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2024年07月05日

「おバカさんの自叙伝半分」G・ネラン




私は遠藤周作氏の「おバカさん」という小説が大好き。
コミカルに描かれた「謎のフランス人ガストンさん」の素晴らしさが、笑いあり涙ありで綴られているのだ。

「おバカさんの自叙伝半分」G・ネラン(講談社文庫)

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そのガストンさんなる人物のモデルとなっているのがG・ネラン神父様らしい。
「おバカさん」の書中でガストンさんは間の抜けた馬面と描写されているが、ネラン神父様は眼鏡をかけた精悍なお顔つきでいらっしゃる。

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「神父とバーテンダー」という2色のわらじを履かれた神父様。
うらぶれた街角で、多くの迷える子羊たちを救われたに違いない。

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今、もしネラン神父様がご存命でいらしたら、私も是非スナック「エポぺ」で神父様のカクテルをいただいてみたかった。

ちなみに今この本は中古でしか入手出来ないのが残念。

素敵な読書タイムを。



posted by mysterynovels at 10:07| JAPAN
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