーター)を全波整流化すれば問題無いですが…
テールだけならポジション線をキーオンで+が流れる配線に繋ぎ変えれば点灯します。
ブレーキランプはブレーキスイッチからDCが来るので大丈夫です。
ヘッドライトもACなのでLEDやHID化するにはジェネレーターの全波整流化しましょう。
配線加工が終われば1度取り外して、ハーネステープで綺麗に細く纏めていきます。
配線チューブも被せると見た目と配線保護にいいです。
メインキーはズーマーの物を使うので、ズーマーのメインハーネスからメインキーのカプラーを、ギボシ加工出来る長さでカットします。
グランドアクシスハーネス側の赤線をズーマーのカプラー赤/緑の線に
茶線をズーマーの赤/青の線に
グランドアクシスの灰色の線はチェックランプのオイル警告なので絶縁でズーマーの桃線は必ずテープで絶縁してください。
ズーマーの桃線はキーオフで12Vが流れてるので絶縁は確実に!
後、ホーンですがグランドアクシスの2線式を使って下さい。
簡単です、グランドアクシスは−コントロールなのでキーオンでホーン+に電気が流れますが+が茶線−がピンクで極性を間違えそうになります(笑)
間違えるとキーオンでメインヒューズが切れました…
ハーネスもきっちり書くとボリュームあったので、今回はこれで終了です。
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