前回 https://fanblogs.jp/raffles/archive/73/0?1448621265
の続き
インド北部のマトゥラーで作られ始められた仏像、特徴は『力強さ』です。
今回ご紹介するのは、 インド北西部ガンダーラ
で作られた菩薩像です。
一見して、前回のマトゥラーのものとは違います。ましてや現在日本でなじみのある仏像とはかなり異なる趣のものですね。 何んなんでしょうこの(日本から見て)エキゾチックな像は
。
ガンダーラ美術
というのは、 ギリシャの影響
を強く受けています。ヘレニズムと言われた時代が終わった後もこの地方はその影響を受け続けたのでこのような様式の仏教美術が生まれたそうです。顔立ち、髪型、ヒゲどれも強烈な印象を見る人に与えますね。
この像は「修行を続けながら人々に教えを伝える」 ”ボーディ・サットヴァ”
?サンスクリット語
の頭部です。この語がその音を取って (音写/ おんしゃ)
後に 『菩薩』
となりました。
『ガンダーラ美術に ある程度馴染み
が あるならいいけど
、多くの日本の人にとってはこれらの仏像が何者なのか理解するためには、この地域の背景を知っていた方が分かりやすい』でしょうね。
" It's Ok if
you are somewhat familiar with
Gandhara art, but most of the Japanese need to know something about the background of the area to understand these Buddha statues."
あまりにも違うから! この菩薩像、パンチパーマじゃなくてウエーブヘアですね〜
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posted by fanblog
2015年11月27日
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