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wna

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2015.11.27
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カテゴリ: 日本のハーブ
hozuki6 季節の花300.jpg

hozuki9 季節の花300.jpg
 季節の花 300(上下)



こんにちは。

今朝も一段と冷えましたね。
寒いけれど、なんとなく気分がキリッとします。^^

寒くなるとカロリーを取らなければと思いますが
年齢的に制限も必要なので悩みどころ。

風邪対策にも栄養は必要ですよね

ということで
ダイエットの道は遠そうです。。^^;





ホオズキ


日本各地、朝鮮半島、中国など広く分布する
ナス科の多年草。

山地なとで自生しているようですが
馴染みのあるのは
栽培されているものではないでしょうか。

別名  オナゴホオズキ、フウズキ、フズキ、ホズケ 


スサノオの尊が退治した八岐大蛇の目玉は
赤加賀智(ホオズキ)のようだったと
「古事記」に書かれているようですね。

平安の頃は
ヌカズキ と呼ばれたようです。

「大和本草」(1708)によると
ホオという臭虫(カメムシの一種)が
この葉を好んで食べたことからこの名になったそうです。

また
ふっくらとした赤い実から「頬」を連想し
果実を鳴らして遊ぶ子ども達を見て「頬突き」とも。
諸説あるようですね。


中国では
紅姑娘、紅娘子、花姑娘  

多分、少女達の赤く染まる頬に例えたのだと思いますが
こちらの方がわかりやすいですわ。




園芸品種は世界中に約80種類ほどあるそうです。
こちらは食用になりませんのでご注意を。

日本の観賞用ホオズキ(写真)は薬用になります。


ご存知だと思いますが
食用ホオズキは実や加工品が市販されています。





薬 用

7~8月に 根茎、茎葉 を採取し水洗い後日干しにします。

生薬名  酸漿根(さんしょうこん)


成 分
苦味質のフィザリン、ルテオリン(鎮咳)

全草に微量のアルカロイドが含み
酸漿根 にはヒストニン(子宮緊縮作用)が含まれており
妊娠中は使用できません。

江戸時代には堕胎剤としても利用されていたそうです。





咳止め・解熱・利尿に

酸漿根を3~10g(1日量)を水300ccで半量になるまで煎じ
食前に3回に分けて服用します。





食 用

葉は春、果実は秋に採取します。
若葉 はゆでで水にさらし
おひたしや各種あえ物に利用できます。

果実は果実酒に。
3倍量のホワイトリカーに3ヶ月程度漬ける
ホオズキ酒が楽しめるそうです。




             (参考)山野草カラー百科













ちなみに食用ホオズキはヨーロッパ原産で
平成に入ってから日本で栽培されるようになったらしいです。
プチトマトに似ていますね。

最近は営養効果が注目されているようです。

ビタミンA、C、B、鉄分、カロチン、他  営養が豊富で
含まれるイノシトールは
動脈硬化予防、美肌、がん予防、強肝、
アンチエイジング、毛髪維持
 など
色々な作用が期待されているようですねスマイル

来年は種か苗を植えてみようかな~と
思ってます。


では、また。











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Last updated  2015.11.27 13:00:44
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