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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2023年02月28日

東洋医学賛歌

昨晩寝る前に漢方薬。
2週間前に久しぶりに飲んだ時の感覚はしばらくなかったが昨夜は感じた。特に右足先。一番痺れが強い箇所。ジンジンとまるで血管が太くなったかのように血流を感じる。
鍼を打った後に調子の良くなり始めた時に同じように右足先の感覚が変わった。良いことかどうかは解らないが右土踏まずの内側がよく攣った。
何かが良くなる時は変化がある。

珍しく2時半に目覚めてトイレに行った後に眠れなかった。
そういえば深夜のトイレも久しぶりだ。今飲んでいる牛車腎気丸が頻尿に効果があると書いてあったのを思い出す。繰り返しになるが何故今になって漢方薬を飲んで効果が感じられるのだろうかと考える。
もちろん前にも漢方薬の効果を何度も感じた。今回のように神経に染み渡るような感覚は初めてだ。
疎経活血湯を飲んだのはちょうど5年前のようだ。ブログ内を検索したら出てきた。受傷前から部屋に放置していたのを見つけて飲んでみたのが始まり。
その後に調子が良いと書いている。その後は薬局でたまたま棚落ちで半額になっていた心龍。大きく坐骨神経痛にと書いてあったので買った。
これも翌日に調子が良かったのであわてて残りを買い占めた。

ずっと飲んですぐに効果を感じていたのだ。それを止めてしまうのは効果が感じられなくなったからだったのだろうか。それとも効かなくなってしまったように感じたからか。
それもあるが、食間に飲むということが煩わしいということもある。
それと前はもっと痺れを強く感じていたし、それ以上に脚を動かすということ自体がうまく出来ていなかった。筋骨格がうまく連動して動かないという状況だったのだろう。
これを理解していなかった。「症状」によって動かないのだと思っていた。広義ではそうなのだろうが。

今はその時に働かなかった筋肉も働くようになり、また動かし方が慣れて連動した動きが出来る。
まさにこれを最初に気づくべきだったのだろうし、そういう状態なのだと知っていたかったということはあるが。
そんな状態で漢方薬を飲むと効く部分はあるが、細かな実感としては感じ取れなかったのだろうか。
だからなんとなく効いて調子が良いという感覚だったのだろう。

前に牛車腎気丸を止めたのは去年の春頃。漢方薬はいつまで飲み続けないといけないのかと調べて、良くなったと感じたら止めていいというのを見て止めた。
良くなったと感じたのはお尻へのパルスを始めたからだ。今もやっているが、お尻から足先まで響く神経を刺激することは血流も良くなり漢方薬を飲むのと同じような効果があるのだろうか。
それを繰り返した今、漢方薬を飲むことで感覚の良くなった神経が活き活き感じるのだ。

鍼や漢方薬。東洋医学といわれるものは効果を感じにくいから怪しいモノと思う人が多い。
自分も全く同じだったのだ。
健常な時にマッサージに行くが、よほど酷い時には鍼に行った。これで効果を感じていたかといえば感じていない。マッサージで治らないから鍼に行ってみようという感覚だ。
効果を感じること以上に心の安心感。もちろんどんなヘタな鍼でも経絡に打つ以上は効果はある。

これまでこのブログで書いていることが東洋医学賛歌のようになっている。決してそうでない。
ただ訳の分からなかった東洋医学を少し驚きの目で見ているといったところか。
東洋医学でも西洋医学でも何でもいいのだ、自分が良くなるためには。
posted by shigenon at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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