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ノウルシ
九州から北海道まで日本各地の湿地帯にのみ
自生するトウダイグサ科の多年草。
草丈
30cm
ほど
倒卵形の葉が 互生
しており 茎頂に5枚葉が輪生
そこから何本かの枝を伸ばして
春に黄色の花を咲かせます。
◆
茎葉から滲出する乳汁が皮膚に触れると
ウルシかぶれのような炎症を起こすので
野のウルシということから
この名がつけられました。
別名 サワウルシ
◆
有毒部分は全草
有毒成分
ユーフォルビン など
中毒症状
吐気、下痢、痙攣 など
※
先日記述した トウダイグサと似た症状を起こします。
似たような植物に ナットウダイ
などがあり
トウダイグサ科のお仲間は
毒を持ったものが多いので
特に春先~初夏は、ご注意下さいね。
◆
トウダイグサ、ノウルシの茎葉を乾燥させたものは
生薬の「沢漆」(たくしつ)
ですが
中国ではトウダイグサのみを
利尿消炎目的で生薬とするそうです。
では、また。
デザイン色々
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