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こんばんは。
祭日はいかがお過ごしでしょうか。
子供たちは今日から冬休みのようですね。
北海道がまたドカ雪で大変そうですが
関東地方は春のようだったとか?
こちらは最高気温10度程度
動き回っているうちは寒くない一日でした。
長期予報では
今年の冬は「暖冬で寒い」という
???なことを言ってましたが
暖冬傾向にあっても
急激な寒波やドカ雪にみまわれる人が多いとか。
何であっても災害だけは勘弁してほしいですね。
少し前に 「美しき英国 パブリックスクール」
という本を購入しました。
全カラー140Pほど
写真の隙間に文字があるといったかんじの
パブリックスクール(全6校)案内記?
興味のない人には退屈な本です。
萩尾望都氏のファンや
イギリス映画ファンには
説明なしで内容を想像していただけるかな~と。
英国の全寮制のパブリックスクールと言えば
日本で一番知られているのは
やはり
イートン校でしょうか。
(映画、舞台、英皇室やセレブつながりで)
(イートンのテイルコート(燕尾服)は有名)
そのイートンのライバル校ハロウ・スクールや
イートンより歴史が古く
インテリジェンスではイートンに勝っていると自負する
ウィンチェスターカレッジ
こちらはバラエティ番組でおなじみの
ハリー・杉山さんの出身校らしい。
もともと王室の血筋らしく
代々ウィンチェスターカレッジの卒業生だとか。
私はこの本で初めて知りましたが
彼はかなりの秀才なんですね。
ブログより
このウィンチェスターカレッジって
ハンプシャーにあるんですね。
ハンプシャーと言えば
オースティンファンにはなじみ深い地名。
ジェーン・オースティンが
生前住んでいた家と隣接しているらしいです。
他に
スコットランドのパブリックスクールも
二校紹介されていました。
こちらはエジンバラのフェテス・カレッジ
男女共学のようです。
架空のお話になりますが
あの有名なスパイ、ジェームズ・ボンドは
イートン校を放校になった後
このフェテス・カレッジに入学したという設定に
なっているらしい^^
映画「ブリジット・ジョーンズの日記」(切れそうな私の12ヶ月)で
「子供が男の子ならイートン校へ入れる」
というマークのセリフに
ブリジットが「あんな、ファシストを育てる学校に?!」と反論し
気まず~くなるシーンがありましたが
良くない見方をすれば
あながち外れていないような気がする。。^^;
「イートンは将来のリーダーを育てるためにあるわけで
そのためのメンタルを鍛える場所」
とも記述されていました。
英国を代表するパブリックスクールは
どこも同じような意識とプライドがあるのでしょうね。
もともと高いステータスを持つ生徒が多く
卒業する頃には自信と野心が身に付き
自分の力への信念も持てるようになるらしい。
正しく使えば
これは素晴らしい資質ですよね。
現在のイートン校は
個室が与えられているとのことですが
映画「アナザーカントリー」では
寒々しい共同部屋で
貧相なベッドが並んでいたな~なんて思い出されます。
この本では6校が紹介されていますが
それぞれの寮や女の子との出会いの場だとか
同性愛やジェンダー、ヒエラルキーなんかは
「実際、どうなの?」
なんていう質問もあって面白かったですよ。
舎監、監督生、〇〇色のベスト、タイ
こういう単語に反応する方には
必見かも ^^;
(オタならわかる)
親の経済力、恵まれた環境、自身の実力がなければ
入れないパブリックスクールですが
教育の場という点では
厳しくても貪欲に自由に多くのことを学ぶことができる
理想的な学校のようですね。
生徒がかなりマイナーな授業を望む場合でも
どこからか教師を探し出してきて
マンツーマンで教えてくれるらしいので。
望むものはなんでも学べるという環境は
羨ましい限りですね。
大好きな本 眺めてると楽しいの。 2014.01.31