ここ数カ月で発見した不明種きのこ。もう今回は予想すら不可能なので、知っている人がいたら教えてくださーい!とただただお願いするしかない回である。
これは調べがついてほうほうなるほどへーなんて言ってた覚えがあるが、もう忘れてしまった。調べをつけるのがけっこうたいへんだったきのこなので、もう調べたくないという理由で掲載した。要は、知ってる人は教えてね、というところである。
ちなみに神社入り口鳥居付近にあった古そうな切り株から生えていたきのこ。確かこれ、食えるんじゃなかったかなー。食えるけどまずいですよ的なきのこだったように思う。発生時期は、こちらも不明種だった 第2Rのきのこ と同時期。
第2Rの不明種もどなたかぜひ教えてください!じゃあ次。
色的時期的には有毒のオシロイシメジかなーと思ったが、オシロイ感が全然ないのがどうだろうか?白いきのこといえば真っ先に思い出すのがドクツルタケだが、そういう系統のきのこではない。柄の感じからシメジ系じゃないのかなぁ・・・という気がする。ぽつんとたった1本だけ生えていた。時期はついこないだ。
大規模な絶壁前のちょっとしたサバンナ的草地に生えていた。夏にはヤマブキがちょぼちょぼ生え、台風で豪快にぶち折られた山柿の木が近くに生えていた。ほんじゃあ次。
これは廃道に入る前の林道の小規模広葉樹林帯の、台風にひねり折られた広葉樹から生えていたきのこ。ヤナギマツタケってやつに似てるみたいだが、なんか違うんだよなー。ちなみにコレ系のきのこはヒラタケが映えるのと同じ木から、ヒラタケと一緒に生えていたりする。
でもヒラタケと一緒に生えてたやつは、もっとハタケシメジ、シモフリシメジ的雰囲気のきのこだった。木から生えるシメジなんて見たこともきいたこともないからシメジではないと思うんだけど、さっぱり想像がつきません。
つーことで、どなたかどれか1つでもご存知の方は、どうぞご忌憚なく教えてください。では、ここからはガラッと雰囲気を変えて「山の恐怖」について。
ヒラタケ大漁の回では、オオスズメバチとクマが怖いなんていう話をしたが、やっぱり現実的な怖さという意味ではこいつらが断然怖い。その怖さを今日目の当たりにした。オオスズメバチはもうさすがにまったく見ない。いや、クマだって実際に見たわけではないが、今日はクマの濃厚な気配を察知したので、ちょっとこれについてご報告。
実は私、野生獣の糞には割と詳しい。別にそういう趣味があるわけではないが、山に入れば必ずといっていいほど何らかの動物の糞を目にするのだ。ちなみにはっきり目にしたことがある野生獣は、数が多いと思われる順にカモシカ、タヌキ、シカ、リス、キツネ、イノシシの子である。イノシシの子は別の山で、そちらはちょっとした観光地になっているため、大勢の観光客と一緒に見つけた。
観光客たちはのんきにカワイイを連発していたが、ヘタをすれば一緒にいた数人全員が命を落とすことになったかもしれないほどの、たいへんな危険であった。はっきり言って、イノシシは怖い。クマなんて比じゃないほど怖い。私は山でイノシシに出くわしたらもうあきらめる。まさか人が入るエリアに真昼間からイノシシが出るわけがないと思ってはいたが、子供とはいえ、実際に見てしまったのだから参った。
まあこれは一昨年くらいの話なので、その後イノシシの事故があったなんていう話は聞かないから、親がどこかに連れて逃げたのだろう。で、問題はクマのほう。実は、今日廃道入り口すぐのところに、クマの糞らしきものを発見したのである。これとまったく同じ場所に、一昨日もかなり大型獣のものと思われる糞があった。
そのときはこれは何の糞だろうか判断がつかなかったが、今日はおそらくクマのじゃねえかなぁと感じた。クマの糞て、割と食ったもんがそっくり糞になるんだそうだ。今日目撃した糞はまさにそんな感じ。もう山では見なくなったが、このあたりに多い山柿の実のような色の糞と、いかにも糞らしい色のペースト状の糞があった。
クマの糞て、けっこうペースト状になることが多い。しかも何かの実と思われる糞も一緒にあったから、これはどうやらいよいよクマなんじゃないの?と危惧している。糞もかなり新しい感じだったので、けっこうなニアミスだったのかもしれない。
あとは、私はけっこうフユイチゴが好きで、大量に生えている中からちょこちょこフユイチゴをつまんで食っている。これも実は危険なのだ。この山にはキツネ(ホンドギツネ)がいるので、エキノコックス感染症の恐怖も意外と身近・・・こえー。
つーことで、また折を見つつ、あと2〜3回くらいは「山の恐怖」にも迫りたいと思う。こういう現実的な恐怖とはまた別角度の怖さも経験しているので、これについても書いておこうと思う。そのうちね。
【このカテゴリーの最新記事】