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霧ヶ峰
2018年春カナダ東部トロントに移住しました。現地企業の直接採用で夫婦と子供二人で何もわからないところからのスタートでした。同じような経験をする方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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2018年10月04日

Cross country本番

今日はcross countryの本番の日です。
トロント・オンタリオ湖畔のAshbridge's Bay Parkにみんなで向かいました...と書くはずだったのですが・・・

School busが学校に来られるのが早くても9時15分とのこと。
オンタリオ湖から少し離れている子供たちの小学校からは朝の道路の混雑を考慮するとどんなに急いでも現地まで40分はかかります。
そしてGrade 1がスタートラインに並ぶのは9時45分、間に合いません。
遅れて到着した場合、高学年の子供たちと一緒に走ることができるけど、各自で行くことができる人は現地集合、ということになりました。

先生が前の日にメールで送ってくれた地図を頼りに到着、Tim Horton'sの南側の集合場所に行くと先生やGrade 1のクラスメイトに無事合流することができました。
みんなとお揃いのTシャツを着てスタートラインに立ちます。

Grade1Starting.jpg
Grade 1の子供たちがスタートラインに立ちます。
学校ごとにお揃いのTシャツを着ています。


子供たちの学校のGrade 1は9人の参加でしたが、中には何十人もの子供が参加している学校もあり、学校の規模やcross countryへの取り組みは様々なようです。

スタートの合図と同時に子供たちが一斉に走り出します。
砂浜を何百人もの子供が走る様子は壮観でしたが、混雑の中で転んでしまう子供もいて少しかわいそうでした。

砂浜を出て木々の中を走るコースに入っても、今週雨続きだったためあちこちに水たまりやぬかるみが残っていました。
その中を長女が頑張って走っていく姿を見て、わずか数週間で変わったなぁと感慨を覚えました。
何しろついこの前までは教室にも一人で入れず、朝のcross countryの練習に連れて行ってもみんなと走ろうとせず、親と手を繋ぎながらなんとか走る状態だったのですから・・・。

無事1kmを完走。参加証をもらいました。

しばらくして、上級生を乗せたschool busが到着しました。
Grade 4の長男にも無事会うことができました。

お友達のHくんは
"This is my fourth time to run this race."
とちょっと得意げに解説してくれました。Grade 1から毎年走っているのですね。

同級生のHくんとCくんは本当に親切です。
トイレに行く際にも長男が迷子にならないか心配して見ていてくれます。英語が喋れない長男がよっぽど頼りなく見えるのでしょうか?

出発前にはみんなで肩を組んで作戦会議です。

Grade4Members.jpg
出発前に円陣(?)を組んで作戦会議。
どんなことを話し合ったのでしょうか?


そして出発です。

Grade4Starting.jpg
Grade 4の子供たちがスタートラインに並びます。
これだけの子供が一斉に走るのですからまさにカオスです。


スタート直後はGrade 1よりはるかにワイルドでした。やはり転んでしまう子供が続出。
長男は幸い転倒には巻き込まれなかったものの、大きく出遅れてしまいました。

林間コースに入ってからも頑張りましたが、残念ながら目標にしていた予選通過はかなわず。
それでも、みんなと一緒に練習し、スタート前も結束を確認し、ゴール後に健闘をたたえあった経験は何事にも代えがたいものでしょう。

子供に聞くと、一番楽しかったのはゴールの後にみんでスナックを分け合ったこと、だそうです。



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2018年10月03日

朝の世間話とThanksgiving Day

この数日間は雨が降ったりやんだりのすっきりしない天気が続いているトロントです。
台風の猛威に繰り返しさらされている日本を想えばどうってことないのですが、やはり早く晴れてほしいですね。

さて昨日は朝のバスで長男の担任の先生と一緒になりました。
いつもは徒歩15分弱の道を歩いているのですが、今日は雨なので最寄りのsubway stationに隣接しているバスターミナルから乗ったのです。

雨の日のバスはいつも混んでいます。
やはりバスがなかなか来なくて焦り始めたところ先生がすぐ気付いて声をかけてくれました。

"Hi! Good morning!"
Torontonianらしくいつもフレンドリーです。
遅刻しそうなことを気にしている様子はまったくありません。

で一通りの挨拶が終わった後すぐ聴かれたのは
"Where do you live?"
Downtownを出るとTTCの多くの駅では地下鉄から改札口を通らずにそのままバスに乗ることができる構造になっているので、先生も私たちが地下鉄に乗ってきたと思ったのでしょうか? すぐ近くのcondoからいつもは歩いているんだけど今日は雨だから・・・などと話したら、先生の世間話が始まりました。

「Condoは最近建設ラッシュよね。でもすぐ売り切れてしまうみたいね。」
「私(先生)の両親も昨夜condoを買ったのよ。一軒家の広いスペースはもう必要ないと言って。」
「トロントの不動産の高騰はすごいみたいね。もともと家があって買い替える人はいいけど・・・。」

そうです、そうです。
私たちはとても買えないのでcondoを借りているのですが、それでも家賃が高くてびっくりしましたよ。東京よりも高いかも。

さらに先生の世間話が続きます。

そうそう、今度の月曜日はThanksgiving Dayなの知っているわよね。金曜日もPA Dayで学校はお休みだから子供たちは4連休ね。どこかに行くの?

週末のrecreationに申し込んじゃったから家でゆっくりする予定。
金曜日は同級生のMちゃんと遊ぶ予定になっていて・・・。

そうこうして学校の最寄りのバス停について私たちだけ慌てて降りても先生の世間話は続くのでした・・・。

学校の校門をくぐったら8時46分。一応8:45が始業時間なのですが・・・。
先生はそれでも慌てるそぶりを見せず、悠々とofficeに入っていきました。
「みんなはGymにいると思うわ。」

いつも早く来ているGrade 1の長女の担任の先生とは対照的な先生ですが、なんだかにくめないですね(笑

Turkeys.jpg
いつもはベーコンや鶏肉がおいてあるコーナーに突如現れたturkeys.
カナダでは10月の第2月曜日がThanksgiving Dayです。


ちなみにThanksgiving Dayは10月の第2月曜日です。
日本でThanksgiving Dayと言うと、アメリカの11月下旬(第4木曜日)のイメージが強いように思うのですが、カナダでは違います。
カナダは寒くて農作物の収穫が早いから・・・というような理由ではなく、もともと4月とか5月とか11月とかばらばらにお祝いしていたのを1957年に「10月の第2月曜日にする」と決めたようです。
スーパーでもturkeysが並んでいて、だんだんその雰囲気が出て来たTorontoです。



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2018年10月01日

"Prime Minister"の選挙とOrange Shirt Day

今日は子供たちの小学校で2018-2019シーズンの"Prime Minister"と"Deputy Prime Minister"の選挙がありました。日本で言うところの生徒会長と副会長みたいなものでしょうか。

立候補した児童たちはみんなの前でスピーチをして、投票の結果選ばれたのは・・・

"Prime Minister"もDeputyも女の子でした。
女の子が強い学校のようですね。このような学校から見ると、昨今日本の某医科大学の入試で話題になったsexualismは"incredible"に感じられることでしょう。

PrimeMinister2.jpg
みんなの前でスピーチする候補者。
"Prime Minister"も"Deputy Prime Minister”も女の子です。
みんなオレンジ色のシャツを着ていますがその理由は・・・


さて今日は多くの児童がオレンジ色のシャツを着て登校していました。
本来は昨日9月30日が"Orange Shirt Day"だったのですが、日曜日だったため今年は今日をオレンジ色のシャツで登校する日にしたのですね。

先生からの手紙には"children may wear orange shirts to school (certainly not mandatory or expected). It's totally up to individual families how they want to tackle this issue. "とありました。

"Orange Shirt Day"は今世紀に入ってから始まった運動です。
カナダの歴史の負の側面の一つ、先住民に対する誤った政策を反省し、忘れないで行こうという趣旨のものです。

先住民の子供たちに「平等な教育機会を提供する」という建前で推し進められたこの施策は、先住民の子供たちを"residential schools"という寄宿学校に強制的に入学させることによって家族と引き離し、先住民の文化・言語の継承を不可能にしてしまいました。まさに"a form of cultural genocide"と呼ばれる所以です。

しかも実際に子供たちに授けた教育はGrade 5程度までのもので、単純肉体労働をさせるための教育だったようです。
寄宿学校では日常的に子供たちに対する虐待が様々な形で行われ、先住民の子供たちに拭い去ることのできない傷を負わせてしまいました。

「多様な文化を尊重する国」という今日のカナダの方針とは真逆に思えるこのresidential schoolsは1990年代まで続いていたというのですから驚きです。

いまもアメリカのトランプ政権が難民の子供たちを親から引き離す非人道的難民政策を平然と推し進めていますが、これと同レベルの歴史がカナダにもつい最近まであったのですね。
忘れてはいけない歴史の負の側面だと思います。

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posted by 霧ヶ峰 at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校

2018年09月30日

Ashbridge's Bay Park

9月最終日の日曜日、トロントEast endのオンタリオ湖畔にあるAshbridge's Bay Parkに行ってきました。

Ashbridge's Bay Parkと言うと、Canada DayやVictoria Dayの花火の打ち上げ場所というイメージが強いかもしれません。
またAshbridge's Bayにはヨットが数多く係留されており、トロントの「逗子マリーナ」のような感じを持たれる方もいるかもしれません。

XC4.jpg
Ashbridge's Bayには会員制のヨットクラブがあり、ヨットが多数係留されています。さながらトロントの「逗子マリーナ」といった感じです。


しかし、今日は花火などがとり行われる予定もなく、またわが家は...さすがにヨットで休日を過ごすような優雅な生活を楽しむ余裕はありません。
ここを訪れたのは、来たる10月4日のCross country meetの練習のためです。

いつもは朝寝坊の長男が、学校でcross countryの練習が始まってからは毎週月水金と早起きして朝練に欠かさず参加しており、今日も早起きして練習に行きたいとせがんできたのでした。「勉強」方面では見たことがない積極性に心を動かされ、ではレースが行われる現地を見て実際に走ってみようと出かけました。

Line 2のWoodbine駅から92番のバスに乗り、終点のWoodbine Beach Loopで降りるとすぐ目の前がWoodbine Beachです。
だいぶ肌寒くなってきましたが、ビーチバレーを楽しんでいる人たちもいました。

Grade 4の長男が走るレースは2 kmあまり。決して長い距離ではありません。
ただし砂浜から出発し、湿った芝生や木々の中の小道を走るコースであり、見かけ上の距離以上のタフさがあります。

出発地点の砂浜に出ると、同じように練習をしている親子が何組もいました。頑張っている子は他にもたくさんいるのですね!

XC1.jpg
砂浜に出ると他にも走っている親子がいました。
ちなみにこれは海のように思えますが、オンタリオ湖です。対岸のアメリカは見えません。


砂浜を走り始めるとすぐ靴の中に砂が入ってきました。地面を蹴ってもなかなか推進力が得られず、また「浜風」も時折逆風となります。
想像以上に大変でした。

ようやく砂浜を出ると、今度は芝生の中のくねくね道です。
コースの違う、Grades 1 & 2、そしてGrade 3との分岐点にはチョークで印がついていましたが、実際のレースで冷静に正確なコースをたどれるか、少し不安に思いました。

XC2.jpg
コースにチョークで描かれた分岐点。事前に見ておいて良かったです。


芝生は少し湿っており、今週はまた雨が降る予報でもあり、レース当日はさらに大変なコンディションになるかもしれません。
怪我をしないよう気をつけて、精一杯がんばってくれれば親としては大満足です。

XC3.jpg
私たちの前を走る親子。
お父さんもかなり息を荒くしていました。


家に帰ると、涼しい顔をしている長男とは対照的に私は腰から下が鉛の重りをつけたようなだるさです。日頃の運動不足がたたってしまいました。。。



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2018年09月29日

日本語での教育 〜 トロント補習授業校と日本の通信教育

トロントには日本人学校がありません。そのため平日は現地校に通い、英語(とフランス語)漬けの毎日を過ごすことになります。
英語(とフランス語)を身に着けるには良いのですが、やはり日本語の方も年齢相応に身につけさせたいものです。

毎週土曜日、トロントに住んでいる日本人のお子さんの多くはトロント補習授業校に通っています。
この補習授業校は土曜日だけ開校している学校で、文部科学省から教員の方が2名派遣されており、日本の教科書を使って授業を行っています。

(※ちなみに、本日9月29日、トロント補習授業校は臨時休校となっています。校舎工事のため、トロント市教育委員会より校舎使用許可が取り消されたとのことです。)

日本で月曜日から金曜日までやっている授業を土曜日1日で行うのですから、そのハードさは容易に想像できます。
自宅で毎日きちんと予習・復習して、補習授業校ではそれを確認する、というようにやらざるを得ません。
トロントで知り合った日本人のお子さんの中には、毎週頑張って通っている方もいますが、大変でやめてしまった、という方もいらっしゃいます。

私たちもさんざん迷った挙句、詰め込み教育は我が家の目指すものではないこと、せっかくカナダに住んでいるのに毎週土曜日が学校でつぶれてしまうのは様々な機会の損失になることから、子供たちを補習授業校に通わせないことにしました。

その代わりに毎日日本語の本をしっかり(というか夢中になるように)読ませ、そしてGrade 4の長男には日本の通信教育を受けさせています。

日本を出る前に通信教育についていろいろ調べてみました。
海外にいながら受講できる日本の通信教育はいくつかあるのですが、わが家が選んだのはZ会の通信教育です。(こちら ⇒ 【Z会の通信教育】 )
最初にZ会を候補に考えたのは私自身が高校時代、塾に行かずにZ会の通信教育だけでなんとかなった経験があったからなのですが、よく調べてみると海外在住者向けのサポートがしっかりしていました。

特に日本を出発する際、住所がまだ決まっていない段階で申し込みができ、渡航日に合わせた教材到着日の調整等、メールで細かく対応してもらえたのが助かりました。
トロントで3回引越しするというあわただしい最初の数ヶ月でしたが、その度にしっかりと教材を届けてもらえたのはカナダ基準では「奇跡的」ですらありました。

教材はDHLで届き、紙ベースの教材を補足する先生の講義はiPadで視聴することができます。
そして毎月2回の添削問題の答案提出はネット経由で行っています。

PostZ2.jpg
このような添削問題を月に2回解答します。


PostZ1.jpg
子供の解答をスキャンして、Post Zにアクセス。


スキャンした答案をアップロードして提出完了。

しばらくすると赤ペン先生が採点して、添削結果をネット上でみることができます。

PostZ3.jpg
赤ペン先生が添削した答案をPDFファイル形式で見ることができます。


私のようなアナログ世代は赤ペン先生の手書きの文字が入った答案用紙が郵便で届くのを楽しみにしていたものですが、長男にはこれで十分なようです。
当面はこの通信教育で様子を見たいと思っています。









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2018年09月27日

Curriculum Night

今日は子供たちの小学校の"Curriculum Night"の日。職場を早退させてもらい参加してきました。

"Curriculum Night"は学校の"Open house"のようなものです。子供たちの教室の中に入り、普段どのような環境で勉強しているかを見て、先生の説明を聞きお話をします。

また他の子の親と知り合いになる良い機会でもあります。日本の授業参観とは違い、先生が授業をするわけではありませんが、その分先生や同級生の父母の方とお話する時間があり、学校の様子がよくわかりました。

夕方5時から校庭でハンバーガーやホットドッグなどの軽食を出す屋台が出ます。わが家もハンバーガーを頬張りながら、娘や息子の同級生の親御さんとお話をしました。ダラスやマイアミから引っ越して来たばかりの方もいて、勇気付けられました。

CurriculumNight1.jpg
校内での説明会の前に校庭でハンバーガーやホットドッグなどの軽食を食べながら"socialize"します。娘の友人のお母さんからはお知り合いを紹介していただきました。


あっという間に6時半になり、体育館に移動して校長先生のお話、そしてSchool Councilの役員の方の紹介がありました。トロントに引っ越して来たばかりの同級生のお母さんも役員に立候補していて「すごい!」の一言でした。

その後それぞれの教室に移り、中を見学しながら先生の説明を受けました。

Grade 1の教室は本が溢れていました。本を読み、お友達に読み聞かせるのが最も重視されているようです。

CurriculumNight2.jpg
娘のGrade 1の教室。本が溢れていました。


 "Daily Five"のうちの最初の3つはRead to self, Read to someone, そしてWork on writingとのことです。

CurriculumNight3.jpg
読み書きを重視する"Daily FIve"


 学校の本だけでもたくさんあるのですが、さらにそれぞれの家から大好きな本を持ち寄ってきて作った文庫もありました。

 また教室のあちこちに各自が持ち寄った家族写真が飾られていました。子供が少しでも居心地よく教室で過ごせるようにとの先生の配慮です。

 先生からはまだ宿題は出さない、その分家族の時間をとり、いっぱい話をしてほしいとの説明がありました。子供にとってはまさにパラダイスです。

 Grade 4の教室にもやはり本が溢れていました。いわゆる「勉強」よりも読書を通じて学ぶことが奨励されているようです。

CurriculumNight4.jpg
Grade 4の教室にも本がたくさんありました。


 カナダの地理についても勉強しているようですね。早く勉強の成果を見せてもらいたいものです。

CurriculumNight5.jpg
カナダの地理についても勉強しているようです。


 先生からは、算数の授業では活躍していること、少しずつ英語を話すようになっているとの説明があり、ホッとしました。

 学校を出た時には8時近くになっていましたが、貴重な体験でした。参加を許してくれた職場の上司にも感謝です。






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posted by 霧ヶ峰 at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校

2018年09月26日

秋の訪れとBook Fairと子供の成長(??)

昨日のトロントは冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、今日は午後から青空が広がりました。
その分、夜になってから冷えてきて、現在の気温は13℃、明朝には11℃まで冷え込む予報です。

通学路の木々の中にも紅葉が目に付くようになりました。

ColouredLeaves.jpg
子供の通学路の一風景。
色づいて落葉し始めた木々が目に付くようになりました。


さて、先週発熱して休んでいた長女はすっかり元気になり、毎日小学校に通っています。
月曜日は先生のところまで連れていかなければなりませんでしたが、徐々に遅れを取り戻しているようです。

今日は学校でもうすぐお友達の誕生日だと聞いてきたようで(「英語ぜんぜんわからない!」と言っているのですが)、頑張ってお誕生日カードを書いていました。いつの間にかアルファベットもきれいに書けるようになっていてびっくりです。

BirthdayCard.jpg
友達の誕生日だと聞いて、頑張ってカードを用意しました。いつの間にかアルファベットが書けるようになっていてびっくり。


今週は学校でBook Fairが行われています。さまざまな子供向けの本が少し安く売られていて、収益は学校の図書館のために使われるようです。
話を聞くと、同級生たちは20ドル札を手に買いに行っているとのこと。日本の小学校の感覚ですと、子供にこんな「大金」を持たせて登校させることはないような気がするのですが・・・。

息子は「"Only seven dollars!"って係の人が言ってた本はペラペラで、あんなの買わないよ。」と得意面で言っていましたが、そのかわり買ってきたのはマンガでした。成長しているのかよくわかりません。

BookFair2018.jpg
息子が学校のBook Fairで買ってきた本はマンガでした。。。





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posted by 霧ヶ峰 at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 学校

2018年09月23日

テニス「大会」

快晴の日曜日!
長男は夏から通い始めたテニス教室の「大会」に参加しました。

「大会」といっても、長男が出たのは"Novice"の部。テニスを始めたばかりの小学生が参加するかわいい試合です。もっと大きな子供になるとU12の部、U16の部への参加となり、U16の試合はかなり本格的になります。

JuniorTennis.jpg
快晴の下、テニス「大会」が開かれました。
子供たちは真剣そのものです。


"Novice"の部に参加した子供は全部で5名、総当たりで各々4回試合をしました。
普段はおっとりとしている子供も真剣そのもの。ボールをネットにかけて悔しがる様には、そこまで悔しがらなくても・・・と言うほどでした。

"Novice"の試合の審判を務めたのはU16のお兄さんたち。小さい子相手に優しい声をかけて上手に試合をリードしていました。
いまの職場でもメンタリングが素晴らしい私よりも若い人がたくさんいますが、こういうように子供の頃から教育されてきたのかなぁ、と考えてしまいました。

試合が終わった後はみんなで特注のケーキをいただきました。

TennisCake.jpg
大会の結果発表の後に特注のケーキをみんなでいただきました。


印象的だったのは、残念ながら1試合も勝てなかった女の子がふてくされることなく、笑顔でケーキを配るのを手伝っていたこと。イベントをみんなで楽しむ、ということが自然に身につけられているのが素晴らしい!と感動してしまいました。

目先のボールの行方に一喜一憂して大騒ぎしているわが子がこのような境地に立つ日は来るのでしょうか?


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2018年09月22日

2018/2019年シーズンのインフルエンザ・ワクチン接種プログラムと経鼻ワクチン

トロント公衆衛生局(Toronto Public Health: TPH)が2018/2019年シーズンのインフルエンザ・ワクチン接種プログラムについて情報を公開しました。気にされている方も少なくないと思いますので、ここに共有したいと思います。

A. 高用量3価不活化ワクチン(High-Dose Trivalent Inactivated Vaccine [HD-TIV])
  1. 商品名Fluzone High Dose (HD)
  2. 公費負担です
  3. 65歳以上の方に推奨されています
  4. 医院または長期入居型の介護施設でのみ接種できます


 HD-TIVは通常用量のワクチンに比べて効果が高いことが示されており、高齢の方でA型インフルエンザウイルスによる罹患率が高いことから、トロント公衆衛生局は65歳以上の方(強い副反応歴など接種を避けるべき理由がなければ)に推奨しています。

B.4価不活化ワクチン (Quadrivalent Inactivated Vaccine [QIV])
  1. 商品名 FluLaval Tetra, Fluzone Quadrivalent
  2. 6ヶ月齢以上の子供と全ての大人が対象


※2歳から17歳の子供はこのQIVではなく、 経鼻ワクチン(鼻スプレータイプ) の4価弱毒化生ワクチン(Quadrivalent, Live Attenuated Influenza Vaccine [Q-LAIV])を選択することも可能。

FluMistQuadrivalent.jpg
経鼻ワクチンは注射嫌いとしては確かに惹かれますが...FluMist Quadrivalentのウェブサイトより。 ( https://www.flumistquadrivalent.com/)


 以下はトロント公衆衛生局からの発表ではありませんが、少し鼻スプレータイプ(経鼻)ワクチンについて書いてみたいと思います。私の以前の仕事と若干関係があるので少し専門的かもしれませんが、なるべくかみ砕いて書きますので興味のある方はどうぞ。

 経鼻(鼻スプレータイプの)ワクチン(FluMist)は2003年にアメリカで、2011年にヨーロッパで承認されていますが、日本では承認されていません。子供にとって注射はいやなものですし、また注射タイプの不活化ワクチンですと、インフルエンザの感染経路である上気道に十分免疫が誘導されないとされています。

 事実、2009年新型インフルエンザウイルスの出現までは経鼻ワクチンの方が効果が高いとする研究が出ていました。ところが2013/2014シーズンからアメリカでFluMistの効果が低下していることが指摘されるようになりました。これはFluMistが2009年型新型インフルエンザウイルス類似のウイルス(influenza A(H1N1)pdm09-like virus)に効果が発揮できなかったことが原因とされています。そのため、米国疾病管理予防センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)は2016/17シーズン以降、同ワクチンを接種推奨リストから取り下げていました。

 経鼻ワクチンが2009年新型インフルエンザウイルス類似のウイルスに効果が発揮できなかったのは、ワクチン製造に用いたウイルスの増殖能力が悪かったことが原因と考えられました。生ワクチンですから、鼻にスプレーした後、ウイルスが粘膜に感染して増殖しないと効果が出ないのです。

 そこでワクチン製造会社はワクチンをつくるのに用いたウイルス株をより増殖能力が高いウイルスに変更しました。この改良型経鼻ワクチンは接種後の抗体価の上昇が良好なことが示されています。ただし2017/2018年シーズンは2009年新型インフルエンザの感染は広まらず、殆どがA(H3N2)型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスだったため、この改良型経鼻ワクチンが本当に有効かどうかのデータはまだありません。

 CDCの予防接種諮問委員会は総合的に考えて、この経鼻ワクチンを今シーズンから再度推奨リストに加えています。トロント公衆衛生局もこのような流れを受けているものと考えられます。

 参考:
CDC > MMWR - Update: ACIP Recommendations for the Use of Quadrivalent Live Attenuated Influenza Vaccine (LAIV4) − United States, 2018–19 Influenza Season. June 8, 2018; 67(22): 643–645. (⇒ こちら )



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posted by 霧ヶ峰 at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2018年09月21日

Let It Shine - 担任の先生の気遣いとメール

本日も娘は学校をお休み。
解熱してきていましたが、本人も疲れているようなのでお休みさせました。

朝8時に長男をcross countryの練習に連れて行くと娘の担任の先生がいました。Cross countryのコーチの一員として、月水金は朝早くから出ているのです。頭が下がります。

先生の方から声をかけてくださり、本日もお休みさせることをお伝えました。
先生も理解を示してくれ、
"Next week, it may be difficult for her to adjust to the life at school. It has already been difficult for her, but after this week of absence..."
とまさに私が心配していたことを言ってくれました。

とにかく、体調が回復していたら、なんとか学校に連れて行くことで一致しました。休みが続いてしまうと余計に学校に行きにくくなってしまいますからね。。。

School.jpg
子供たちの学校。
来週は元気に登校してくれるといいのですが・・・。


夜になってから、担任の先生がこの1週間のクラスの様子をメールで教えてくれました。

今週は"I Love My Purse"と"Pink is for Boys"を読んだとのこと。
この2冊とも「人と違うことを大切にする」ということを教えてくれる本です。このあたりの本の選び方は同調圧力の強い日本とは大違いですね・・・。

クラスのみんなはwritingも頑張ったようですが、'A lot of children resist writing because they "don't know how to spell it."'とのこと。カナダの子供も最初はこんななんですね。

あとは校庭に出て木を観察しながら、数の概念を勉強したとのこと。先生は屋外で勉強させるのも好きなようで"Science, math, literacy: it can all be explored outside!"と言っています。

あとは"Let It Shine"をいっぱい歌ったとのこと。そして毎週金曜日には"Let It Shine Star"を今週頑張ったことに対してプレゼントしているようです。

"It would be a wonderful way to honour each student and their shiny moments from the week." "It truly is so lovely to see their smiles and bright eyes when hearing about how wonderful they were at school. Happy, supported, and encouraged children are more invested in learning and growing."
いい先生だなぁ、とつくづく感じました。

来週は学校に行かれるといいなぁ。そして娘なりに"shine"してもらいたいものです。

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