今日の役はチートイツ(七対子)です。チートイツは麻雀の役の中でも特殊なアガリ形の1つで、国士無双と同じく、4メンツ+1雀頭の形を成さない、数少ない役です。
チートイツ(七対子)という文字通り七つのトイツ(対子)から構成されています。
こんな特殊な形がどういう時に現れるのか?と問われれば、トイツ場やその傾向が強い場で出現します。
場を牌の寄り方で分類すると大きく3つに分かれます。
シュンツ(123mとか)ができやすいシュンツ場、そしてトイツ(11mとか)ができやすいトイツ場とその両方の特徴が混じった混合場の3つです。
すべての場がこの3つのどれか寄りの場に分類できるわけです。
トイツ場ができる理由は以前書きましたが「なぜトイツ場ができるのか?」を読んでもらえると理解しやすいかと思います。
トイツ場ではいくらターツが完成するのを待っていても1つもターツが埋まらないといった現象が当たり前に起こります。
例えばこういった手牌
334477m45p4455s南
こんな時はメンツを作るのは諦めて(狙う手役を切り替えるという意味)、チートイツ作りを意識していくのが良いでしょう。
2−5mや3−6s等が埋まるのを待っていても1つも埋まらない時に、上家から出た2−5mや3−6sをチーして鳴いていく人が居ますが、無理やりメンツを作ろうとしてもこういう時の2−5mや3−6sは他家に固められているケースが多く、アガリどころかテンパイすら望めなくなってきます。
そんな時は割り切ってチートイツ狙いに移行する方がアガリも望めて大物手に化ける可能性もあります。
例えばこういう形
225566m3388p11s西 リーチツモ西 ドラ西
このアガリ形の場合、リーヅモ・チートイツ・ドラ2の跳満になります。
チートイツのアガリ形は2枚セットが7組という形の為、表ドラや裏ドラが乗るケースは必ず2枚セットで使用する形になります。
よってドラがある時にリーチしてツモると跳満になりやすいという特徴があります。(リーヅモ・チートイツ・ドラ2)
他にも
112244r5588m南南西 リーチツモ西 ドラ北
これならリーヅモ・メンホン(門前混一色)・チートイツ・赤の倍満になります。メンホン(門前混一色)チートイツの場合は跳満以上も狙える形になります。
あるいは
1199m11p99s南南西西北 リーチツモ北 ドラ東
このアガリはリーヅモ・ホンロウ(混老頭)・チートイツの跳満になります。
チートイツにホンロウ(混老頭)を組み合わせても跳満以上が狙えます。
今回のまとめ
・ターツが1つも埋まらない時はトイツ場を意識する
・トイツ場が濃厚だと感じたらチートイツ狙いを意識する
・チートイツにドラを使うと2枚セットで使用するので跳満以上になりやすい
・チートイツ+メンホン(門前混一色)やチートイツ+ホンロウ(混老頭)でも跳満以上になる
・跳満が欲しい時にはチートイツ作りも一つの手段
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