裏庭のおしゃべり

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wna

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2018.04.26
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カテゴリ: ハーブ

世の中、色々と騒がしいようですが

今日はさらっとした陽気が心地よい日でした。

ヨモギやレモンバームを

ただいま陰干中でございます。

さて

今日は前ブログ薬用植物研修会の続きになります。


イタドリ


タデ科の多年草。日本全国、台湾、中国、朝鮮半島に分布。



名の由来は、痛みを取る → イタドリに。
漢名は虎杖。
茎の斑点が虎の模様に似ていることから。

これはわかりにくいですが
伸びた茎には多くの斑点があります。
根(虎杖根)を緩下、利尿、通経薬とします。
慢性便秘、膀胱炎、膀胱結石、月経不順、閉経などに用いられ
民間薬としては
鎮咳、鎮静薬、止血薬とし、痔ろう、火傷にも。

薬草ですが

春のおかず、ですよね。

山菜として有名(若茎が食用)なので
講師も「皮を剥いて一晩塩漬けした後、塩抜きして煮ると
とても美味しいですよね~」と。

甘酸っぱくてあっさりしてますが
その酸味は蓚酸なのであまり食べ過ぎない方がよろしいかと。

このイタドリのように
いたるところにノビルやスイバが生えていたので
私には「おかず」に見えました^^;


テイカカズラ


キョウチクトウ科のつる性常緑樹​

秋田県以南~九州に分布、両性花


これも有名ですよね。
名の由来は愛する人を亡くした藤原定家が
その女性のお墓にカズラとなって絡みついたという逸話から。

解熱、強壮薬で解熱剤として用いられます。
ただ
民間薬として使用するのは 危険性が高い ので避けましょう。





タブノキ



クスノキ科の常緑高木、両性花
本州~沖縄、台湾、中国、朝鮮半島南部に分布。



日本の照葉樹林を構成する代表樹種。

樹皮、枝皮(タブ皮)は粘液質を多量に含んでいるので
線香を作る時の結合材料となる。
(多分、高めのお線香用、かな)


アマチャ
ユキノシタ科の落葉低木、両性花、ヤマアジサイの1変種。

本州の山中に自生し
甘味料用に植栽もされてますよね。



抗アレルギー作用や歯周病に効果があると言われてます。
生薬を発酵させたお茶「甘茶」は甘味矯味薬とされ
4月8日の花まつりにも飲まれますよね。
写真は去年の花がドライフラワーになってますね。
花期は紫陽花と同じ初夏。
もうじきですね。


アマチャのそばにはシロヤマブキ(バラ科)もいました。
半日陰の木漏れ日の中で優し気です。
「ヤマブキ」といっても、黄色のヤマブキとは別種で
こちらの花弁は4枚。





「ぜったい、ここにいるよ」




なーんて聞こえてきそう。






庭には薬草や毒のある植物もわりとあるのですが
ただ眺めているだけ。。

薬を使っていない八重桜の花やバラ、ヨモギ、
数種類のハーブなどは食用利用しますが


はびこって邪魔なトクサやスギナやマレインなどの薬効が
無駄になってしまうのは残念かも。



では、また。













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Last updated  2018.04.26 23:43:23
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