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昨日は「ボヘミアン・ラプソディ」の試写会へ行ってきました。
応募したことも忘れてましたが
鑑賞予定だったのでラッキーでした
夜は冷えるかなと
薄手のセーターとコートにストールを羽織っていましたが
帰りは寒かった。。
とはいえ
来週はまた20℃越えするとか?
長期予報では今年は暖冬なんですね。
その通りなら冬服の新調はせずに
他のことで使いたいな~と思っているのですが。。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のお話は
まだ公開前なので控えるとして
今夜は
ハロウィンでもあることだし
こんな映画はいかがでしょう。
「5日物語」
気になりながら先延ばしにしてまして
大人のダークファンタジーです。
原作は17世紀のイタリア民話集(約50話)で
その中のペンタローネ(5日物語)からピックした話を
一遍にまとめたものらしい。
キャストはけっこう、有名どころですね。
まずは
子供がほしい王妃の物語から
魔法使いが言うには
海に棲む怪物の心臓を食べれば
一日のうちに子供が授かると言う。
怪物の心臓と引き換えに王は命を落としてしまうが
王妃は心臓の方が大切。
その心臓を
人目に触れることなく生娘が調理し食さなければならない。
命じられた娘は調理するとともに
王妃は食するとともに
どちらも、その夜に男子を出産。
双子のような二人は
王子と使用人ではあるが、無二の親友として成長する。
しかし
王妃はそれを決して許さない。
◇
次は
若さと美貌を取り戻し王の愛に応えたい老婆、
ドーラと妹のおはなし。
ある夜、
美声に誘われてその主の家を訪れる王だったが
美声の主(老婆)はなかなか姿を見せてくれない。
さんざん、王をじらした挙句
ついに約束の夜、暗闇に紛れて王と一夜を共にするのだが
その正体を暴かれ窓から捨てられてしまう。
それを助けてくれたのは
ひとりの魔女だった。
その後
イノシシを追って森に入った王は
赤毛の美女にひとめぼれしてしまうが
それは
若返ったドーラの姿だった。
そのドーラが王妃となる夜、彼女は妹を城へ招待する。
「どうやって若返ったの?」
「私にも教えて」と妹にせがまれ
「皮を剥いだのよ」とドーラは嘘をつく。
それを信じた妹は。。
◇
最後は
大人の世界に憧れ城を出たいお姫様
ヴァイオレットのおはなし
ひとり身の王は
まだ幼いからという理由で、なかなか娘を手放そうとしない。
娘、ヴァイオレットは外の世界を知りたくてウズウズ。
まだ見ぬ殿方との恋愛に憧れ
結婚相手を探してくれと頼んでも王は上の空
それどころか
一匹のノミを自室で密かに育て
ペットとして溺愛していた。
やがて
巨大化し過ぎたノミの寿命が尽きてしまうと
王はその皮を剥いで
「何の皮か当てたものに娘を嫁がせる」と宣言。
絶対に当てることはできないと信じていた。
しかし
言い当てたものが現れたのである。
オーガ(鬼)だった。
娘は父の不手際のため怪物のもとへ。
新居は断崖絶壁にある狭い洞窟
床には様々な骨の残骸
自力で脱出することは不可能。
泣いてばかりいたヴァイオレットだがある日、抜け出せるチャンスがやってくる。。
それは、あまりにも過酷だったが彼女は「自由」のために決して諦めなかった。
予告編
ちゃんとしたレビューを書こうかなと思いましたがこの記事がわかりやすいかと。
ここ
ノミの息づかいや発する声を初めて聴きましたわ(笑)
17世紀って、きっと身近な生き物だったのね^^;
こういうおとぎ話の類は
教訓的なものや風刺的な意味がありがちですが
この作品もそんな要素を含みつつ
悲哀と滑稽に満ちても、なお逞しい「女」
を感じさせます。
母性や権力にとらわれた女が
身を滅ぼしてしまうのはよくある話だし
老婆は嘘をつかず、避けられない老いを
受け入れていれば
姉妹ともに妄想に狂わなくて済んだし
ヴァイオレットのように
親の都合で捨てられる娘は
昔から世界中にたくさん存在している。
三つの物語の登場人物たちは
ラストで集うことになるのですが
彼らの頭上高くで綱渡りをする人物を
皆が見上げています。
これは、なんだか象徴的でした。
この物語の救いはヴァイオレットかな。
ラストの彼女の微笑みは
女性のあらゆる能力や可能性を示唆しているよう。
以上、簡単な私見でした。
配信鑑賞なので
もう一度観て確認しようと思いましたが時間的にアウト!
なので、記憶違いはご容赦くださいませ^^;
そうそう
映画の城や岸壁はセットではなくロケだそうです。
中には
世界遺産のお城などもあるらしく
そういう面では
目にも楽しい映画ではないでしょうか。
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