自分が奈良で最も心打たれる寺はここ 唐招提寺(とうしょうだいじ)です。来日した唐の高僧 『鑑真(がんじん)』の為に建てられた寺なのですが、このblogではとても書き尽くせない苦労と長い年月の物語があります。
ポイントは4つあります
?@なぜ二人の日本の僧が大陸に高僧を探しに行ったのか? ?Aなぜ鑑真だったのか? ?Bなぜ鑑真が日本行きを決意してから日本にたどり着くまで10年以上かかってしまったのか? ?Cなぜ鑑真は東大寺を追われ唐招提寺に行かねばならなかったのか?
唐招提寺は意味的には 唐+招提+寺 に分解され、招提は仏教用語で寺院、道場の意味だそうです。元々はサンスクリットの音写(音を漢字に置き換える)らしいですね。”唐から招いた高僧が自由に活動できるような場所”という意味合いが込められているのでしょう。
上の写真ですが、これはいったん金堂(こんどう)まで進み、そこで門を振り返って見たときの様子です。自分はこのアングルが気に入って飽きずに眺めていました。
An Introduction of Toshodaiji Templeには
"Toshodaiji Temple is located in what seems today to be
the outskirts of Nara
, but this area was a central block of the city when it was the capital of Japan about 1250 years ago"
とあります。
「現代の感覚でいうと 奈良のはずれ
にあるように感じるでしょうが、1250年前には中心街だったのです」だそうです。この "outskirts" もしくは "outskirt" は 「街の中心からず〜っと離れたその街の一部」という意味です。この語は out + skirt からできています。skirts/ skirt はもちろんスカートの意味がありますが、裾などの外に広がったもの、何かを覆うもの(車輪とか)も表します。近鉄奈良駅からバスで向かったのですが、バスがなかなか来ないので注意。近鉄橿原線西ノ京駅体と徒歩8分で行けると書いてありました。
もう少し写真を載せましょう。鑑真和上(がんじんわじょう)の廟とそれに続く道です。(境内のはずれにありますので、このお寺を訪れた際はぜひそこまで足を運んでください)
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2016年12月24日
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