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wna

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2016.10.03
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カテゴリ: ハーブ



こんにちは。

朝は晴れていましたが
だんだんと風が強まり怪しいお天気になってきました。

台風18号が接近中
今のところ上陸は免れるようですが
強い台風は日本海側をぬっていきそうです。

皆さまもお気をつけくださいね。





本日は金星のハーブ、マグワートです。


attachment1


マグワート
(オウシュウヨモギ)



支配星
金星

特性
熱と乾

医療用途
婦人科系、血液

主成分
タンニン、苦味成分、精油成分(ツヨン)


星


サクソン族によるマグワートとは
9つの聖なるハーブの1つとされています。

草木の中で最も古いもので
3人分の力と
30人に対抗する力を持ち

毒にも効を発し
邪悪なものを駆遂し
地中でうごめく
嫌われものに対抗する力を有する

artemisiaというラテン名は
ハーバリストの象徴であった女神アルテミス
との関わりを物語っているそうです。

アルテミスはアマゾン族の月の女神であり
全ての生き物の母であり
1000の乳房を持つ姿として描かれました。

アルテミスの巫女であった
イーピゲナイアは
タウリス島にやってきたすべての男を
木の十字架に頭部を釘づけにして生贄としたそうです。

アッティカのアルテミス信仰では
男の首から採った血を使ったらしいのですが
これが古代斬首の象徴だったとか。




Artemisは
全ての動物、豊穣、誕生の保護者

また
星を支配し世界軸を保護する大熊座だとも言われます。

大熊座の中心の星は北極星ですよね。





また
中世英国でのマグワートといえば

魔術と関係すると言われ
戸口にマグワートの束をかけておくと

魔除けになり
稲妻から家を守るおまじないにもなったようです。


プリニウスの著書「植物誌」には
旅人がマグワートを身につけておくと

疲労することもなく
毒に当たったり

野獣に襲われることもない
と書かれているらしい。


星


現実的なお話しをすると

マグワートは弛緩剤、収れん剤として主に用いられます。
(熱の特性)

ゆえに
生理痛や月経過多などに効果があると言われ
婦人科系の不調に使用されます。

強力な血液浄化作用を持つので
深刻な感染症などにも用いられたらしいです。

また、その苦味成分は
肝臓の働きを活性化し血液浄化をもたらします。

消化促進剤にもなり
代謝を促してデトックス効果も期待でき
強壮剤にもなるようです。





星


このハーブは

眉間(物事を明確化できるチャクラ)の第3チャクラと
喉元(創造性と自己表現のチャクラ)の第5チャクラに

関連するとされています。

強さや力の源
潜在的力量と繋がることができるらしい。

物事を肯定し安定させて強化し
内なる野心を解き放ち
リーダーとしての素質を発揮するのを手伝います。

ゆえに

明確さや強さが必要な時
力になってくれるかもしれませんね。






ここからはいつものように魔女部屋です。

苦手な方はスルーしてくださいね。


マグワートには
心霊的、儀礼的な用途が世界中に多数あります。

その用途は山のようです。
なので
ここではエリザベスさんおすすめの
ほんの一部をご紹介します。




創造性を高めるお香

ミルラ(没薬)の結晶、乳香、サンダルウッド(精油)
マグワート、ヤロウ、ジュニパーベリーを混ぜ
アルコールかワインに二週間以上浸します。

その後、水けをきり火やヒーターでゆっくりと乾燥させ
密閉容器に保存します。


満月の夜
月が地の星座(牡牛座、おとめ座、やぎ座)か天秤座にある時
このお香を使います。

インセンスバーナーで少量を焚き
自分の想像力を妨げているものについて考えます。

やってみたい創造的なことについて考え
そのイメージを明確にし

ビジョンが現実化できるように
シーンを具体的に思い浮かべ
黒い紙に銀のペンでイメージを描きます。

その紙を赤い紐で結びアルテミスに捧げます。

自分の世界にそのビジョンの種を撒き
それが根を貼り成長していくのを想像しながら
蝋燭の火でその紙を燃やしましょう。






夜の旅人
または恋人のための護符



下弦の月の時に(できれば月がおとめ座にある時)
ヤロウ、マグワート、ハルジオン、バレリアン
レディスフィンガーを同量ずつブレンドします。

それにサンダルウッドとミルラの精油を加え
少量のアルコールかワインに一ヶ月間浸します。

その後、それを乾燥させ
夜の女神、荒野を旅する人の女神
ヘカテを祀る祭壇に捧げます。

さらに
ジュニパーベリーとコンフリーの花冠を加えて
黒か銀色の袋に縫います。

これを赤い紐で縛り
ひもを13回結びながら次のように唱えます。


夜の恐怖
暗闇や荒れ地を司る女神さま

旅の間この護符を身につけていきますので

全ての恐れや危険から私をお守りください。


そうあらしめよ。



旅行中、または暗闇が怖い時にこの護符を身につけます。
乙女座の満月になるたびに新しい護符に作り替えます。




           (参考)エリザベス・ブルーク著
                   ハーブ占星術



星



マグワートの

もう少しあります。

とても長くなるので
ちょっと怪しい? お話しは次回でスマイル

よろしかったら、またお寄りくださいね。



では、また。























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Last updated  2016.10.04 14:21:48
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