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NIPT陽性 双子

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2022年09月03日

妊娠した双子の1人が染色体異常と分かった時、減胎手術で1人を健康に産むという選択をするのかどうか

双子妊娠中にNIPTにて陽性判定が出たので、2人のうち1人が病気である可能性が高いことがわかりました。

色々探して見つけたのが、減胎手術です。
(詳しくは 前の記事 をお読みください)


減胎手術の対応をすることができる病院から書籍が届き、院長先生の考えや実際に手術を受けた方のお話を読みました。この実例は不妊治療の結果での減胎手術だったので、私の心にはあまり響きませんでしたが、手術の流れは分かりました。

手術の実績件数が載っていましたが、ほとんどが上記の方のような状況で、NIPTでの染色体異常からの減胎手術は数十件ほどのようでした。

この書籍を読んで、”減胎手術したいな”と思うことはありませんでした。でも彼は、病気の子供を育てる大変さや会社への迷惑等を考えると、この病院での手術も選択肢として残したいとの意向でした。

大変なのは当然だろうし、悲しくなることもあるだろうし、辛いことは多々あると思います。でも私は、産みたい。もしくは減胎手術はせず、もし自然流産したとしたらそこでそういう運命だったと受け入れようと思いました。


とりあえずは次の通院で彼にも同席してもらい、再度カウンセリングを受けて、羊水検査(羊水染色体検査)に進むかどうかを決めるということで落ち着きました。

NIPT(新型出生前診断)陽性。病気確定の場合に減胎手術をすることができる・・・

双子妊娠中にNIPTにて、2人のうち1人が病気である可能性が高いことがわかりました。

色々探して見つけたのが、減胎手術です。

これは多胎妊娠(双子以上の妊娠)時に、胎児の数を注射で減らすという手術です。言い方は間違っているかもしれませんが、意図的に死に至らせて1人を安全に産むというものです。これができるのは通常の堕胎と同じ妊娠22週まで。

多くの場合は不妊治療の際に妊娠する確率を上げる為、受精卵を体に戻す数を多くした結果、双子、三つ子、もしくはそれ以上妊娠してしまった際に、やはり全員を下すことはしたくないという母親の為に行う手術のようです。

日本産婦人科医会ではこの手術を認めていないので、無認可といいますか、正式にやっていますと公言している病院はごくごくわずかです。公言しなくてもこっそりと行っている産院もあるようですが、私の住んで居る近隣の地域ではみつかりませんでしたので、この公言している病院に問い合わせてみることにしました。

電話をしようと思ったらまずは相談料を振り込みの後、メールにて相談するということでした。

彼が振り込みと問い合わせのメールをしてくれ、その後すぐにメールと電話連絡が来たようです。
妊娠週数や妊娠の詳細は私にしか分かりませんから、翌日私に電話が来てお話をしました。

ひと通りヒアリングが終わったら、手術の説明です。

「来週の手術が可能ですが1週間ほど入院することはできますか?」

との言葉。
待って待って、そんなにすぐ決められないです。。というか仕事を1週間も休めません。。
しかも羊水検査もしていないので本当に病気か分からないし・・・と思っていると、

「通常の羊水検査(羊水染色体検査)は結果が出るまでに2〜3週間かかりますが、当院のFISH法という羊水検査は当日結果が出るのですぐに病気の子がどちらなのかが分かります。他院で羊水検査を受けて頂いた場合は詳しい検査結果と胎児の情報が必要ですので、もしそれを頂けなかったり情報が足りなければ当院のFISH法での羊水検査を受けて頂きます。費用は50万円です。手術は入院費用を含め50万円程です」

とのこと。た、高い。。

いつも通院している、NIPTを受けた病院で羊水検査をする場合は、NIPTに付随しているので羊水検査としての費用はかかりません。それが、50万円かかるのはかなり辛いです。手術までして100万円。。。

羊水検査を予約済だと伝えると、

「その結果が出る頃には20週近くになっているので、結果が出たらすぐに連絡を下さい。まずは入院の予約をお取りして、手術日を決定していきます。結果をお持ち頂いて情報が足りなければ、FISH法を実施して頂きます」

そう聞くと、結局FISH法をしなければいけないのなら、もうこの病院に行ってFISH法実施の上手術するのが良いのかななんて思ってしまいますが、100万円ですからね。。そして、意図的に亡くならせるという手術。決めきれません。

それであれば、通院しているいつもの病院で羊水染色体検査を受けて、病気だったとしても流産する可能性が高いのでそうなったらあきらめもつくし、健康な1人をしっかり育てていきたい。そんな考えになってきました。

とりあえずこの減胎手術ができる病院から書籍が届くそうなので、届いたら読んで連絡を下さいとのことでした。読んでみてまた考えよう、と、とりあえず思考を停止させて日常生活を送りました。

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