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2021年12月09日

1996年当時、国内で買えるコンパクトフィルムカメラの台数、じつに118台!

 しかし、なんですなあ、

 年末恒例となった漫才の頂上決戦、M-1グランプリ、

 2021年のファイナリスト9組も決まり、12月19日(日)の決勝当日・・・って、ちゃうがな、

 なんすか、

 なんやったっけ、

 もしかして、前回とりあげた、1型センサー搭載(とうさい)の、高級コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の話とか、

 それや、SONYさんの名機 RX-100 で幕を開けた、高級コンデジ 1型センサー時代やけど、今では、1型センサーよりもさらに高画質なAPS-Cセンサーを搭載したモデルも、当たり前のように店頭にならぶ時代となり、そうこうするあいだに、今度は、さらなる高画質のフルサイズセンサーを搭載したモデルまで、



 しかし、不可能とも思えるダウンサイジング(小型化)にそそぎこまれた開発費もハンパないようで、えらい高値が付いてますね、ソニーストアで購入すると 427,768 円(税込)・・・しかも、われわれは完全な浦島太郎状態で、いまから6年前には、すでにこの世に存在していたという、

 APS-C センサーのRICHO GR?V(画角28?o)やGR?Vx(画角40?o)でも、10万円台前半で収まってるのに、その2倍の面積を誇るフルサイズセンサーとはいえ、この価格は無いなあ、

 やはり、コンデジにフルサイズセンサーを組み込むのは、技術的にも、価格的にも、そうとう無理があるんちゃいます・・・でなければ、他社も次々にフルサイズ・モデルを出してるはずですし、

 それもそうや、ソニーさん自身、6年前に作ったきりで固まってるしなあ・・・むしろ、キヤノンさんのように、1型センサーにとどまりながら、レンズ組み込み式でないとできないような、強力なデジタル補正で、より高画質化していく方が、技術的にも価格的にも王道を行ってる(説得力のあるやり方をしてる)んやろな、

 しかし、価格はともかくとして、なんといいますか、小さいボディーに高性能な部品がぎっしり詰まってるって、なんかええもんすね、

 パソコンも、ゆとりのあるデスクトップのほうが、放熱性にすぐれてるし、配線の取り回しも無理がないから、結果、より長持ちするのは分かってるけど、高価な部品が、すき間も無くぎっしり詰め込まれた高級ノートPCって、なんかこう、高級料亭の幕の内弁当みたいで、必要なくても、むだに欲しくなることがあるなあ、

 こだわりのお皿で出される料理もステキですけど、弁当というせまい空間に、彩(いろど)りよく、ぎっしり詰め込まれたお惣菜も、全体像が両手に収まって、箱庭的な美しさというか、美味の小宇宙というか、

 で、高級コンパクトカメラに話をもどすと、そのルーツは、フィルムカメラも終わりごろの1990年代、

 改めてこの本を読み返して驚いたんは、1996年当時、購入可能なコンパクトカメラの総数は、なんと118台にものぼるという、 

楽天市場



 ちょうど、RICHO GR シリーズの初号機が誕生する直前で、その前身となるリコーR1(アールワン)という普及価格帯のフィルムカメラも、作例付きで紹介されてるなあ、

 それまでずっと主流だった35?o判のフィルムに対して、このころ開発された、ひと回り小さいAPSサイズのフィルムを使った、コンパクトカメラも紹介されてますね、

 けっきょく、APS(アドバンスド・フォト・システム)は、ほとんど盛り上がること無く、デジタルカメラ時代へとなだれ込んで行くんやけど、このフィルムサイズが元になって、現在のAPS-Cセンサーが生まれたんやな、

 キヤノンさんの IXY(イクシ)シリーズも、その初号機は、APSサイズのフィルムカメラでしたね、

 当時、カメラの「カ」の字も知らん自分が、デザインに一目惚れして衝動買いして・・・けど、なんか違うなあと、すぐ売り払って、けっきょく手にしたのが RICHO GRシリーズの最初のモデル、

 あのコンパクトで普遍的なデザインも、当初はAPSのフィルムを入れることが想定されてたとか、

 けっきょくAPSフィルムは使わんと、王道の35ミリフィルムで行くことになったけど、あれから四半世紀・・・今では APS-Cセンサーが内蔵されてるんやなあ、

 それにしても、カメラ業界にとって、この四半世紀は激動と苦難の時代、

 フラッグシップのZ9が、最近では無いほどの売れ行きを見せる、あのニコンさんですら、ビジネス的には、むしろ年々追い込まれてるとか、

 われらがペンタックスさんも、そのセンサーは自社製では無くソニー製・・・しかし、そのソニーさんですら、カメラ事業の収益性は、いまひとつとか、

 ファイナルファンタジーのスクエアさんと、ドラゴンクエストのエニックスさんが、ひとつになったみたいに、いずれニコンさんとキヤノンさんがひとつにまとまる時代が来たりして、

 伝統と格式を重んじるニコンさんの最上位モデルから、光学ファインダーもメカシャッターも無くなる時代ですから、今後何が起きてもおかしくないすね、

「キヤノン・ニコンのカメラ事業ですら、決して楽観視できない」という部分から再生されます



【出口王仁三郎の子孫】前澤友作が国際宇宙ステーションへ到着したフリをして人々を洗脳しようとするも、早くも嘘だとバレる
https://rapt-plusalpha.com/26930/



posted by なおいのおじさん at 10:20| カメラ
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