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ミツバ
九州から北海道までの路傍、林などの湿地で自生する
セリ科の多年草。
朝鮮半島、中国、サハリンなど
東アジア地域で広く分布する植物。
主にハウス水耕栽培したものが流通していて
お野菜として馴染み深いですね。
自生種の方が大型で香りも強いそうです。
また
アントシアニンを含有する
赤いミツバもあるらしいです。
別名 ミツバゼリ、ミツバセ、ミツッパ
古くは野生のミツバを採取し、山菜として利用していましたが
江戸中期の「農業全書」で栽培を奨励したことから
野菜として栽培され始めたらしい。
薬 用
6~8月の開花期に全草を採取し
水洗い後、陰干しにする。
または生のものをそのまま利用。
生薬名 鴨子芹
■
成 分
β-カロテンを多く含む
精油成分にクリプトテーネン、ミツバエンを含む
腫れ物に
生の葉に塩少々を加えてよく揉んだ葉を
患部に貼り付けます。
消炎解毒・血行促進
鴨子芹10~15g(1日量)を水300~400ccで
3分の1までに煎じ3回に分服します。
昔は薬草として利用されていたようです。
酒に浸して去たんに用いたとか・・・
今で言う「ハーブチンキ」ですよね。
小児の夜泣きに葉汁を飲ませたり
二日酔いには酢みそでミツバを食したり
そんな民間療法があったようです。
食 用
冬から春に若苗、若葉を採取します。
料理法は今さら・・・ですよね。
料理の青みに使ったり、芳香を利用したり
ミツバの特性を生かした
お料理をされていると思います。
添え物のお野菜
というイメージが濃いのですが
腫れ物などの消炎解毒の薬とは~。^^
(参考)山野草カラー百科
では、また。
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