E 【エネルギー・資源・環境】 原発・太陽光発電・原油・水 101
K【韓国】【北朝鮮】反日 慰安婦 徴用工 ベトナム虐殺 237
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人間の脳は、人間の進化の歴史。以前、下記の記事をネットで見つけコピーしていたので(どこのHPだったかは失念)、失礼して引用させて頂こう。 ~~~~~~~~~ アメリカの神経学者マクリーンは脳を3つの部分に分け、爬虫類の脳、旧哺乳類の脳、新哺乳類の脳と呼んだ。内側から順に;●爬虫類の脳先祖の行動をそのまま繰り返す「反復」「常同行動(ステロタイプ)」。飲み、食べ、眠り、交尾するという際限ない繰り返しが機能。強迫神経症患者は爬虫類の脳の部分が他の部分より優位に立つ。●旧哺乳類の脳 視床下部、海馬など大脳辺縁系・旧皮質。情動行動・性行動の中枢で、下意識的な衝動や本能を司る。嗅覚、体温、体液成分、食欲、体重調整、記憶、恐怖などの機能に関連する。●新哺乳類の脳大脳の新皮質。イルカや霊長類において高度に発達した部分。話す、聞く、計算する、創造する、認知するなどの機能を司る。かつて狩猟動物だった頃の「爬虫類・旧哺乳類の脳」を、新哺乳類の脳が十分に抑制できるほどに進化するには、「数万年という期間はあまりに短すぎる(福島章上智大教授・殺人と犯罪の深層心理)。福島教授は人間の暴力性の根源について、大脳新皮質など新哺乳類の脳の機能が、麻薬・酒・精神障害・物理損傷などにより低下した場合に、狩猟動物としての暴力性が現れると指摘した。 ~~~~~~~~~人間の胎児も母親のお腹の中で、生物の進化の歴史通りに、魚 → 爬虫類 → 哺乳類と変化するようですね。狩猟動物だった頃の攻撃性が強くて、反復・常同行動の【爬虫類・旧哺乳類の脳】を、【新哺乳類の脳】は、まだコントロールできる段階では無い模様。とすると、やはり人間の攻撃本能はコントロールが難しい様だ。戦争はこれからも絶えることがない。これが悲しい結論のようだ。
2004.08.07
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こういう記事を見つけた。この関野さんのグレート・ジャーニーはテレビで何度か見た。私も時間と若さがあればこんな旅をしてみたい。 ~~~~~~~~~ひと:「日本人が来た道」を歩く探険家 関野吉晴さん 東アフリカで誕生した人類が世界に拡散した道を「グレートジャーニー」と呼ぶ。 逆コースでさかのぼる5万3000キロの冒険行を、10年がかりで一昨年終えたばかり。帰国後、大学教授に転身したが、「日本人の私はどこから来たのか、とずっと気になっていた」と新たな挑戦を語る。 日本人ルーツ説はいくつかある。最近の学説から有力とされる、シベリア方面からの北方ルート、中国大陸から稲とともに渡ってきた道、太平洋諸島から黒潮の流れに乗ってきた道--の3ルートを歩く。 いずれも人類の道から派生して日本列島に達している。やり残した「海のグレートジャーニー」も加える。前回は勤務先の病院を辞めて冒険にかけたが、今回は大学の休暇期間中を利用する。徒歩、自転車、カヌーなど人力だけに頼るのは同様だ。 「行く先々で先住民との交流を大切にしたい。日本人と似たような食材、あるいは生活用具を見つけ、それが日本へ伝承されたものか、単なる相似形に過ぎないのか、などを見分けたい」。各民族のミトコンドリアDNAを採取して、調べる研究もする。 8日にシベリアに飛び、北方ルートをスタートさせた。還暦を迎える09年まで足掛け6年の計画だ。 「体力にはまだ自信があるし、(家に居着かない私に)妻も“こんな人だから”とあきらめてます」と意気軒高だ。文・清水光雄 【略歴】東京生まれ。一橋大時代から南米奥地を20年余探検してきた。医師になった後も活動を続け、99年に植村直己賞。武蔵野美術大教授。55歳。毎日新聞 2004年7月9日 1時05分
2004.08.06
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先日、こんなニュースをネットで見つけた。 ----------------【社会】楼蘭の美女はこんな顔?中国、CGで復元 「楼蘭の美女」は鼻筋の通った切れ長の目の美人だった-。新華社電によると、中国刑事学院(遼寧省瀋陽市)の趙成文教授がこのほど、1980年に新疆ウイグル自治区で見つかり、楼蘭の美女として知られる女性ミイラの顔をコンピューターグラフィックス(CG)で復元した。 ミイラは約3800年前の女性で、死亡時の年齢は40歳ぐらいと推定されているが、復元したのは18歳ぐらいの若い時の顔という。これまでの調査で身長約155センチ、欧州系の人種でまゆが濃くあごがとがり、くり色の長髪だったことが知られていた。 趙教授は腐乱死体からモンタージュを作成する専門家。2002年にも湖南省長沙市の馬王堆漢墓から1974年に発掘された約2200年前の女性の遺体を基に、生前の顔をコンピューターで再現し話題になった。(共同)
2004.07.31
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これは便利ですね。復刻版日記。第二弾をお送りします。ただし、末尾に今日書いた追記を加えてあります。 ~~~~~~~~~「イヴの七人の娘たち 02」 天海祐希さんの二万年前の母 (5) 01月11日(日) テーマ「ミトコンドリアDNA(2)」 「イヴの7人の娘たち」という本の中に述べられている「解明された人類の歴史」。それは人間の細胞内のミトコンドリアのDNAをたどると、今の全人類の共通祖先は約15万年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性であるということです。もう少しくわしく言うと、世界中の現世人類は、ミトコンドリアDNAを調査分類の結果、35の系統樹に分けられる。つまり人類の共通先祖として35人の母が把握された。さらにこの35人の先をたどって行くと、ついに一人の女性、つまり「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性に到達することになります。欧州に限ればこの系統樹は7つとなり、つまりイヴの子孫である七人の共通の母がいたことになります。(これがこの本の題名のもとにもなっています)。またサイクス教授達によれば日本人の95%は9人の女性から派生したものだそうです。このサイクス教授の学説(1996年発表)については種々大論争が続きましたが、現在はほぼ定説として承認されています。 ―――― ◇ ――――●「イヴ」はもちろん、あの人類の始祖、「アダムとイヴ」のイヴにちなんで命名されました。もっともイヴはアダムの肋骨のひとつから作られたはずですが。「Man’s rib(肋骨)」だった存在(女性)が、「Women’s Lib(女権運動)」を主張し出すなんて皮肉ですね。(冗談、冗談! 冗談ですよ!) ―――― ◇ ――――●「ミトコンドリア・イヴ」のミトコンドリアとは人間の細胞の核の中に寄生している小器官、ミトコンドリアの事です。このミトコンドリアは細胞核のDNAとは別の独自のDNAをもっています。このミトコンドリアDNAは先祖の系統樹を調べるのにとても便利な性質があり(このことについては次回に書きたいと思います)、この研究の成果により、人類の歴史に於ける数々の大きな謎の解明が可能になりましたし、新しい発見も数多くあったのです。 ―――― ◇ ――――● ミトコンドリアDNAの研究成果として、解明された謎としてはいろいろのものがあり、例えば :▼ 人類の発生はアフリカを単独の起源とする(単独発生説)のか?それとも世界中の色々な場所を起源とする(複数起源説)のか?アメリカ大陸の原住民はアジア系なのか?▼ 帝政ロシアのロマノフ王朝の末裔と称した「アナスタシア」は果たして本物か?▼ ネアンデルタール人は私達現在の人類の先祖か? ーーーー ◇ ーーーー● ほかにもいろいろあるのですが、この本とは関係ないあるテレビ番組のことを今日は書いて終わりにします。去年なにげ無しに見た深夜のテレビ番組なのですが・・・。日本のある弥生遺跡の人骨から発見された「タイプー8」と呼ばれるミトコンドリアDNAは、先祖をたどれば約二万年前の中国のある女性に行くつくのだということです。女優の天海祐希さんが、その「タイプー8」と呼ばれるDNAを持った一人だという事が判明して、その番組の企画として天海さんが、アジアに住むその「タイプー8」というDNAを共有する二万年前の女性の子孫、つまり天海さんの遠い遠い姉妹(親戚)にあたるわけですが、そう言う人たちを現地に訪ねて行くというものなのです。中国雲南省の山奥やバイカル湖にまで出かけて共通の母を持つ、遠~~~い親戚であるところの女性達と、感激の出会いをするのです。特に雲南省では何日もジープに乗っての苛酷な旅行の果てに、山崩れがあってそれ以上先へは進めなくなり、天海さんと同じ2万年前の母親を持つチベット族の女性は、自分の方から徒歩で二日もかけて天海さんに会いに来てくれて、天海さんも感激に涙目になっていました。ロシアのバイカル湖の近辺に住む朝鮮族の中にこのDNAを持つ女性が点在しているのですが、天海さんが訪ねあてたある少女はたまたま地元で劇団に属して演劇を勉強しているのですが、バイカル湖のほとりで、演劇界の先輩である天海さんにこの少女が将来は日本にも行ってみたい、立派な女優になりたいと夢を語る場面が印象的でした。 ~~~~~~~~~追記。もし自分の祖先を調べたければ、下記のサイトでこのサイクス博士が、希望者の祖先がこの35人のイヴの娘のどれに当たるかを調べてくれます。下記はサイクス博士のオックスフォード大学研究室のサイトです(英語のみ)。www.oxfordancestors.com発行元のソニーマガジンのサイトでは申し込み方法などを日本語で解説してくれています。www.sonymagazines.jpこの本を朝日新聞の特集記事で紹介した担当記者が、自分のDNAを調べてもらったら、彼の先祖の女性は南米の原住民の先祖の「イネ」と命名された女性と判明。南米の原住民はアイヌの人々とDNA的に一番近いと証明されています。アメリカ大陸の原住民は、太古の昔にアジアから移住した人々です。中には、アイヌの人々とDNA的にそっくりな人々もいて、アイヌの人々と先祖を共有していると言うことがわかります。言い換えれば、彼らの先祖はアメリカ大陸へ移住していった人々と、日本近辺のアジアに残った人々に、分かれると言うことです。この記者の先祖の一族の大部分は東アジアからアメリカ大陸へのgreat journeyに参加、向こうに定着したわけですが、この記者の先祖だけは日本近辺にとどまった少数派だったのでしょう。12,000年前に、これらのアジア人は氷河期に海水面が低下して徒歩で渡ることが出来るようになったベーリング海からアメリカ大陸に渡ったと言われています。
2004.07.05
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ミドル英二さんの日記を見たら、過去の日記の復刻版と称する日記になっていた。うまい手抜きだと思う。それに、過去の日記も読んでもらいたいという潜在的願望はみなさん、持っていると思う。私は今ちょっと忙しくて、コメントへの返事ぐらいしか、書けない状態なので、私も、早速この手を使わせてもらおう。では、私の楽天での最初の日記を。 ~~~~~~~~~「イヴの七人の娘たち」 「白いリラの花がまた咲く頃」 01月06日(火) ---------------- 最近読んで面白かった本の一つに「イヴの七人の娘たち THE SEVEN DAUGHTERS OF EVE」という本があります。(ブライアン・サイクス著 大野晶子訳 ソニーマガジンズ発行)この本の内容を一言で言えば、このオックスフォード大学のサイクス教授が遺伝テクノロジーを駆使して打ち立てた、「現代人の共通祖先は約15万年前、アフリカにいた一人の女性である」という仮説(今ではほぼ定説になっているようだが)の経緯とその説明です。とすると、驚いたことに我々人類はみな親戚同士と言うことになる。明日はこの本の内容をもう少し書いてみます。 ーーーー ◇ ーーーー夕方のテレビを見ていると、SF作家の小松左京さんがゲスト。「左京」というペンネームは学生時代京都市の左京区に下宿していたからそれにちなんでのものだと、ご自身がおっしゃっていた。それに「想い出の曲」として宝塚の劇団歌?「スミレの花の咲く頃」の原曲というシャンソンをリクエスト。しかし、さすが博覧強記の小松左京先生もこの件では間違っています。(全面的にまちがいとは言えないのですが)この曲はもちろん日本の曲では無くて、白井鉄造氏が昔、アイディアを求めて欧州に旅行した折り、当時パリで流行っていた「白いリラの花がまた咲く頃」 (Quand refleuriront les lilas blancs)というシャンソン曲を持ち帰って「リラ」を日本人にイメージがわきやすい「スミレ」に変えたものとのことと言われています。しかしこの曲はもともとはシャンソンでは無く、1928年にウィーンでフランツ・デレ作曲、フリッツ・ロッター作詞で作られた曲で、ドイツ語の原題は「Wenn der weise Flieder wieder bluht」だという。原題の意味は、フランス語のそれと同じ。戦後、その題名そのままの「白いリラの花がまた咲くころ」(1953)という映画が作られ、(音楽担当はこの曲を作曲したフランツ・デレ)、主演はマグダ・シュナイダー、そしてその娘の役で実際にも娘であるロミー・シュナイダー(当時14歳)が映画デビューを果たしたそうです。私はもちろんこの映画は観ていません。マグダ・シュナイダーは古典的名画「制服の処女」にも出演したということを何かの映画雑誌で読んだような気がするのですが、どうも確かではありません。「白いリラの花がまた咲くころ」は、1956年にアメリカのビルボードに登場。今度は題名も英語で「When the White Lilacs Bloom Again」。リラは英語では LILAC ライラックです。私が昔、東欧のある国にいた頃、ある時私がふとこの曲を口ずさんだら、まわりの皆が口をそろえて「それは戦前流行った有名な曲で、我が国の歌だ。どうしてその曲を知っているんだ?」というのです。それからしばらくはすっかりそれを信じていましたが、最近ネットで調べたら、その国の歌ではなく、上記のような次第らしい。しかし、考えてみれば恐らくそれほど当時は欧州各国で、各国語で愛唱された曲で、各国の人間が自分の国の人間が作曲した曲だと信じてきたのでしょう。私自身も白井鉄造氏が作曲した日本の曲だと思っていましたからね。一度宝塚歌劇団にも原曲について電話で問い合わせたことがあるのですが、歌劇団の方でもハッキリしたことはわからないとの解答でしたが、上記の事がわかった今は、この情報を教えてあげようかな?とも思います。
2004.07.04
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ついに見つけました。行方不明だった本を。「話を聞かない男、地図が読めない女」副題 「男脳・女脳が謎を解く」お読みになった方も多いでしょう。数年前のベスト・セラー。アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズの夫婦の共著。男と女はちがう。いい悪いではなく、現実に性差がある。これがこの本のポイントだ。今の世の中では、技能・能力・適性の各分野で、男女の差は無いことになっている。しかし、これは建前であって、現実としては、如何に男女に性差があるか・・・。それをいろんな例・エピソードをちりばめて説明した本だ。 ~~~~~~~~~私は、まだHPを持っていない頃に、ある女性のBBSに、この話題を書き込んだところ、あるゲストさんに私の書き方に偏見があると食いつかれて、かなり長いトラブルになったことがある。そう言う苦い経験があるので、この本をテーマにすることは、ちょっとためらったが、テーマとしてはとても面白い話題なので、取りあげることにした。 ~~~~~~~~~男女間の性差には、いろいろなものがあると思うが、典型的なものに、女性が持つ、脳のマルチ機能があると思う。先日もHPで書いたが、朝食の時間に男性は新聞を夢中で読んでいて、奥様の問いかけも聞こえない。そのうちに奥様が激怒、「あなたは私より新聞の方が大切なのね!」と雷が落ちる。男子の脳はシングル・タスクの構造なので、一時に一つのことしかできないのだ。この本に、果たしてこのことが書いてあったかどうかは覚えていないが、右脳と左脳を結ぶ脳幹というパイプがあるらしい。そのパイプというのは神経が通っていて、右脳と左脳の連絡路となっている。男性の脳幹は口径が細いので、右脳と左脳の切り替えがうまく行かない、それでシングル・タスクとなるらしい。女性はこの脳幹の口径が太いらしい。だから右脳(直感)と左脳(論理)との切り替え・共有が自由に行えるらしい。 ~~~~~~~~~今、ちょっとで出しを読んでみたら、この本ではちょっとちがった説明がなされている。【私たちの思考や行動を決めるのは、胎児期につくられる脳の配線と、ホルモンの働きである】こういう説明になっている。まあ、いいか。それももうひとつ重要なことが書かれている。【男女平等は政治や道徳の話 男女の本質的なちがいは科学の次元である】当然そうだろうな。第一、 同じ人間ながら男女では染色体の数がちがっている。第二、 同じ人間ながら男女では性徴がちがっている。例えば乳房・ヒゲ・性器・筋肉の付き方・声・・・。先天的な科学的なちがいはこうだし、後天的な条件、男性は狩猟に出かけ、女性は育児にいそしむ。そんな基本条件があるのだとおもう。 ~~~~~~~~~この本の表題になっているもう一つの現象、【地図が読める読めない】は、言い方を変えれば空間処理能力だと思う。女性は方向音痴が多い。車での車庫入れ・縦列駐車が苦手である。これは例外があるにしても、傾向としてはハッキリしている。女性に道順を聞いても、明解な説明をする人は少ない。もっとも私の通う古本屋の主人は男性だが、道順説明はひどい。一度、近所にあるというレストランへの道順を説明してくれたが、その説明を、五分間聞いていてもサッパリわからなかった。私なら「表通りを右手に進んで、最初の信号のある交差点を右折、約50メーターほど進むと、左手に紅い煉瓦のレストランがある」と、一息で説明する。彼は「あそこを、ちょっと行って、信号を渡って、いや、渡らない方がいいかな・・・、ええと、それから、あっちの方へ・・・、ほら、市民会館の隣ですよ」私は「その市民会館を知らない」と何度説明しても、【市民会館の隣】を、繰り返す。この人は女脳だな。いい悪いは別にして。 ~~~~~~~~~テレビを観るのにも、男はリモコンでザッピング(あっちこっち局を選ぶ)ばかりする。CMの時間になれば、かならず別の局をひとわたり見て回る。女性はCMになっても、おっとりと、ぼんやりとCMを見ている。 ~~~~~~~~~こーゆーことも書いてあります。【哺乳類のメスは、子どもを育て、家を守る立場上、他人のわずかな態度や気持ちの変化をも気づく「女の直感」が発達している。】そう言えば、私の娘が豪語していた。「女性はどの男性が自分を好きか(気があるか)、ほとんど瞬時でわかるけれど、男性はそれがダメみたいね。どの女性が自分に恋愛感情を持っているか、ほとんどわかっていない。お父さんなんて、その典型よ】余計なことを言う娘である。しかし、よくよく今までの「わが対女性戦略的攻防史」を考えてみるに、私のレーダー能力はいちじるしく劣っていたと言うことが言えそうだ。こちらが敵を発見するはるか以前に、敵に私の劣情(いや、純粋な恋)は捕捉・発見されており、知らぬは仏ばかりなり・・・という恥ずかしき状態が続くことになる。【忍れど 色に出りけり 我が恋は ものや思ふと 人の言うまで】これを【頭隠して 尻隠さず】状態と呼ぶ場合もある。 ~~~~~~~~~電話の使い方も、男女間で大違いだな~。男は電話を用件の通達用の機器と考えている。用件を出来るだけ簡潔にしゃべって、その目的が果たされればすぐに切る。なぜか、今の世の中になっても、無駄話をすることが出来ない。電話代がもったいないと思う。しかし、もちろん、女性はちがう。電話でのおしゃべりに用件など、初めから含まれていない。電話での会話のはじまりから、もう超長電話の兆候はあきらかだ。男はイライラする。話を聞いていると、用事など全く無いではないか?それなのに電話で話すなど、許せない。しかも、この会話には起承転結というものが、全く無いから、いつ終わるのか?見当もつかない。ほら、話題がコロコロと変わって行く。人の噂も、どんどん拡がっている。もう長期戦に控えて、ポテトチップスやチョコレートが妻の手許に引き寄せられている。直接自分に関係ないことだが、男にとってはこういうだらしない状況が進行することは、軽い拷問と言ってもいい。 ~~~~~~~~~あとで書き足そう。コメントはご自由に。
2004.06.20
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今日は、一冊おすすめ本を。「5000年前の男 解明された凍結ミイラの謎」コンラート・シュヒンドラー著畔上 司訳文春文庫 619円+税文庫本になったから安くなっている。裏の解説?を引用します。 ----------------「1991年、オーストラリアとイタリアの国境近く、標高3210メートルの地点で、凍結したミイラが完全な形で発見された。紀元前3300年頃の男性で、携帯品や福の断片からも興味深い事実が明らかになって行く。いったい「彼」はどこから来て、何をしようとしていたのか?推理小説を読むような謎解きの面白さが横溢する壮大な古代ドラマ。 ----------------このミイラの発見がDNA研究の引き金となり、さらに「イブと七人の娘たち」のサイクス教授の研究へ発展して行くのです。私は類書を一冊読んだのですが、その本はまだ発見さてて直後の本だったで、あまりその後の学問的成果が反映されていなくて詳しくない。その点、この本は最新の研究結果も反映されて、追加されているようで、パラパラと読んだ所、ものすごく面白そう。それに「FROZEN MAN アイスマン 5000年前から来た男」(デイヴィッド・ゲイツ著)(金の星社発行)という本も買ったのですが、これは子供用でした、参考になる記述もあるのですが。
2004.06.13
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日本人の祖先は大別して縄文人と弥生人に別れますが、その縄文人はバイカル湖のほとりや中国の雲南省など複数の場所から日本列島に移住した先住民で、今の日本人のうち、アイヌ民族や琉球人は縄文人の子孫。後に朝鮮半島や中国本土から弥生人が日本に渡来。この縄文人と弥生人の混血が現在の日本人です。もちろん黒潮に乗って南方系の海人族も一部渡来していて、海女のいる場所、例えば伊勢の志摩や能登半島、それに沖縄の糸満などは海人族の土地です。海人族は川に沿って内陸へも進み、一説によると信州の諏訪湖にまでおよんだ海人族は諏訪という名前だそうです。ところで味覚を感じるのは、舌や上あごにある味蕾(みらい)という器官。生活習慣もあるでしょうが、この味蕾を多く持っている民族ほど味覚が発達している。各民族を調査したら、世界中でアイヌ民族が味蕾を断然多く持っていて、日本人、朝鮮人も上位だったようです。とすれば縄文人というのは案外グルメだったのかも知れません。北欧系民族はこの味蕾が少なく、やはり味覚音痴と言っても過言では無さそうです。 ----------------本件に関連して、私の以前の日記を読んで下されれば幸甚です。「イヴの七人の娘たち 02」 天海祐希さんの二万年前の母 01月11日(日)人間の細胞内のミトコンドリアのDNAをたどると、今の全人類の共通祖先は約15万年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性であるということです。それから去年なにげ無しに見た深夜のテレビ番組なのですが・・・。日本のある弥生遺跡の人骨から発見された「タイプー8」と呼ばれるミトコンドリアDNAは、先祖をたどれば約二万年前の中国のある女性に行くつくのだということです。女優の天海祐希さんが、その「タイプー8」と呼ばれるDNAを持った一人だという事が判明して、その番組の企画として天海さんが、アジアに住むその「タイプー8」というDNAを共有する二万年前の女性の子孫、つまり天海さんの遠い遠い姉妹(親戚)にあたるわけですが、そう言う人たちを現地に訪ねて行くというものなのです。中国雲南省の山奥やバイカル湖にまで出かけて共通の母を持つ、遠~~~い親戚であるところの女性達と、感激の出会いをするのです。そう言うことをこの日記に書きました。
2004.05.25
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「イヴの7人の娘たち」という本の中に述べられている「解明された人類の歴史」。それは人間の細胞内のミトコンドリアのDNAをたどると、今の全人類の共通祖先は約15万年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性であるということです。もう少しくわしく言うと、世界中の現世人類は、ミトコンドリアDNAを調査分類の結果、35の系統樹に分けられる。つまり人類の共通先祖として35人の母が把握された。さらにこの35人の先をたどって行くと、ついに一人の女性、つまり「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性に到達することになります。欧州に限ればこの系統樹は7つとなり、つまりイヴの子孫である七人の共通の母がいたことになります。(これがこの本の題名のもとにもなっています)。またサイクス教授達によれば日本人の95%は9人の女性から派生したものだそうです。このサイクス教授の学説(1996年発表)については種々大論争が続きましたが、現在はほぼ定説として承認されています。 ―――― ◇ ――――●「イヴ」はもちろん、あの人類の始祖、「アダムとイヴ」のイヴにちなんで命名されました。もっともイヴはアダムの肋骨のひとつから作られたはずですが。「Man’s rib(肋骨)」だった存在(女性)が、「Women’s Lib(女権運動)」を主張し出すなんて皮肉ですね。(冗談、冗談! 冗談ですよ!) ―――― ◇ ――――●「ミトコンドリア・イヴ」のミトコンドリアとは人間の細胞の核の中に寄生している小器官、ミトコンドリアの事です。このミトコンドリアは細胞核のDNAとは別の独自のDNAをもっています。このミトコンドリアDNAは先祖の系統樹を調べるのにとても便利な性質があり(このことについては次回に書きたいと思います)、この研究の成果により、人類の歴史に於ける数々の大きな謎の解明が可能になりましたし、新しい発見も数多くあったのです。 ―――― ◇ ――――● ミトコンドリアDNAの研究成果として、解明された謎としてはいろいろのものがあり、例えば :▼ 人類の発生はアフリカを単独の起源とする(単独発生説)のか?それとも世界中の色々な場所を起源とする(複数起源説)のか?アメリカ大陸の原住民はアジア系なのか?▼ 帝政ロシアのロマノフ王朝の末裔と称した「アナスタシア」は果たして本物か?▼ ネアンデルタール人は私達現在の人類の先祖か? ーーーー ◇ ーーーー● ほかにもいろいろあるのですが、この本とは関係ないあるテレビ番組のことを今日は書いて終わりにします。去年なにげ無しに見た深夜のテレビ番組なのですが・・・。日本のある弥生遺跡の人骨から発見された「タイプー8」と呼ばれるミトコンドリアDNAは、先祖をたどれば約二万年前の中国のある女性に行くつくのだということです。女優の天海祐希さんが、その「タイプー8」と呼ばれるDNAを持った一人だという事が判明して、その番組の企画として天海さんが、アジアに住むその「タイプー8」というDNAを共有する二万年前の女性の子孫、つまり天海さんの遠い遠い姉妹(親戚)にあたるわけですが、そう言う人たちを現地に訪ねて行くというものなのです。中国雲南省の山奥やバイカル湖にまで出かけて共通の母を持つ、遠~~~い親戚であるところの女性達と、感激の出会いをするのです。特に雲南省では何日もジープに乗っての苛酷な旅行の果てに、山崩れがあってそれ以上先へは進めなくなり、天海さんと同じ2万年前の母親を持つチベット族の女性は、自分の方から徒歩で二日もかけて天海さんに会いに来てくれて、天海さんも感激に涙目になっていました。ロシアのバイカル湖の近辺に住む朝鮮族の中にこのDNAを持つ女性が点在しているのですが、天海さんが訪ねあてたある少女はたまたま地元で劇団に属して演劇を勉強しているのですが、バイカル湖のほとりで、演劇界の先輩である天海さんにこの少女が将来は日本にも行ってみたい、立派な女優になりたいと夢を語る場面が印象的でした。
2004.02.04
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「ミトコンドリア・イヴ」と書いていても、単に人類考古学上の新発見として、まるで他人事のように思っていたのですが、よく考えてみるとこれは私たち個人個人の、それに全人類の伝記でもあるのです。なにしろ「ミトコンドリア・イヴ」という仮定の名前の女性は、現世の全人類の共通の祖先、つまり我々自身の遠い~遠い~、約15万年ほど前の「母」なのです。「私って一体誰なの?私の先祖は?人類の歴史は?」という疑問はだれでも持っているものだと思います。人類の歴史が近来急速に明らかになった背景には、遺伝科学の発達があり、とりわけ人類の進化の歴史や系統樹(ファミリー・ツリー)を解明するのに便利なミトコンドリアDNAの研究の進歩があります。DNAは細胞の核の中にあります。DNAはA, T, G, Cの4文字で表される四つの塩基という物質が連なった二重らせん構造をしています。(A アデニン T チミン G グアニン C シトシン)このDNAは、私たちの体を形作り、生命活動をになう情報(遺伝暗号といわれる)を記しているもので、そのA, T, G, Cの4文字の並び方が個々の人の差を表すとともに、生物の進化の歴史も刻んでいるのです。これが通常のDNAです。しかし、通常のDNAとは別のDNAがあるのです。それがミトコンドリアDNAです。ミトコンドリアというのは一個の細胞の中に数百個ある細胞小器官の一つです。太古の昔に人間の細胞に入り込んだ細菌であるとのことですが、そのままパラサイト、つまり寄生して細胞の中に住み込んでしまいました。しかしこのミトコンドリアは、細胞内で細胞が活動するためのエネルギーを作る大切な役目を役目を担うようになり、細胞にとって非常にありがたい存在になりました。しかも入り込んだミトコンドリアは、あまりにも細胞内の安全な生活に順応してしまい今や独り立ちして生きてはいけないで、細胞の外にも出られない身体になってしまい、、寄生から共生の関係に入ってしまったようです。 ―――― ◇ ――――私自身はもちろん科学者でもなんでもありません。ここに書くことはほとんど全部、読んだ本やインターネットで得た知識の受け売りであることをお断りしておきます。毎度新しいことを読んで驚きながら自分なりに咀嚼して書いているつもりですが、こういう科学的なことは正確に理解しないといけませんし、まず自分が理解してから、次に誰にでも分かるように易しい表現で書かないと意味がありません。最近下記の本を古本屋で見つけて購入したんですが、やはり中身が科学的で、じっくり読んでみないと正確な理解ができないと思いますので、近日中にその内容を書くことはできないかもしれません。「ミトコンドリアの謎」 河野重行著 講談社現代新書 ―――― ◇ ――――「大根に大根の花咲く なんの不思議ありや?」という表現が確かあったと思います。ネット検索してみましたがヒットしません。この言葉には本来しかるべき人生訓または禅的な意味合いがあるものなのでしょうけれど、これはDNAの不思議を説いた言葉にもなりえますね。考えてみれば大根からなぜ必ず大根が生まれるのでしょうか?ナスができても、それはそれでおかしくは無いはずなのに。これは大根にも大根のDNAがあって、大根には大根の花が咲くようになっているわけです。 ーーーー ◇ ーーーー一説によると、ミトコンドリア・イヴ以上の驚嘆の事実があるそうです。それは、この地球上の全生物はもともとはたった一つの生命体の子孫だというのです。DNAの形態からそういうことが言えるそうなのですが。そうすると私はその辺の野良猫や昆虫や・・・果ては昨日から話題の「鳥インフルエンザ・ウィルス」とも兄弟と言うことになります。
2004.01.13
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「イヴの7人の娘たち」という本の中に述べられている「解明された人類の歴史」。それは人間の細胞内のミトコンドリアのDNAをたどると、今の全人類の共通祖先は約15万年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性であるということです。もう少しくわしく言うと、世界中の現世人類は、ミトコンドリアDNAを調査分類の結果、35の系統樹に分けられる。つまり人類の共通先祖として35人の母が把握された。さらにこの35人の先をたどって行くと、ついに一人の女性、つまり「ミトコンドリア・イヴ」と命名された女性に到達することになります。欧州に限ればこの系統樹は7つとなり、つまりイヴの子孫である七人の共通の母がいたことになります。(これがこの本の題名のもとにもなっています)。またサイクス教授達によれば日本人の95%は9人の女性から派生したものだそうです。このサイクス教授の学説(1996年発表)については種々大論争が続きましたが、現在はほぼ定説として承認されています。 ―――― ◇ ――――●「イヴ」はもちろん、あの人類の始祖、「アダムとイヴ」のイヴにちなんで命名されました。もっともイヴはアダムの肋骨のひとつから作られたはずですが。「Man’s rib(肋骨)」だった存在(女性)が、「Women’s Lib(女権運動)」を主張し出すなんて皮肉ですね。(冗談、冗談! 冗談ですよ!) ―――― ◇ ――――●「ミトコンドリア・イヴ」のミトコンドリアとは人間の細胞の核の中に寄生している小器官、ミトコンドリアの事です。このミトコンドリアは細胞核のDNAとは別の独自のDNAをもっています。このミトコンドリアDNAは先祖の系統樹を調べるのにとても便利な性質があり(このことについては次回に書きたいと思います)、この研究の成果により、人類の歴史に於ける数々の大きな謎の解明が可能になりましたし、新しい発見も数多くあったのです。 ―――― ◇ ――――● ミトコンドリアDNAの研究成果として、解明された謎としてはいろいろのものがあり、例えば :▼ 人類の発生はアフリカを単独の起源とする(単独発生説)のか?それとも世界中の色々な場所を起源とする(複数起源説)のか?アメリカ大陸の原住民はアジア系なのか?▼ 帝政ロシアのロマノフ王朝の末裔と称した「アナスタシア」は果たして本物か?▼ ネアンデルタール人は私達現在の人類の先祖か? ーーーー ◇ ーーーー● ほかにもいろいろあるのですが、この本とは関係ないあるテレビ番組のことを今日は書いて終わりにします。去年なにげ無しに見た深夜のテレビ番組なのですが・・・。日本のある弥生遺跡の人骨から発見された「タイプー8」と呼ばれるミトコンドリアDNAは、先祖をたどれば約二万年前の中国のある女性に行くつくのだということです。女優の天海祐希さんが、その「タイプー8」と呼ばれるDNAを持った一人だという事が判明して、その番組の企画として天海さんが、アジアに住むその「タイプー8」というDNAを共有する二万年前の女性の子孫、つまり天海さんの遠い遠い姉妹(親戚)にあたるわけですが、そう言う人たちを現地に訪ねて行くというものなのです。中国雲南省の山奥やバイカル湖にまで出かけて共通の母を持つ、遠~~~い親戚であるところの女性達と、感激の出会いをするのです。特に雲南省では何日もジープに乗っての苛酷な旅行の果てに、山崩れがあってそれ以上先へは進めなくなり、天海さんと同じ2万年前の母親を持つチベット族の女性は、自分の方から徒歩で二日もかけて天海さんに会いに来てくれて、天海さんも感激に涙目になっていました。ロシアのバイカル湖の近辺に住む朝鮮族の中にこのDNAを持つ女性が点在しているのですが、天海さんが訪ねあてたある少女はたまたま地元で劇団に属して演劇を勉強しているのですが、バイカル湖のほとりで、演劇界の先輩である天海さんにこの少女が将来は日本にも行ってみたい、立派な女優になりたいと夢を語る場面が印象的でした。
2004.01.11
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