昨日は内勤で2月発刊のカタログの編集に悩んでいたページを片付けた。かなり集中していた。
16時ころ、母親からのメールに気づいた。ネット通販で予約のみかんを送ったり、株主優待のギフトは実家に送っている。また何か着いたかと思った。
「今、〇〇君(息子)が来てくれました。背が高く優しそうでした」と。
すぐに別室に駆け込んで実家に電話した。
母は未だ興奮さめやらないようだ。こちらもだ。
聞けば、中学の入学祝いを貰っていてそのままなのでお礼に来たという。元女房と二人で。
息子親子は僕の親戚の近くに住んでいる。実家から車で15分かからない距離だ。その親戚に入学祝いを預けたのだったろう。
母は言う、本当に優しそうな顔で・・・背が高くて何センチと聞いたら168センチだと。
両親にとってまるまる12年ぶりに見る孫だ。
クラブは野球をやっているそうだ。驚いた。僕は野球のセンスは全くない。
本当によく来てくれたと泣いたそうだ。父も泣いたそうだ。
話していて僕も泣いた。
他に何の話をしたのか、どれくらい居たのかという話に及ばなかった。
ちょうど23日に僕が送ったプレゼントを受け取っている。元女房がそういう気になったのだろう。
メールでお礼を送った。来てくれて有難うと、果物を頂いたお礼。しばらくして返事がきた。
「中学入学のお祝いを頂いていました。そのお礼に伺いました。遅くなってしまいました。ご丁寧にご連絡ありがとうございます」と返ってきた。
母は息子に言った。もう場所が解るし大きくなったから一人でも来てよ、と。
どうだろう。父に対してはどう思っているのだろう。
プレゼントの送り状には携帯番号を書いている。もう中学だ、自分のスマホは持っているだろう。
考えても仕方ない。彼にとって2歳前までしか父親でなかったのだ。
いつも電車を降りてタバコ屋の灰皿で一服して会社に行く。タバコの自動販売機が180センチだろう。僕が177センチだ。自販機から12センチ下を見る。ちょうど「値上げしました」のステッカーの位置。
168センチはこの高さか。
2018年12月26日
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