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メハジキ
日本全土、台湾、朝鮮半島、中国などに広く分布する
シソ科の二年草。
道端や野原などで自生しています。
北米大陸にも帰化植物として野生化しているそうです。
別名 メッパリ、ツッパリ、メッパジキ
茎を短く切ってまぶたにはさみ、まぶたを閉じる勢いで
遠くに飛ばす子どもの遊びから
「目弾き」(めはじき)と付けられたらしい。
薬 用
8月頃に開花した全草を採取して日干しにします。
生薬名 益母草(やくもそう)
成 分
葉にフラボン配糖体のルチン
苦味質アルカロイドのレオヌリン、レオヌリヂン、スタキドリン
ラウリン酸、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、塩化カリウム 他
子宝の薬草です。
生薬名は 母の益になる薬草
という意味で
婦人薬として利用してきた中国生まれの漢字。
「本草綱目」(1590)にも
子宝の薬草であることを示しているようです。
苦味質アルカロイドのレオヌリンには
子宮運動促進作用があり
婦人病に効果があるとされています。
益母草を服用すると
瘀血(おけつ)を除去、血液循環の促進、利尿、強壮作用が期待でき
月経不順、月経痛、産後の止血、つわり、不妊症、腹痛など
に処方されるようです。
また、ホルモンバランスの調整作用で
肌荒れ、かさつきなどにも効果があると言われます。
■
産後の止血
益母草6~10g(1日量)を水400ccで煎じて
1日3回、食間に服用する。
月経不順・めまい・腹痛に
上記と同様にして服用する。
※注:妊娠中、月経多量時は使用しないこと。
一般的には葉を薬用利用しますが
「本草綱目」(1590)には
種子は葉よりも薬効があると記されているようです。
益母草の種子の生薬名は茺蔚子・充慰子
上記の薬効の他
眼病予防、強壮作用などもあるらしい。
益母草や茺 蔚子・充慰子
の粉末は
漢方薬局などで市販されていると思いますが
茺 蔚子・充慰子は未確認です。
その場合は
1日量を1~2g程度とし服用するそうです。
この粉末は単独で服用する他に
野菜ジュースやスープなどに混ぜたり
小麦粉と混ぜ料理に使用しても良いそうです。
(参考)山野草カラー百科
突然ですが
こちらは「則天武后」(中国ドラマ)
則天武后に扮するファン・ビンビンさんのお写真。
なぜ、ここで則天武后が登場したかと申しますと
中国の「外台秘要」に
唐の女帝の則天武后は益母草で毎日洗顔をし
50歳でも10代の少女のような肌
をしていたとの
記述があるからです。
この怖い女帝は長生きでしたから
後の書物にもこう書かれていたらしい。。
「80歳になっても30歳の肌」
ホント?
女帝が怖くてそう記述したのでは?
なんて思いましたが
とても美しい女性だったようです。
で
彼女の美肌の元は 益母草を原料
にした
「神仙玉女粉」
「神仙玉女粉」
手間かけて作った薬草のお饅頭のようなものを
手間かけて炭火でじっくりと真っ白い粉になるまで焼き
それを利用するとか。。
こちらの本に情報があるらしいのですが
漢方の美容
磯公昭
楽天内では売切れておりました。^^;
粉末で洗顔したり、パックの材料にしたりすると
良いのかも?
では、また。
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