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2024年09月08日

「雪渡の黒つぐみ」桜井真城




職場の一人から「この本読んだことある?」と問われ、その存在を知った本。

キリスト教関連ミステリーが大好きな私。
東北キリシタンに関連する本書を既に読んでいると思われたのであろう。

「雪渡の黒つぐみ」桜井真城(講談社)

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雪渡の黒つぐみ [ 桜井 真城 ]

価格: 1980円
(2024/9/8 16:20時点)
感想(0件)



以前、私は「虎と十字架」というタイトルの本を読んだことがある。
その本と同時代の事を ”忍びの者から目線” で書かれたのが「雪渡の黒つぐみ」という感じであろうか。
どちらも南部藩、伊達藩、金山のキリシタン達が大きく関わってくる内容である。

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また現在「キリストの墓」なる箇所が存在する戸来村についても、この本を読むと「なるほど、そういう見方もアリなのか」と思ってしまう。

かなり方言の強い台詞が使われているものの、読者をひきつける内容に夢中になって読んでしまった。
南部藩、伊達藩の歴史や、東北キリシタンにご興味がある方なら楽しめる内容であると思う。

素敵な読書タイムを。



posted by mysterynovels at 16:17| JAPAN
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