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2018年03月05日

2018年3月5日 日経平均続落、マザーズ大幅下落の中、そーせい、ユアテック、UACJを拾った

<日経平均終値> 21.042.09 ▼139.55 (-0.66%)
<TOPIX終値> 1,694.79 ▼13.55 (-0.79%)
<東証2部指数終値> 7,118.01 ▼132.34 (-1.83%)
<東証マザーズ指数終値> 1,152.84 ▼60.81 (-5.01%)

 本日の東京市場は続落、中でもマザーズは-5%を越える下げで一気に200DMAに達した。ツイッター界隈でも個人投資家の悲鳴があちこちから聞こえてきた。にこそく(市況民)さん(→ https://twitter.com/nicosokufx )によると、「中・小型中・小型投信の解約に伴う大規模な売り出たとの事」「大型株に比べ売買代金、流動性が低い市場なので総崩れ状態」とのこと。その通りだと思う。

20180305-MothersChart.jpg


 個人的にはそーせい(4565)、UACJ (5741)の下げがきつかった。

 そーせいは12月以降のアゲアゲ相場ではマザーズ指数と連動して上げていたが、一段底の下げの後のリバが弱く、マザーズ指数との解離が広がっていた。おそらく2月以降はTOPIXに投資するような機関投資家が売っていて軟調だったところ、本日は個人投資家も加わって大きな下げになったものと考えた。そーせいは昨年の安値水準であり、全員参加の弱気相場は買場と考え買いを入れた。ただしマザーズの下落はまだ中途のようにも見えるため、マザーズの赤字バイオを空売りし、そーせいを買うペアトレードとした。

20180305-Sosei&Mothers.jpg


先週末のトランプ米大統領の鉄鋼・アルミ製品の輸入関税導入方針表明 を受けて、鉄鋼・非鉄メーカーは大幅下落。先立っての業績見通し下方修正を受けて既に大きく下落していたUACJも大幅に下落。ただし2月9日につけた安値は割らなかった。PBR 0.60倍、予想PER 8.35倍と新興市場銘柄よりも割安なバリュエーションで、株価は2013年始めのアベノミクス開始時の水準であり、買い増してみた。

20180305-UACJ10yrChart.jpg


 四季報速報では「(米国の合弁会社)CUAの立ち上げコストが増加した要因には、自動車メーカーからの認定取得の遅れも影響したが、来19年3月期には解消していくものと見られる。また、タイ工場の増産と生産性向上はやや遅れているとはいえ、18年度下期の黒字化が見えてきており、着々と改善が進んでいる。19年中にはさらに第3期工事に着手、さらなる増産体制を構築する計画。缶材のタイ工場は、主に東南アジアをテリトリーとしているが、中東やオセアニアもカバーしており、増産余地は大きい。」と好意的な見方。

 ただし、最近の報道では筆頭株主の古河電工がトップ人事に反対していることが明らかになり、御家騒動の懸念もある。このあたりが株価が低迷している真の理由かもしれない。尤も古河電工も新社長については「人心を一新し、業績の改善を期待して社長が交代することに異論はない」(時事通信)としているようであり、問題が解決の方向に向かうことが期待できると考えた。

 このほか、ユアテック(1934)を拾った。2月28日に同社が発行済み株式数(自社株を除く)の約10%にもあたる800万株の自社株買いを発表し、発行済み株式数の11.38%にあたる最大925万株を3月9日付で消却するとしている。このニュースを受け、株価は一時897円をつけたが、本日の株価はニュース発表前も下回る水準まで下落。指標面ではPBR 0.57倍、予想PER 7.99倍と割安。

2018年02月26日

不祥事報道の宇部興産が反発、買ってみた

<日経平均終値> 22,153.63 △260.85 (+1.19%)
<TOPIX終値> 1,774.81 △14.28 (+0.81%)
<東証2部指数終値> 7,397.18 △58.54 (+0.80%)
<東証マザーズ指数終値> 1,237.71 △21.66 (+1.78%)

先週末の米国株高を受けて堅調な展開。
本日は黒田日銀総裁の緩和継続発言もあり、安心感が広がった。
個別株では、先週末に製品検査不正を発表した宇部興産を買ってみた。本当は金曜終値のレベルでのスタートを期待していたのだが、不正製品の全売上高に占める割合が小さいことが報道されており、大幅反発となった。
業績は上昇傾向で、会社発表の今季予想に基づくPERは11.99倍、アナリスト予想では10.90倍とまだ割安と考えた。

株ブログ再開します

2016年1-2月の急落を機に一時的に始めた株ブログ。
ブログのおかげで感情を抑えた取引ができるようになり、BrexitやTrumpショックの相場急変動を乗り切ることができました。
そして2017年のアゲアゲ相場では2016年に仕込んだ銘柄(ブログ記載の銘柄ではPSSやUEX)が大きく上昇し、果実を得ることができました。
2018年に入り、アメリカの金利上昇をきっかけにバブル相場の終わりが意識され始め、相場の方向性が再び見えにくくなりつつあります。2016年のようなピンチに陥ることはなく、冷静に取引しているつもりですが、昨年のなんでも報われてしまう相場のおかげで荒い取引が散見されるようにも思います。もう一度初心に帰るべく、ブログを再開してみます。

2016年03月14日

日経平均は大幅続伸、日銀金融政策決定会合を控えMUFGを小さく利益確定

<日経平均終値> 17,233.75 △294.88 (+1.74%)
<TOPIX終値> 1,379.95 △20.63 (+1.51%)
<東証マザーズ終値> 949.51 △9.00 (+0.95%)

[本日の取引銘柄]
TYO (4358)
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)
Monex20160314.jpg

本日の日経平均は3日続伸、294円高の1万7233.75円で引けた。ECBの追加金融緩和を受けて乱高下したマーケットだったが、先週末の欧米市場は上昇して引けた。さらに寄り付き前に発表された1月の機械受注は市場予想を大きく上回った(前月比15%増)ことも加わり、市場のセンチメントは明らかに改善してきた。

三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)はGUして寄り付いた。資金に余裕があれば信用買いポジションを維持していたいところだったが、明日日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるタイミングであり、まさかの黒田"逆噴射"バスーカに備え、建玉を一部決済した。570円で2000株信用返済売り。

ポジションを取ったのは2月4日に544円で1000株、2月5日に1000株。文字通り落ちてくるナイフに手を出し、大怪我を負ったのであった。さらに100円暴落したところが底だったのだが、底を確認した後に買うことができていれば本日もリスクを取ってポジションを維持できていたと思う。
20160314-8306.jpg

他のメガバンクも25日移動平均線が上昇に転じ始めており、波乱がなければ75日移動平均線近辺までの上昇が見込めそうな雰囲気。現物は配当目的にホールド、残りの信用買い建玉は臨機応変にホールドor決済の方針。
20160314-8316.jpg

先週末第2四半期決算を発表した大手CM制作会社のTYO (4358)に154円で2000株の信用買い注文を入れた。すでに今期の減益観測は株価に織り込まれているように思っていたが、決算発表を受けた速報ニュースが「ネガティブ材料」などと報じていた。しかし四半期毎の業績を見てみると11月〜1月期の業績はV字回復しており(→例えば会社四季報を参照)、買ってよい場面だと判断した。

仕事が忙しく寄り付きの動向は見られず、少し経ってから相場を見ると、2000株の買い注文のうちわずか100株にかすっただけで、株価は上放れしていた。このような時は思い切って成行で注文を入れなければいけなかったと反省。

自分に腹を立てて即日160円で売り決済してしまったが、株価をウォッチするためにも100株だけでも現物で持っていた方がよかったとまた反省。予想配当金は1株あたり5円で、本日の終値163円で計算しても3%強と悪くない。感情で売買してはいけないとまたまた反省。
20160314-4358.jpg

最近元気のよいペプチドリーム(4587)やMRT(6034)が本日もストップ高と値を飛ばしているが、デイトレードができる環境でない限り、とても今からでは怖くて手が出ない。



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