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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2017年08月29日

坐骨神経痛と父の話

今年初め位から坐骨神経痛になった。原因は解らないが、痺れている右脚に更なる痺れが加わった。
こんな身体になってまでタバコを吸っているのだが、タバコを吸うと血流の流れが悪くなり痺れている両手や右脚が“カッと”熱くなる。その熱くなった状態が坐骨神経痛によって常に続いている感じ。

元々痺れている身体ゆえ、気圧とかの関係で強い痺れなのかと思っていたが、右ケツの“ほっぺ”を押さえると痛い。棒の上でお尻をゴリゴリするとハムストリングスまで痛みが来る。これは坐骨神経痛だ。
鍼灸院でマッサージ・鍼と治療をしていただくのだが、全く回復しなかった。

こりゃ、整骨院で物理的にゴリゴリ押すなどの治療が必要かなと思っていた。どこの接骨院に行こうかと考えているうちに盆休みになった。

僕の父(85歳)は若い時から「健康」について人一倍注意を払っている。長くテーラーをやっていたので肩こりが酷くて、よく鍼灸師が家に来ていた。(だから僕も初めから鍼に抵抗が無かった)
それだけでは解消しないので、様々な肩こり解消グッズも揃えていた。

物理的な解消だけでなく、食べ物・飲み物も気を使っていた。ウーロン茶が一般的になる前から我が家にはウーロン茶の茶葉があったり、中国展とかに行って鍼セット(自分で皮膚を叩いて悪い血を出すという恐ろしい道具)を買ってきたり。

だから今も健康でいられるのかとも思う。その父は、マッサージの名手でもある。
自分が肩こりだから、様々なツボを学習していた。そのツボを力強く・効果的に押すことができる。
肩こりは遺伝するのかどうか、僕自身も肩こりなので、よくマッサージをしてくれた。
本当なら息子が父親にマッサージをするのが普通なのだろうが、肩こりで辛そうにしていると「マッサージしようか」と言ってくれる。この年になっても。感謝しかない。

盆休みに帰省した時に、こちらからお願いした。「腰とお尻と太ももの裏が張ってるんやけど、ちょっと押してくれへん?」と。いつまでも甘えた息子だ。54歳。

父の親指と中指は的確にハムストリングスの貼っている箇所を押してくれた。
10分程度マッサージをしてもらった。

それからだった。坐骨神経痛がマシになったのは。まだケツの痛みはあるが、新たに加わった痺れは解消した。
決して通っている鍼灸院の先生より父親のマッサージが優れているということはない。所詮素人だ。
ちょうど回復するタイミングだったのかもしれない。

でも、ちょっと自慢したい。ウチの85歳の父親は凄いんだと。
今は庭の畑で野菜づくりに精を出している。山ほど「きゅうり」などを作って、近所に配っている。
入院している時は、ずっと動かない左腕をマッサージしてくれた。「動け」という念のこもったマッサージだった。

これからも健康で長生きして欲しい。9月18日には相撲の升席を取った。この年になって、どのように親孝行しようかと、ずっと考えている。
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posted by shigenon at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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