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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2018年01月29日

神経障害に対する鍼の効果

土曜の鍼の後、特に運動したわけでもないのに腕が筋肉痛のようになっていた。今回の治療では、坐骨神経痛の部分もそうだが、両足・両腕も多く鍼を打っていただいたからか。
腕に打ってもらったのは、会社のエレベーターを待つ間に、エレベーターの扉に反射する自分を見ながらゴルフのスイングやシャドーボクシングをする。よくいるオヤジだ。
左腕のパンチを繰り出すと、スムーズに動かない。真っ直ぐ伸びずに止まってしまう。

「あぁ、これが麻痺なんだな」と思った。解りやすい例でもある。
脳の指令が末梢神経の筋肉まで働いていないのだ。Aセンセイは空手5段。この話をした。
これと同じく、左脚の膝から先が上がらない時もある。

Aセンセイに治療をお願いする時に送ったメール内容に「末梢神経を刺激することで、損傷している中枢神経に対して何かしら別の経路が働かないだろうか」と。
センセイも同じ考えを持たれているようだ。
医学的に末梢神経からの刺激で中枢神経を回復させるということは無いと思う。ただ、損傷した中枢神経が命令を下しきれない末梢神経を、末梢神経間に何らかの刺激を与えることで動きづらい部分を動かすことは出来そうな気がする。
実際に「キズついた中枢神経は元に戻らない」中で、動くが良くなった部分は数多くある。

今日、坐骨神経痛は押せば痛いものの、ふつうにしていれば全く影響はない。
左のパンチが前より真っ直ぐにくり出せる。Aセンセイの鍼の効果だ。

鍼で何でも良くなるわけではないだろう。僕自身もそんな“鍼信者”ではない。西洋医学では「症状固定」を言い渡されたから、東洋医学と自分の努力に頼っているだけだ。
これで3回目の治療だが、これからの治療でどう変われるかが楽しみだ。
ただ、中枢神経損傷による痺れと疼痛はずっとあり、治療前と治療後で「変化」があるということ。
あくまでも個人的な実感です。
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posted by shigenon at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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