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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2019年03月28日

人の感覚

昨日は居酒屋Yに寄って帰った。遅れてカップルが来た。マスターを中心として話をしていると、知り合いの知り合いのようだ。直接その相手とは話をしなかったが、お互い関西弁だし、考えたら前にもYで会ったような気がする。1時間くらいカウンター3つ離れて飲んでいた。そしてトイレに立ったら帰っていた。

普通、小さな居酒屋のマナーとしてはその場だけの縁としても、人がトイレに行っている2分ほどの隙に帰るのはどうなのだろう。トイレから戻るのを待ち「じゃあお先に」が僕の常識だが。
他にお客さんがいる訳でもないのだが。
これと同じく、小さなスナックなどでたまたま居合わせた人が歌っている時にふつうはトイレに立たないのが飲み人の普通の感覚なのだが、それもない時代なのか。

最近、自分の感覚と他の人の気持ちや行動の変化に戸惑いを感じる。大抵は自分にとって良い感じを受けるものではない。そりゃそうだ、違う教育を受けた価値観の違う世代が時代の中心になっているのだ、その人たちの感覚が主流になっていく。
自分が健康ならいい。どんどんどんどん気持ちを変えていける気がする。違うことは違うとしつこく言う。もともとそういうタイプだ。
でも過去の身体に向かって戻そうとしている自分は、それに使うエネルギーが少なくなっている。

昨年までの組織で自分の部下だった奴が昨日を最後に辞めた。2年近く新しい業務や自分のノウハウを教えこんだ。お互い信頼感があることに疑う余地はなかった。ただ彼は会社に対しての不満は多く持っていた。
今年、組織が変わった。直接の部下ではなくなった。
辞めることすら本人の口から聞くことはなかった。嫌われていた訳ではないと思う。会社の体制側として僕にまで反感を持つようになったのかどうかは解らない。
ただ、自分としては寂しく悲しいだけだ。彼はどう思っているか解らない。「辞めるのをお前の口からきいていないよ」という一言を言ってから、彼と話しすることは無くなったのだ。

自分の身体のことだけ考え、周りに合わせて生きていく人生は楽しいのだろうか。
受傷前までの精神を持った自分に戻るために、リハビリを頑張っているのだが。
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posted by shigenon at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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