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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2023年10月06日

意識

受傷後は不自由で動かない箇所や痺れや痛みの箇所を常に頭の中で意識しパトロールしていた。それは日々のルーティンの行動と連携していた。
地下鉄の階段を降りてホームまでの通路、タバコロードと。ガラスで全身が映るビルの前では歩く姿を横目で見ていた。
歩くという動作にしても常に足をどう出すか、足首の角度はどうかと考えながら動いていた。それをしなくてもよくなったのはそんな昔ではない、ようやく2年経ったくらいか。
考えなくても歩けてはいたが動作を習慣づけなければと考え、それは長くかかったのだった。それでもたまに基本動作のチェックのようなことをビルに映る自分で実施していた。

生活が変わったことで意識するチェックが働いていなかった。
動作の不自由さが少なくなったこともあるが動けているからだ。痺れや痛みも何故か酷くならなかった。前なら少し違和感を感じたら週末の鍼で相談ができたが、それが無くなったと思えば諦めるよう脳が覚えたのだろうか。脳がこれまでのようにパトロールしなくなったのは事実だ。
そんな生活で身体への意識が少なくなっていた。

症状が特に良くなったわけでなく、それに慣れて今の自分の生活に適合するという状況だろうか。
それが前回書いたような状況…生き生きさのない生活になってしまっていたのだろう。水曜日にそう書いてから1つ1つの動作を脳で意識した。
漠然と足を出して歩いていた動作は少し力が漲った歩きになった。ジムでの筋トレ、荷重を増やそうかと思うマシンも出てきた。
少しの意識で身体の動きや感覚が変わる。気持ちが老けるにはまだ早い。

身体の状態。
少し前は腕と手のひらの痺れが強くなったと感じていたが、今は強くない。手のひらに関しては今までで一番痺れていない状態と同じか。
お尻は電車に乗って鉄柵に乗っけると痛みを感じるが、ふだんは痛みは出ていない。右脚の太もも裏には痺れというより筋肉痛のような張りはあるが、これは押せば感じるだけ。右下腿は痺れているがそんなに強くない。右足裏も少しの痺れとゴロゴロ感。そんな悪い感覚ではない。
総じてこれまでの中で痛みと痺れは最も軽い部類かもしれない。ベッドに横になると右脚の痺れは感じない。

良くなっているのだろうか。感じ方が変わっただけだろうか。
そう思って右足裏を眺めていると少しカタチが変わったのかと思えてきた。よくAセンセイが言われるカタチが変わるということ。間違いなく右足の甲と土踏まずの部分がシャープになっている。足の指も真っすぐ伸びている。気のせいなのか。でも足首から下の姿はとてもシャープで美しいカタチだ、そんなことを今まで思ったことが無いから変わったのかもしれない。

この良い感じをもっと良くするにはどうすれば良いか考えよう。
久しぶりに筋肉量を計測した。左腕は右腕に比べて300g、左脚は右脚に比べ100g筋肉が少ない。まずはこの改善を意識しよう。
あとは少し出てきた腹を引っ込めよう。
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posted by shigenon at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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