今日の役はチャンタ(混全帯?九)です。
チャンタ(混全帯?九)のフリー素材が無かったので純チャンの画像で代用させて頂きました、すいません。
チャンタを狙うのはどういう時?と問われるとすれば、あまり良い配牌ではない時だと答えます。
例えば
1279m11479p139s西
こんな配牌の時です。チャンタ狙いの利点は最初から456牌を切っていくのと待ちが3,7になりやすい為に3,7を切っていく場面は少なく、相手リーチを受けてオリようと思えばいつでもオリられ、オリる牌にはあまり困らない所にあります。
チャンタ狙いはあるプロが提唱している「配牌オリ」に少し近いものになります。
配牌オリは2〜8をすべて切りながら放銃を避けつつあわよくば国士無双を狙うものですが、チャンタ狙いは少しオリているような打ち方で役を狙うことができるという点においてニュアンスが近いものになります。(チャンタは4〜6を全部切る)
チャンタ狙いの欠点としては門前で二飜、鳴いてしまうと食い下がり一飜になってしまい高い手になりにくい傾向にあります。
待ちにしてもペン3、ペン7待ちが残りやすく、テンパイスピードも遅くなりやすい傾向にあります。
では、どういう時にチャンタ狙いすると良いのでしょうか?
一つの例として字牌がドラのケース。
チャンタであれば雀頭に字牌、アンコでも字牌を使えるのでドラを頭にした3900、暗刻使いの8000というアガリ狙いで手を進めるのは良いと思います。
いざとなればオリる際にも端牌ばかりでオリるのにも困るケースは少ないでしょう。
例えばこういう手牌
123m13999p123s西西 ロン2p ドラ西
これならチャンタ・三色・ドラ2の跳満あります。
もう一つの例は1・9牌がドラのケース。
これも上の例のように雀頭や暗刻使いで3900、8000の手になります。
例えば
111789m1399s チー123p ロン2s ドラ1m
これならチャンタ・ドラ3の満貫でアガリ点としては十分でしょう。
後はピンフ(平和)や三色同順と複合するケース。
1399m123p123789s ロン2m
これはチャンタ・三色で満貫
123789m123p23s西西 ロン1s
これはピンフ・チャンタ・三色の満貫アガリのケースですが、アガリ牌が安目の4sではピンフしかなく(チャンタと三色が消える四飜下がり)子なら1000点アガリになってしまいます。
こういったケースであれば敢えてリーチせずにヤミテン(ダマテン)で高目のアガリ牌が出るのを待つ手もあります。
後、チャンタと役牌、ホンイツと組み合わせられるのでそうすると満貫には手が届きやすいでしょう。
チャンタ(純チャンも)の見える配牌からはテンパイスピードが遅くなりがち(ペンチャン受けが複数あるから)でタンピン系の見える手牌と比較するとアガリ点の低めの手になりがちです。(ピンフも付きづらく赤5が使えないから)
それでもチャンタ(純チャンも)という手にも狙い所があるというのは忘れてはいけません。
今回のまとめ
・チャンタ狙いはペン3、ペン7待ちが残りやすくテンパイスピードは遅くなる傾向が強く、高くなりにくい
・1・9字牌がドラの時には満貫も見えてくるし狙い目
・ピンフ(平和)や三色同順と組み合わせるパターンもある
・三色が絡んで高目安目で点数が大きく変わる時に注意
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