なんとなくは知っていたが、歯医者はすごく進化しているのだなと。
まず新しい歯医者は建屋のデザインも洒落ている。診療室も落ち着いた内装。リクライニングの椅子はファーストクラスのようだ。歯の治療という誰にとってもイヤな行為を覆い隠すためなのだろう。
受付が終わると衛生士の女性がヒアリング。お酒はどれくらい飲みますかとの問いにはなぜか少なく言ってしまう。レントゲン、口の中の写真を撮ったり、歯茎の状態などを衛生士がする。
考えれば衛生士がいる歯医者に行ったことがないかもしれない。医師一人でやっている歯科医院ばかりだった。
医師はその資格を持っていないとできないことだけをするようだ。仮り歯を付けるのも衛生士なのには驚いた。
取れた差し歯は一緒に欠けた歯が付いているから使えませんと一言だった。
そう言われれば従うしかない。ふと東京で行っていた歯医者を思い出した。もっさりとした容姿の先生。確か歳は同じだったはず。東京のオフィスの近くだった。予約制ではあるが他の患者を見たのは1回くらいか、決してはやってはいなかった。そういえば一度その歯医者について書いたことがある。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/349/0?1692759465
東京を離れる前に定期検診を兼ねて挨拶に行こうと思いながらも時間が取れなかった。
その先生はできるだけ前の治療を活かす治療だった。極力費用がかからないようにも考えてくれた。
その先生だったらどうしただろうか。現実にできるかどうかは判らないが、差し歯についた歯を除去して何とか活用したかもしれない。勝手な想像だが。
取れた差し歯を新しくしても土台が弱っているから2本連結させると言われた。ということは横の差し歯を除去し、2本の新たな差し歯になるということか。
差し歯の価格表を渡された。取れた歯と同じセラミックだと12万だった。2本分だと24万。
おススメはそのセラミックの歯ですと言われた。
今さら歯の審美を求めはしない。実際に前歯4本のうち学生時代に差し歯にした2本は1本7万のセラミックだが、残り2本は保険適用の歯だ。どうせ全てやり直すことが来るだろ言う判断を東京の時の先生は判断したようだ。それはあまりにも虫歯の多い口内なので総入れ歯も視野に入れてのことかもしれない。しかしその保険適用の歯は18年以上の月日の中で変色しヒビ割れてもいるが。
取れた歯は40年の付き合いだが、これから40年生きるわけでもないし、ハタチから生きた時代と今からとは違う。迷うことなく保険適用の歯にした。また破損したときに考えれば良い。そのころには1割負担の医療費だろう。
保険適用の歯でと伝えると何だか医師の対応が冷たくなった気がしたが。
身体の状態はそれほど変化ない。ジムのローラーをお尻に当ててもそれほど痛みを感じなくなったので、坐骨神経痛による痺れがほぼ消えて本来の中枢神経障害による痺れだけになったのかと思っていたがそうでもない。今朝電車で鉄パイプにお尻をもたれかけると痛みを感じた。坐骨神経痛はあるのだが、お尻からその先の大腿部の痺れはあまりない。前は足先まで痺れがきていたが。
お尻に痛みがある以上、坐骨神経痛は治っていないのだろう、またいつ足先までの痺れがくるかもしれない。
ゴルフによる軽い熱中症の影響はあった。翌日の月曜日に身体は水分を欲しがるのだが全くトイレを催さなかった。乾いたスポンジのような状態だったのだろうか。
週中の水曜日といっても明日は出勤しなくて良い日。
車検の見積もりとジムで1日が過ぎていく。