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2024年07月05日
ちょっとだけMリーグ#330
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は二階堂 亜樹プロです。
まずは動画からご覧ください。(動画8:00、対局は1:47〜スキップして見てください)
https://youtu.be/UVIAC_nIE5I?si=iodXIMV9rtV8E_59
2024年4月9日 第2試合
南2局 ドラ
東家 二階堂 亜樹 40300
南家 小林 剛 18200
西家 白鳥 翔 23000
北家 高宮 まり 18500
(敬称略)
トップ目・亜樹さんが二着目に17300点リードしている状況。
二着目以下は4800点差に三人が詰まっています。
最初に親・亜樹さんの手は
ドラ 亜樹手牌
赤1のメンツ手3シャンテン。
タンヤオやピンフができそうで子の跳満ツモで届かなくなる18100点差以上にしたいのでツモを見ながら5800以上を狙いたい。(リーチ・ピンフ・タンヤオ)
ツモ 打
次に南家・小林さんの手は
ドラ 小林手牌
ドラ1のメンツ手3シャンテン。
最初に見えるのは234三色、234が見えるということは変化すれば345三色も、後はタンヤオもありそう。
ツモ 打
続いて西家・白鳥さんの手は
ドラ 白鳥手牌
赤もドラもないメンツ手2シャンテン。
789三色の必要牌7枚あるので789三色を狙うとして(678三色変化もある)、三色の3メンツ、、とがあるので4メンツはほぼ決まり、雀頭もノベタンで良さそう。
ツモ 打
最後に北家・高宮さんの手は
ドラ 高宮手牌
ドラ2あるものの3トイツとチートイツなら3シャンテン、メンツ手なら4シャンテンでテンパイスピードは遅そうな手。
ツモ 打
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
が重なった役なし2シャンテン。
同巡、高宮さんは
ドラ 高宮手牌
トイツかメンツか決めきらない中途半端な形。
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
赤2ならリーチでも7700以上になるので押したくなる手になってきました。
同巡、白鳥さんは
打 ドラ 白鳥手牌
ターツは足りているのでペンチャン落とし。
また同巡、高宮さんは
ドラ 高宮手牌
4トイツ、チートイツ2シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
ツモ 打 して345三色に決め打ちしている様子。
が、、が一枚も無いのが気になります。
同巡、小林さんは
ドラ 小林手牌
こちらもほぼ5ブロック揃った形。(は+)
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
を引き受け入れと345三色、イーぺーコー、タンヤオも見てトイツ落とし。
同巡、小林さんは
ドラ 小林手牌
234三色やドラ重なり、タンヤオ変化も残っています。
次巡、小林さんは
ドラ 小林手牌
ソウズ西ヨーロッパ形なのが気になりますが、 ツモ 打 したタンヤオへ。
切られたドラを高宮さんがポンして打。
ポン ドラ 高宮手牌
ドラポンして自風後付けとトイトイの両天秤。
高宮さんは3〜4トイツあるとトイトイで鳴くケースをよく見ます。
ただ今回はがポンしづらいので私からはチートイツ寄りに見えます。
ドラポンの後、白鳥さんは
ドラ 白鳥手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、小林さんは
ドラ 小林手牌
234三色含みの受け入れの1シャンテン。
同巡、白鳥さんは
ドラ 白鳥手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
もしロンなら789三色がつきリーチ・ピンフ・三色同順・ドラの満貫。
待ちは山に1枚、は2枚。
また同巡、高宮さんは
ポン ドラ 高宮手牌
バック(後付け)1シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ 亜樹手牌
受け入れのタンヤオ1シャンテン。
小林さんは ツモ 打 。
前巡切ったを残すとテンパイになっている形ですが、安いテンパイは欲しくない。
高宮さんは ツモ ツモ切り 。
次巡、亜樹さんは ツモ 打 。
ドラ 亜樹手牌
タンヤオにが不要で白鳥さんの当たり牌。
高宮さんは ツモ ツモ切り 。
次巡、亜樹さんは
打 ドラ 亜樹手牌
このに白鳥さんがロン。
リーチロン ドラ 裏ドラ 白鳥手牌
リーチ・ピンフ・三色同順・ドラ・裏の跳満12000点。
このアガリで白鳥さんがトップ目。
南3局は高宮さん一人テンパイ。
オーラス一本場は亜樹さんが一発で跳満ツモってトップ。
リーチ一発ツモ ドラ 裏ドラ 亜樹手牌
結果は
亜樹 +60.6
白鳥 +7.9
高宮 −22.6
小林 −45.9
良さげな手をもらったものの、余った牌で二着目への放銃になった亜樹さんの一局をお送りしました。
今回のまとめ
・ふわっとした押しは基本しない
白鳥捨牌
打 ドラ 亜樹手牌
白鳥さんのリーチに対し、亜樹さんはタンヤオ・赤2の1シャンテンから打。
「高打点だから」は押しを考える判断材料になることはあっても、それ単体で押す理由にはならない。
例えば切る牌の危険度、テンパイ形、アガりやすさ、アガり牌の推定枚数、アガった時の打点などすべてを総合して押し引きを決める。
例えばを引くと
ドラ 例1
こんなシャンポン待ちでリーチに勝てそうか?
シャンポン待ちは山に何枚残っていそうか?(実際は山に0、は1枚)
・捨牌の数字に注目
白鳥捨牌
亜樹さんが切りする時の白鳥さんの捨牌。
第一打が、からの切りではないとするとは持ってなさそう、ペンチャン落としからマンズの下は持ってなさそう。
だとするとかになりそうだがから先に切りはチャンタや純チャン狙い以外ではあまりしなさそう。
となると残りからの切りが怪しそう。
切られた数牌はで、どの色も5より上(6、7、8、9)が切られていない。
手牌は捨牌の逆、と考えると手牌は6〜9の多い手になりそう。
つまり白鳥さんは678三色や789三色が見える手の可能性が高そう。(白鳥さんはトップも狙える二着目だから安くなさそう)
こんな風に特定の数字だけが切られない時や、あまり切られない時は三色同順。
リーチロン ドラ 裏ドラ 白鳥手牌
・手の進行がそれる時は引き気味
ドラ 亜樹手牌
亜樹さんは345三色を見て進めていたが、
小林捨牌
白鳥捨牌
高宮捨牌
ドラ 亜樹手牌
が場に4枚切れ、が1枚切れで亜樹さんからが6枚も見えている。(12枚中6枚)
元々345三色狙いだったのが345三色の可能性が0になり、1シャンテンにとったとしてもシャンポン待ちではアガリ率が低そう。(トイツ部分の受け入れは最大2枚なのでマンズリャンメンが先に入る可能性の方が高そう)
最初の狙いから大きくそれて待ちは悪くなりそうなど自分に不都合な事がたくさん起きる時ほどオリ。
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