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2020年10月08日

定額制 Amazon Music Unlimited で大発見! アメリカ生まれアメリカ育ちの指揮者とオーケストラから鳴り響く最上級のブラームス!



 ひさしぶりに、そうとう驚いてますけど、

 これが驚かずにいられようか、いや、いられない、(反語)

 レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団による、ライブ盤のブラームス交響曲全集ですけど、CD では売られてないんすか、

 探したけど無かった、

 じゃあ、Amazon ミュージック・アンリミテッド で、

 そう、秋らしくなって、ブラームスの4番が聴きたなって、いろんな演奏を聴いてる内に、偶然これに出くわして、心底(しんそこ)感動・・・あとの3曲も一気に聴いてもうた、

 ウィキペディアには、ラフマニノフの交響曲全集が高評価とありますけど、 

レナード・スラットキン(ウィキペディアより)

 ラフマニノフのシンフォニーは、曲自体ほとんど聴いてないんで、評価のしようが無いけど、有名なピアノ協奏曲第2番は、まちがいなく圧倒的な名演やった、

 これは、デトロイト交響楽団ではなく、イギリスのフィルハーモニア管弦楽団すね、1960年前後、クレンペラーが常任指揮者として、数々の名演をスタジオ録音で残した、

 クレンペラーとスラットキンは、2つ3つ共通点があって、ひとつは、みずから作曲もするので、指揮する場合もかなり踏み込んだ斬新(ざんしん)な解釈が可能なこと、もうひとつは遅めのテンポで、情熱的というよりも知的な面が強く出る、クレンペラーが好きなコトバで言うと「正確に燃え上がる」タイプの演奏スタイルであること、もうひとつは、できるだけ1つの楽団でじっくりと着実な仕事をするタイプであること、

 つまり、名演を生み出すための必要十分条件はそろってると、

 そう、ライブ録音なんで、第1番の第1楽章は、緊張と興奮から、アンサンブルの乱れが、気になるけど、あとは非常に良くまとまってて、重厚で純朴な、ど真ん中のブラームスが鳴り響く、

 しかし、デトロイト交響楽団って、イメージが今ひとつ、

 オレらの世代で、デトロイトといえば、真っ先にコレやもんな、

録音済みの音源にクチパクで合わせてるだけのだらけたビデオですが、雰囲気だけでも・・・

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ちなみに、Amazon ミュージック・アンリミテッドなら、テッド・ニュージェントのアルバムが10枚以上も聴き放題、って誰が今どきそんなに聴くねんて話ですけど・・・

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 もしかしたら、こういう事かなあ・・・世界的に有名なオーケストラほうが、スケジュールが過密すぎて、演奏の中身が薄くなりがちで、逆に、知名度が今ひとつのオーケストラの方が、音楽とじっくり向き合って、より中身の濃い演奏ができると、

 クレンペラーが自分の後任指揮者として、最注目してた、作曲家のピエール・ブーレーズも、指揮者としての仕事が忙しくなり過ぎて、知名度とカツラと笑顔のクオリティとは逆に、音楽的には悲しいほど平凡になっていったもんな、

 その辺の話は、「クレンペラーとの対話」(白水社)の220ページに、くわしいすね、

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今でも、ベートーヴェンの「運命」といえば、ヅラにこだわる以前の無愛想なブーレーズのこの録音が、半世紀を過ぎた今でも、どの演奏より斬新(ざんしん)で深い!特に第1楽章は、当時常任指揮者だったクレンペラーも真っ青(マッツァオ)なほど、「正確に燃え上がる」名演!

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ちなみにYouTubeなら、合法的に無料で聴けます!


ちなみに、筆者は目下、知床方面より時計回りに北海道を周遊中!

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