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wna

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2018.10.31
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カテゴリ: 映画・俳優



昨日は「ボヘミアン・ラプソディ」の試写会へ行ってきました。

応募したことも忘れてましたが
鑑賞予定だったのでラッキーでした

夜は冷えるかなと
薄手のセーターとコートにストールを羽織っていましたが
帰りは寒かった。。

とはいえ

来週はまた20℃越えするとか?

長期予報では今年は暖冬なんですね。
その通りなら冬服の新調はせずに
他のことで使いたいな~と思っているのですが。。



映画「ボヘミアン・ラプソディ」のお話は
まだ公開前なので控えるとして


今夜は

ハロウィンでもあることだし
こんな映画はいかがでしょう。


「5日物語」







気になりながら先延ばしにしてまして


大人のダークファンタジーです。


原作は17世紀のイタリア民話集(約50話)で
その中のペンタローネ(5日物語)からピックした話を

一遍にまとめたものらしい。

キャストはけっこう、有名どころですね。







まずは

子供がほしい王妃の物語から





魔法使いが言うには


海に棲む怪物の心臓を食べれば
一日のうちに子供が授かると言う。



怪物の心臓と引き換えに王は命を落としてしまうが


王妃は心臓の方が大切。



その心臓を
人目に触れることなく生娘が調理し食さなければならない。


命じられた娘は調理するとともに
王妃は食するとともに

どちらも、その夜に男子を出産。

双子のような二人は
王子と使用人ではあるが、無二の親友として成長する。





しかし


王妃はそれを決して許さない。





次は
若さと美貌を取り戻し王の愛に応えたい老婆、
ドーラと妹のおはなし。






ある夜、
美声に誘われてその主の家を訪れる王だったが

美声の主(老婆)はなかなか姿を見せてくれない。





さんざん、王をじらした挙句


ついに約束の夜、暗闇に紛れて王と一夜を共にするのだが
その正体を暴かれ窓から捨てられてしまう。


それを助けてくれたのは
ひとりの魔女だった。





その後
イノシシを追って森に入った王は




赤毛の美女にひとめぼれしてしまうが

それは
若返ったドーラの姿だった。






そのドーラが王妃となる夜、彼女は妹を城へ招待する。


「どうやって若返ったの?」


「私にも教えて」と妹にせがまれ


「皮を剥いだのよ」とドーラは嘘をつく。






それを信じた妹は。。







最後は
大人の世界に憧れ城を出たいお姫様
ヴァイオレットのおはなし





ひとり身の王は
まだ幼いからという理由で、なかなか娘を手放そうとしない。

娘、ヴァイオレットは外の世界を知りたくてウズウズ。


まだ見ぬ殿方との恋愛に憧れ
結婚相手を探してくれと頼んでも王は上の空


それどころか


一匹のノミを自室で密かに育て
ペットとして溺愛していた。





やがて


巨大化し過ぎたノミの寿命が尽きてしまうと

王はその皮を剥いで
「何の皮か当てたものに娘を嫁がせる」と宣言。


絶対に当てることはできないと信じていた。


しかし



言い当てたものが現れたのである。


オーガ(鬼)だった。




娘は父の不手際のため怪物のもとへ。





新居は断崖絶壁にある狭い洞窟
床には様々な骨の残骸

自力で脱出することは不可能。

泣いてばかりいたヴァイオレットだがある日、抜け出せるチャンスがやってくる。。



それは、あまりにも過酷だったが彼女は「自由」のために決して諦めなかった。






予告編



ちゃんとしたレビューを書こうかなと思いましたがこの記事がわかりやすいかと。



ここ




ノミの息づかいや発する声を初めて聴きましたわ(笑)

17世紀って、きっと身近な生き物だったのね^^;


こういうおとぎ話の類は
教訓的なものや風刺的な意味がありがちですが



この作品もそんな要素を含みつつ
悲哀と滑稽に満ちても、なお逞しい「女」
を感じさせます。


母性や権力にとらわれた女が
身を滅ぼしてしまうのはよくある話だし



老婆は嘘をつかず、避けられない老いを
受け入れていれば
姉妹ともに妄想に狂わなくて済んだし

ヴァイオレットのように
親の都合で捨てられる娘は
昔から世界中にたくさん存在している。



三つの物語の登場人物たちは
ラストで集うことになるのですが

彼らの頭上高くで綱渡りをする人物を
皆が見上げています。



これは、なんだか象徴的でした。



この物語の救いはヴァイオレットかな。


ラストの彼女の微笑みは


女性のあらゆる能力や可能性を示唆しているよう。




以上、簡単な私見でした。
配信鑑賞なので
もう一度観て確認しようと思いましたが時間的にアウト!



なので、記憶違いはご容赦くださいませ^^;



そうそう


映画の城や岸壁はセットではなくロケだそうです。

中には
世界遺産のお城などもあるらしく

そういう面では
目にも楽しい映画ではないでしょうか。











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Last updated  2018.11.01 19:51:18
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