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2016年12月26日

202/ 山崎蒸留所/ ぶくぶくさせてから蒸留

前回の ?@糖化・・・大麦+温水でマッシュしました。この段階でデンプンが糖分になりました。それをろ過したものが麦汁/ 麦芽汁でした。
で、次は場所を移します。 ?Aその麦汁に酵母/ Yeast/ イーストを加え?@でできた糖分をアルコールに変えます。正確にいうと「麦汁+酵母 → アルコール+炭酸ガス」 ですが、この過程を 『発酵/ Fermentation』・・・自分の大好きな言葉です (笑)・・・と呼んでいます。そう、なんとも不思議なマクロの世界の出来事ですよね。
この素晴らしい出来事は次の 発酵槽/ Washbacks で行われています。
IMG_1466.JPG
IMG_1467.JPG
両方とも 木製の桶ですね。山崎蒸溜所には ステレス性の発酵槽もあり、それぞれ違うタイプの原種ができるそうです。
Both are used to produce various types of whiskies. というわけですね。
60時間で発酵は完了、そこででききた液が 『もろみ』と言われます。でもこの段階では アルコール分はまだ7% にしかならず、もうひと頑張りしないとウイスキーになりませんね。
その後  ?B蒸留/ Distillationでぃすトゥれいしょん してアルコール度を上げます。
アルコールの沸点が約80度、水より沸騰しやすいので80度くらいで熱すればアルコールを水から分離できるという仕掛けです。
この場合のアルコールはエチルアルコールです。飲用ですから。
IMG_1479.JPG
これは良く見るものかもしれません。ポットスチルと呼ばれている蒸留器(正確にいうと単式蒸留器)で、これを用いてアルコール濃度を 7%から70%くらいまで上げるそうです。蒸留は普通二度行います。山崎蒸溜所も二度の蒸留でモルト原酒を作っています。

この過程を経てできたものが「ニューポット」と呼ばれる透明なこうアルコール液です。英語では "New make" と言いますが蒸留されたばかり/ It has just been distilled. という意味ですね。
さてこれが  ?C貯蔵されて長い年月を経てWhiskyとなっていく わけです。
これもまた魅力的。
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