前回の ズーマーカスタム図鑑 よりディープなズーマーカスタムの世界へ(笑)
ズーマーカスタムの醍醐味?リアタイヤの”太足”化です。
前回までのロングホイールベース化”ロンホイ”に加えて、
エンジンを左側にズラして、超太いホイールにタイヤを履かせます。
これはズーマーだからこそ可能で、純正のタイヤが太くて厚いので、
ズーマーはクランクケースが長く、ノーマルエンジンで12インチの8Jなんて車みたいな幅のホイールが入ります。
ヮ(゚д゚)ォ!
もちろんホイールを装着する為のリアハブや、アダプター、
ホイールのオフセット組み合わせるタイヤなどのセッティングは必要ですが。
ただ、既に定番のカスタムなので、ボルトオン可能ではあります。
ホイールが太くなるのに合わせて、マフラーが付かないので
太足用のマフラーか、または加工が必要になります。
写真右のズーマーはノーマルエンジンですね、
左はエンジンスワップされてます。
50ccで遅いズーマーなので、エンジンを積み替え(エンジンスワップ)するのもズーマーの人気カスタムです。
この2台共にGY6と呼ばれるエンジンに積み替えされてます。
元はホンダのスペイシー125ccの、JF04というスクーターのエンジンで。
ホンダがライセンスフリーで設計図を公開したので、中国や台湾、韓国製スクーターに使われてます。
ヤフオクなどで売られてる物は、主にトライク用なので、そのままではリアホイールが付きませんので注意!
このエンジンでもズーマーを太足化するには、ロングケースタイプが必要です。
写真左のズーマーは、GY6をリアフレームに直に吊るワンオフフレームで、シートフレームも一体化されてます。
右のズーマーは、GY6用の太足用エンジンハンガー、リアフレームから吊るタイプで取り付けられています。
エンジンハンガーが塗り分けされてて分かりやすい2台。
写真左の蛍光イエロー、右のゴールドのパーツ、センターより左側に振られてるのがよく分かりますね。
次回。ズーマー図鑑パート3へ。
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