PR
Free Space
Calendar
Keyword Search
Category
詳しくはこちらで
HP
うろ覚えが多いので細かい記憶違いはご容赦くださいませ。。^^;
食事の後、レイノルズの別荘を訪れ
談笑しながらアルマは尋ねる。
「どうして、結婚しないの?」
彼は微笑むだけ。
「ちょっと、手伝ってくれないか」
アルマを階上の作業部屋へと連れて行き
仮縫いのドレスを纏わせるレイノルズ。
しばらくして訪ねてきた姉と共に
二人は彼女を細かく採寸し始めるのだった。
強引な彼らに戸惑いながらも逆らえないアルマ。
その後、アルマを送っていく道すがら
彼は心の内を告白するのだが
女には恋でも男にはマネキン。。
アルマにとって
自身のスタイルはコンプレックスだらけだったが
レイノルズには
彼のドレスを着るためだけに舞い降りてきた
ミューズだった。
それをきっかけに
レイノルズはオートクチュールのハウスにアルマを同居させ
彼女はモデルとして洗練されていくが
その後、二人が恋人関係になってもそれは同じだった。
彼は私の顔を見もしない。
「いったい、私は何なの?」
ここでは、彼の美意識とこだわりのみが世界の中心
それ以外の存在は許されない
そんな家の中で
アルマの彼への執着は独占欲となり
それを満たすため
ある恐ろしい試みに手を染めていくことに。
そして
その試みは功を奏し
ついにレイノルズはアルマにプロポーズする。
アルマを妻に迎え
苦手な彼女の所作をも受け入れようとするが
彼の寛容さにはタイムリミットが。
やがて、レイノルズから微笑みは消え
彼の苦悩は頂点に達してしまう。
彼の「時間」に入り込んでくる彼女の存在が邪魔。
自分の世界が崩壊する。
まるで悪魔だ。
「アルマの愛が弟を破滅させる・・・」
そんなことはわかっていた。
しかし
姉のシリルさえ、そんな弟に辟易していた。
背後で二人の会話をじっと聞いていたアルマ。
キノコを探しに出かけます。。
レイノルズが独身を貫いてきたのも
そのためであった。
しかし
アルマが望んだのは彼の全て。
彼女は彼のマザコン気質を利用し
母性愛でコントロールし支配しようとする。
愛のマウンティング?
愛したいがために毒を食らう。
愛されたいがゆえに毒を盛る。
正気の沙汰ではない、からこそ
生死の境を彷徨う魂で、二人は愛をつなぐのである。
一応、ハッピーエンドです。
倒錯的連帯と言うか・・・犯罪だと思いますが。
命がもつといいけど。
まあ、勝手にやってください。
そんなお話でした。
でも、出会えてよかったね。
唯一無二の相手なのかもしれないので。
(怖いわ~)
では、また。
映画「デューン 砂の惑星2」 2024.03.30 コメント(2)
映画「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期… 2024.03.07 コメント(3)
久しぶりです。今日は映画のお話で「哀れ… 2024.02.22 コメント(2)