地元の被災者代表という重いポジション。
であればこそ、毎日にでも渋い表情をとってもらうことは大事、取り上げる方も良心を感じる。
被災者代表なんて重過ぎて、しり込みするものだが、今回の事故調の報告書が現行政府(菅総理が交代したからといって政権が変わったわけではない)を批判していることは、重要である。
また、黒川委員長は大飯原発の再稼動と事故調査委員会の関係が希薄なことを指摘し、福島原発事故は終わっていない、と明確に発言をしているようだ。
福島第一原発事故は収束していない。現に、収束の道筋さえ明確ではない。
そういえば、収束の工程表ってものが一時議論されていたが、今は、どうなっているのだろう。
何事も移ろい易いマスコミの報道に流され易い世論という空気。やはり、今のマスコミには限界を感じるところ。福島は終わっていない、本当に、深刻に。道筋が見えないのであれば、人生80年として、半分過ぎている人でも40年。セシウムの半減期(半分にしかならない)よりも短い人生を考えたときに、あまり変に風評被害とか言わないで、危険の恐れがあるので国で買い取る、という方向こそが、本来あるべき責任政党であると思うところ。ごみの処分は十分に産業になると思うし、それによる発電は太陽光発電よりも高い金額で買うべきであろう。
福島、東北再生エネルギー全量買取制度なら、賛同できる。
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